何をするにも気持ちよくおこなえる、そんな季節になりましたね。
心地よい暖かさが、少しずつ、やりたいと思っていたことに背中を押してくれそうな気がします。
もし、何かが引っかかって行動に移せないのであれば、目的を見失っているのかもしれません。
今回は、テーマをお片づけとし、原点にかえり本当に片づけたいのか?を今一度考えてみましょう。
「片づける」を検索してみると、物を適当な場所にきちんと入れ納める。乱雑に置かれている物をまとめ整える。と明記されています。
一般的にはそう言えますね。
では、あなたは今本当に片づけたいですか? また、それはなぜですか?
この質問は、自分でも知らなかった価値観を見いだせることにもなりますので今一度考えてみてください。
ご自身の本当の心の声を文字化してみましょう。
それが自分の辞書の「片づける」という意味になります。
このような質問をすると、
①部屋が散らかっているから
②ものが多くて探せないから
③家族に文句を言われるから
・・・・・・・
などといった答えが返ってくることでしょう。
例えば②は、物が探せないという不便を感じているので、片づけられればその問題はクリアになります。
しかし、多少散らかっていたとしても不便を感じていないのであれば本当に片づけたいと思っていない場合もあります。
体裁を気にしたり、片づけられないことがダメな主婦だと思い込んでいるだけかもしれません。
このような場合は、片づけたらこんなメリットがある!とご自身にプラスになることを見つけることが一番です。
「モノを出して仕舞う」という一連の作業の仕組みができることで、生活はぐんと楽になるになるのです。
取り掛かるまではなかなか重い腰をあげられないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、一度仕組みができてしまえばしめたもの!
その後は楽チンな生活の始まりです。
このように片づけの先に待っていることは何かを考えたり、片付けたあと綺麗な空間で何がしたいかなどを考えることにより、ご自身の価値観を再認識でき、片づけの先にある目的に向かって動き出せます。
「片づけ」というキーワードを耳にするだけで憂鬱になっていた方もいらっしゃるかもしれませんが、こう考えてみると不思議とやる気が出ませんか?
ご自身の本当の「片づける」意味、是非見つけてみてくださいね。
羽鳥 ともえ 【tranquillo主宰】
記事テーマ
現代の社会は、「モノ」「情報」の量が非常に多く、自分にとって本当に必要なモノは何か?と判断することが難しい時代です。「モノ」「情報」に支配されることなく、自らが選び取り、上手く付き合うことが大切です。モノで溢れかえる自宅をスッキリさせ、自宅が一番落ち着く場所・家族の笑顔が満ち溢れる場所にする方法をお片づけのプロがお伝えしていきます。