子どもは成長していく中で、さまざまな失敗を経験します。その失敗も、だんだん複雑になってきます。
最初は、ボタンを自分でとめたいけどうまくできない、とかトイレに行くのに間に合わなかった、なんて大人のフォローで徐々に上手くなることがらばかり。
さあ、まずは自分について考えてみましょう。
では小さな例で考えてみましょう。
食事中、ちょっと台所にものを取りにいったら、4歳の子が麦茶のポットをひっくり返していた…!
子どもの気持ちが想像できたら、言葉でも尋ねてみます。
ただ原因&結果をぱっとみて、すぐに決めつけた言葉をかけるとこうなります。
コミュニケーションを研究しだしてから、子どもの気持ちを聴くようにしてみると、じつに彼らがいろいろ感じ、考えていることがわかりました。私とは違う思考をする別人なんだなあとあらためて気づかされます。
私がこんなふうにしようと思い至ったのは幼児期を過ぎ、下の子が小学校に入ってからでした。それでも、彼女はメキメキと、意図と状況などを説明できるようになっていきました。3年生くらいからは反抗期も手伝って、嘘もつくし意地もはるし、かんしゃくも起こしますが、あとから落ち着いて話すことで、和解できる信頼感はお互いにとってとても心強いです。
ココロの声を聴く、聴き方。
高橋 ライチ 【コミュニケーション・カウンセラー】
記事テーマ
子どもたちには、幸せになって欲しい!ママたちの共通の願いですね。豊かなココロを育て、人とつながる「コミュニケーション力」を育み、社会へ送り出しましょう。ブライト・コミュニケーションを実践していくと、ママの人間関係もぐっとラクに楽しくなりますよ。