前回の続きです! 子どもどうしのケンカを「人間関係を学ぶ機会」「ココロを育てる機会」ととらえて、有効な関わり方をしてみましょう、というお話でしたね。
大人が権力を持って裁くのではなく、代わりにできる6つのステップをご紹介しました。
ステップ4は「別の選択肢」や「理想の状態」を考える段階です。
何が起こったか、それについてどう感じたかを整理したあとで、「本当はどうしたかったのかな」と問いかけます。頭で考えさせる、のではなく本人の心の内側にあるものに光をあてて一緒に探し物をするような感覚で聴いてみてください。
ステップ4で本人の希望がみえたら、相手の気持ちを想像することに移ります。
何が起こったのかが整理されて、ママにもわかってもらえて、自分がどうだったらよかったのかもわかって、さらに相手の気持ちや事情を想像したあと。あらためて、尋ねてみます。
ブライト・リスニング講座は、お話の聴き方を学ぶ講座なのですが、これを学んでいる受講生の方の、お子さんのエピソードが印象的でした。受講しているのは大人で、そのお子さんは3歳。講座に同席はしていません。でも、ある時、3歳にして自然とこの対処法をしたそうなんです。
高橋 ライチ 【コミュニケーション・カウンセラー】
記事テーマ
子どもたちには、幸せになって欲しい!ママたちの共通の願いですね。豊かなココロを育て、人とつながる「コミュニケーション力」を育み、社会へ送り出しましょう。ブライト・コミュニケーションを実践していくと、ママの人間関係もぐっとラクに楽しくなりますよ。