おむつケーキの魅力、そしておむつケーキがどんなものか分かっていただけたと思いますので、そろそろおむつケーキを作ってみたくなりませんか?そこで、今回から数回にわたって、おむつケーキの基本・1段ケーキの作り方をお伝えしたいと思います。
これからお伝えする作り方は、初心者が誰でも簡単におうちにあるものを使って作ることのできる作り方です。
初回「その1」は、おむつケーキを作る上で必要な材料、どんなものを揃えればいいかをご紹介します。
おむつの土台を作るために、まず準備していただきたいものは
①おむつ約16枚(サイズに関しては後で説明します)②はさみ③輪ゴム④ポリ袋⑤両面テープ⑥毛糸またはビニールテープ⑦グルーガン⑧厚紙、ケーキ型またはベルト、以上の8点です。
⑦のグルーガンは、スティック状の樹脂を溶かして接着する道具で、熱で溶けた樹脂がのりの役割をしてくれます。冷めれば固着するので、短時間でしっかり接着が可能ですので、1本あると活躍してくれます。ない場合は、両面テープで代用してください。
⑧の厚紙、ケーキ型またはベルトは、おむつをケーキ状に丸くする時に使います。
これだけあれば、簡単に土台が作成できます。探してみれば、全部おうちにあるものばかりだと思います。
おむつには、色々サイズがあり、新生児→S→M→Lという流れで大きくなっていきます。
私が基本のおむつケーキ作成で使用しているのは、Sサイズ。新生児サイズでは、今まで作ったことがないです。その理由は、少しでも長く飾っておきたいから!でもMサイズ・Lサイズで作ってしまうとなかなか崩せず、ケーキに乗せたグッズが使われぬまま終わってしまう可能性がありますよね。
新生児サイズからSサイズへのシフト時期は、だいたい生後約2ヶ月から3ヶ月ごろ。その時期まで記念として飾っていただき、いずれはおむつも上に乗せたグッズも全部使っていただきたい。Sサイズで作るには、そういった理想の考えがあるんです。
おむつにも色々なメーカーがあり、サイズも微妙に違っていたりします。成長するにつれ使うメーカーも決まってくるので、ママが「どのメーカーが一番フィットするかな?」と考える時期のSサイズを使うのがいいという理由もあります。ですのでお好きなメーカーのおむつを使用してみてください。
おむつケーキの作り方は、次回号・その2へ。楽しみにお待ちくださいね。
さて、【今日のおむつケーキ】と題して、これから毎回色んな種類のおむつケーキ作品を紹介させていただこうと思います。
こちらは、春先にぴったりな優しい色合いの3段おむつケーキです。2段目がお子様のおむつを持ち運びできる巾着・3段目がスタイ(よだれかけ)になっています。3段目に飾ってあるラナンキュラスのお花はブーケになっておりますので、解体後お部屋の花束として飾れます。このように、可愛いだけでなく実用的なアレンジもできます。
安永 智奈美 【ベビーマッサージ&おむつケーキ教室「Naturaナチュラ」主宰】
記事テーマ
出産祝いで大人気・アメリカ発ベビーシャワーパーティーの主役「ダイパーケーキ」。その人気の理由は、「華やか・可愛い・実用的」!ダイパーケーキの魅力や作り方のコツ、乗せるグッズの選び方はもちろんのこと、デパートに売っているのとは一味違う、自分で作るからこそ叶えられる「ナチュラオリジナル」なおむつケーキを提案・発信していきます。