ベビーサインの種類をもっと知りたい!と思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、ママが教えたい実用的で人気の高いサインをご紹介します。
手の動き:人差し指をかぎ状に曲げて頬にあて、手首をひねる。
握った手がりんごを、人差し指がヘタを表す。(アメリカ手話)
【りんご】
ママの語りかけ:「【りんご】食べる?」
「(お買い物中など)【りんご】があったよ。」
娘はりんごが大好きですぐにこのサインを覚えました。丸ごと、皮をむいたりんご、すりりんご、果汁もすべて【りんご】のサインを使うことができます。
手の動き:バナナを持つように軽く手を握り、もう一方の手をその皮をむくように上から下へ
2回ほど動かす。(日本手話)
人差し指を立ててバナナを表し、もう一方の手をその皮をむくように上から下へ
動かす。(アメリカ手話)
【バナナ】
ママの語りかけ:「【バナナ】おいしいね」
「(絵本を見ながら)【バナナ】があったね」
上の娘は【バナナ】が苦手だったので自分がサイン世代だった頃は、どんなに私が見せてもサインをしませんでした。でも下の娘が産まれるとバナナをあげながら【バナナ】のサインを教えていたのでびっくり。サインをしなくても覚えていたりするんですね。そんな上の娘は今でも【バナナ】が嫌いです。笑
手の動き:片手の手のひらでもう一方の手をクイクイ回転させる。
クッキーの型抜きをする仕草(アメリカ手話)
【おやつ】教えてもらっている様子
ママの語りかけ:「【おやつ】の時間だよ」「今日の【おやつ】はなにかな?」
娘が、ある日カバンの中におやつを発見!!私の顔を見ながらキラキラした目で、【おやつ】とアピール。とても食べたそうだったので1つあげました。食べ終わったらすぐにまた【おやつ】のサイン。もう1つあげて「【おしまい】だよ。」とお話ししました。食べ終わった後にやっぱりダメだよね?と遠慮がちにまたまた【おやつ】のサイン。微笑ましくなり、ついつい負けてもう1つあげてしまいました。
手の動き:片手で頬を軽く2、3回たたく。(日本手話)
口元で中指をスナップさせながら、手首を前に軽くひねる。(アメリカ手話)
【おいしい】
※本来は片手ですがおいしさのあまり両手で表すことも。笑
ママの語りかけ:「ごはん、【おいしい】ね」
「(赤ちゃんに聞いてみる)【おいしい?】」
ママが教えたい人気が高いサインです。一生懸命作った離乳食を【おいしい】と言ってくれたら作り甲斐がありますよね。【おいしい】のサインは形容詞なので、教える時期を考えてあげるほうがいいでしょう。ベビーサイン教室に通っている方は、先生にコツを聞いてみてください。食べ物のサインはたくさんありますので、もっと知りたい方は、本やベビーサイン教室などでサインを教えてもらえるといいですよ!
三上 千賀 【「ベビーサイン教室」きらり主宰 】
記事テーマ
ベビーサインとは、まだ話せない赤ちゃんとおててを使ってコミュニケーションをする育児法です。 育児ストレスが軽減したり、幼児期の言語能力が高くなったりと沢山のメリットがあります。 そんなベビーサインのお話やベビーサインを中心とした我が家の育児の様子をご紹介していきます。