これまでは、母であり講師である私の目線でお話をしてきました。
今回は、パパ目線でベビーサインについてどう思っているかお話をしてもらいますね。
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夫です。お世話になります。今回は家内からの依頼もあり、パパ目線でサインのお話をさせて頂きます。
素人が公式の場でコメントするのはちょっと恥ずかしいですが、お付き合い頂けると嬉しいです。
家事はまあまあこなせるのですが、育児については正直熱心な方ではありませんでした。一人目が生まれた頃も、仕事の多忙を理由にほぼ家内にまかせっきり。
いつも一緒に居られない、スキンシップは土日のみ、しゃべれない赤ちゃんとコミュニケーションのとり方が分からないんですよね。世のパパの悩みどころです。
そんな頃、ベビーサイン教室に通いたいとママからの相談。大半の家庭ではパパは仕事、ママが子育てに奮闘しているのかと思います。
無責任とは思いますが、ママ友の交流で平日にいない自分の隙間を埋められるのであればとOK、ベビーサイン教室はそんな程度の印象でした。これから似たような「心の隙間?」的商売が流行るんじゃないか、子どもがサインをするなんて「またまた~」と信じられない思いでした。
何ヶ月目頃からか記憶が曖昧ですが、子どもが【ごはん】【おやつ】【もっと】【おしまい】、それから【おいしい】【痛い】【電気】のサインまでし始めたのにはびっくり。
恐るべしベビーサイン!
それまでは何故泣くのか?何がしたいのか?わからない事ばかりでしたが、
基本的な生活面でのコミュニケーションが取れるようになると心にゆとりが生まれてくるんですね。腰痛で悩んでいた家内にも「マッサージ行っておいでよ」とか、「美容院行って来れば」など余裕で言える様になりました。
家内から後で聞いたのですが、パパと娘での留守番用に【パパ】のサインを事前にしっかり覚えさせていたとの事。恐るべしママ!
育児ノイローゼが原因の悲惨な事件をよく耳にしますね。育児をされてる方は、皆さん紙一重の経験があるのではないでしょうか。メンタル面が強い女性でも、1日中家で育児をしていたら精神的に病んでしまうのではと思います。
普段の買い物とは違うお出かけをしたり、ママ友との交流でストレスが軽減されて、家庭円満にも繫がるのであればとてもハッピーです。
パパ的には、子どもとコミュニケーションがとれる様になったのがとても大きかったです。ベビーサイン教室に通った事はありませんが、家内から教わったサインを通じて育児の喜びや幸せを感じられる様になり、より主体的に取り組めたのではないかと思います。
ベビーサインって便利なツールですね。
三上 千賀 【「ベビーサイン教室」きらり主宰 】
記事テーマ
ベビーサインとは、まだ話せない赤ちゃんとおててを使ってコミュニケーションをする育児法です。 育児ストレスが軽減したり、幼児期の言語能力が高くなったりと沢山のメリットがあります。 そんなベビーサインのお話やベビーサインを中心とした我が家の育児の様子をご紹介していきます。