モノが多くて収納が大変という方が、ほとんどではないでしょうか?
でも、さまざまな理由や想いがあって捨てられない。。。
これもまた事実ではないでしょうか?
このようなことを解決すべきエッセンスは、これまで色々な切り口でお伝えしてきましたね。
今回は、「モノを増やさないコツ」というテーマでお届けしますが、ここを意識することができればモノの持ち方も考え直すきっかけにもなりますし、ショッピングでも変化が出てきます。
どうしてこんなにモノが増えたのだろうとネガティブになるよりも、大切なのは今・そしてこれからです。
過去を後悔することよりもその反省を活かし、今・これからの本当に必要なものだけを選びとりましょう。
モノは、誰かの手によって家の中に侵入してきます。
多くのモノは、欲しいという欲求が働いて、また必要に迫られて自らが対価を払って購入します。
ですがそうではないモノもあります。
例えば、ノベルティ。
「ラッキー♪」とつい手が出てしまいますよね。
また、サンプルも大量にありませんか?
化粧品のサンプルなど、試してみたいと思いさらに本当に使用するならばOKでしょう。
しかし化粧ポーチやサニタリールームの引出しの中にいつ・どこでもらったのか記憶にないくらい溜めこんではいませんか?
街中で配布しているポケットティッシュ、コンビニでもらうお箸やスプーン・フォークも該当します。
タダだから・入れてくれたからと言っても、持ち帰ってきたのはご自身もしくは家族です。
これを防ぐことはとても簡単です。
それは「結構です」の一言なのです。
たった一言の「結構です」という言葉で、モノの侵入を防ぐほか、エコにも繋がります。
続いて、一見自分の意思とは関係なく勝手に送られてくると思われがちなのは郵便物。
ダイレクトメールがその代表例ですね。
一方的なように囚われがちですが、必要ないのであれば面倒と思ってもお断りの連絡を入れることをお勧めします。
暇な時に見ようかな?と一旦家の中に侵入させると意外と居座るのが書類です。
このような繰り返しであっという間にモノが増えるのです。
「タダ」はお得なようで実は大敵でもあるのです。
手に負えなくなって大片づけをしなくてはいけなくなるくらいなら、電話やメールの一本の方がずっと楽な作業ですよね。
このように小さな意識の積み重ねにより、普段のショッピングでも意識が変わってくることでしょう。
まずはお得だからと「とりあえず」買うことが減るはずです。
暑さが一層増しているこの時期に大きなモノの作業は億劫ですが、これはすぐにでも実行できることです。
小さな意識の積み重ねこそが、大きな変化をもたらしてくれることでしょう。
羽鳥 ともえ 【tranquillo主宰】
記事テーマ
現代の社会は、「モノ」「情報」の量が非常に多く、自分にとって本当に必要なモノは何か?と判断することが難しい時代です。「モノ」「情報」に支配されることなく、自らが選び取り、上手く付き合うことが大切です。モノで溢れかえる自宅をスッキリさせ、自宅が一番落ち着く場所・家族の笑顔が満ち溢れる場所にする方法をお片づけのプロがお伝えしていきます。