「思い出の品」
誰にでもあるのではないでしょうか?
使わないけれど、捨てられない・・・
なぜかというと、思い出の品には「感情」が入るからです。
ですから、思い出の品は整理するのに一番難しいかもしれません。
今回は、難易度の高い「思い出の品」の整理方法をお伝えします。
自分の頑張った証となる表彰状・トロフィー・楯などの、名誉ある品はとても自分にとって価値あるものですよね。
お金で買うことのできないモノですし、何かほかのモノと換えるといったことも不可能。
だから、どうしていいのか分からなくなってしまう方が多いようです。
いつも眺めていたいと思いますか?
保管しているだけでいいですか?
子どもの作品は、みなさん悩まれている方が多いようです。
特に就学前の幼稚園児・保育園児の作品は、大きくてなおかつ形もいびつで、保管するにはスペースをとってしまいます。
こういった作品は、写真に収めることをお勧めします。
作品用のアルバムを作るのもいいですね。
高価なものも捨てられない方が多いようです。
使わない・着ないとわかっていても、高価だったからもったいないという理由からです。
独身時代に着ていたスーツが例にあげられます。
スーツは一見、流行りのないように思われたり、ベーシックな形だから「何かの時に着るかもしれない。」と思うことが多いようです。
スーツは、一度着て鏡を見てください。
そのスーツを着て、お出かけしたいと思いますか?
そのスーツを着ている自分が好きですか?
以上のように思い出の品も俯瞰してみましょう。
思い出の品があって、自分にとって本当に心地よいものであれば、心おきなくとっておいてもよいでしょう。
無理やり捨てて心に空虚感を抱いてしまったら、本末転倒です。
思い出の品に限りある収納スペースが埋め尽くされているとしたら・・・
もし、過去の思い出に縛られ前に進めないとしたら・・・
本当の思い出は、ちゃんと心の中に刻まれているのではないでしょうか?
思い出の品が、過去に縛られるのではなく、更なる自分磨き・自分が前進できる素敵なモノであってほしいですよね。
羽鳥 ともえ 【tranquillo主宰】
記事テーマ
現代の社会は、「モノ」「情報」の量が非常に多く、自分にとって本当に必要なモノは何か?と判断することが難しい時代です。「モノ」「情報」に支配されることなく、自らが選び取り、上手く付き合うことが大切です。モノで溢れかえる自宅をスッキリさせ、自宅が一番落ち着く場所・家族の笑顔が満ち溢れる場所にする方法をお片づけのプロがお伝えしていきます。