梅雨の季節になりましたね。
梅雨のこの季節は、小さなお子様を雨の中歩かせることができなくて予定通りにいかないなんてことも、しばしばあるのではないでしょうか?
そんなときでももっと楽に、もっと笑顔になれる時間整理術を前回に引き続きお伝えいたします。
前回の記事では、一日の優先事項を決めましょうということをお伝えしました。
あれもこれも大事だし大切だと思っていると、なかなか自分の優先事項を決めることも大変です。
ここで、優先事項の決め方をご紹介します。
水槽があります。
ここに、水・砂・砂利・石・大きな石を入れていくとします。
どういう順番で入れていくといいでしょうか?
水→砂→砂利→石→大きな石
という順番だと最後の大きな石をいれたとき、水や砂が溢れ出てしまう可能性があります。
大きな石→石→砂利→砂→水
の順番だと、小さいものを加減しながら全てを入れることは可能ですよね。
大きな石を「最優先事項」とし、水・砂利・砂・石を日常の何気なくしている行動と考えてみてください。
大きな石=最優先事項を決定し、水槽の中に入れてしまえば、水や砂など=日常の行動(テレビを観る時間・メールをする時間など)を加減していくことで、イメージしやすくなりませんか?
そして、この「大きな石」=あなたにとっての最優先事項は何でしょうか?
あなたの人生における最優先事項でもいいですし、イメージしにくい場合は、その日一日の最優先事項でもいいでしょう。
ゆとりある生活をするためには、時間に追われないことが一番です。
時間に余裕がない方は、緊急にしなければいけないことがたくさんあるのではないでしょうか?
時間管理には、緊急ではなく重要なことを多くすることがコツです。
緊急を減らし、事前に済ませられること・下準備できることなど、わざわざ長時間スケジュールを空けなくても小分けにできることは少しずつやっていきましょう。
そして、緊急でもなく重要でもないということは、もしかしたら「やらなくてもいいこと」、TODOリストから外してもいいことだともいえます。
このように分類することで、日常当たり前にやらなくてはいけないと思い込んでいたことが実はそうではなく、やらないことでスムーズにいくこともあるのです。
①「大きな石」=最優先事項を決めること
②緊急ではなく重要を増やす
この2点をご自身で分析し、是非行動に移してみてください。
行動の変化は心の変化にも繋がります。
時間に追われイライラしてしまうということが少しずつ減っていくことで笑顔が増え、家族団欒の時間が増えていくといいですね。
羽鳥 ともえ 【tranquillo主宰】
記事テーマ
現代の社会は、「モノ」「情報」の量が非常に多く、自分にとって本当に必要なモノは何か?と判断することが難しい時代です。「モノ」「情報」に支配されることなく、自らが選び取り、上手く付き合うことが大切です。モノで溢れかえる自宅をスッキリさせ、自宅が一番落ち着く場所・家族の笑顔が満ち溢れる場所にする方法をお片づけのプロがお伝えしていきます。