ベビーサインを始めるのにおすすめな時期はいつでしょう?
専門家の意見に多少の違いがありますが、「生後6ヶ月以降」が良いそうです。 6ヶ月を過ぎると、把握反射も消失して手や指の動きを自分でコントロールできるようになります。
また、この頃になると赤ちゃんはお座りもはじめますね。お座りができると視界が広くなり、周囲に関心を持ち始めます。好奇心旺盛なこの時期は、こちらが考える以上に知恵と意志も備わってくるようです。
個人差はありますが6ヶ月頃に始めると平均2~3ヶ月でサインができるようになります。
6ヶ月まで待ちきれない!というママもいらっしゃるでしょうね。 この時期は目線を合わせる練習をしましょう!
赤ちゃんはネンネが基本スタイルなので、アイコンタクトをとるにはとっても良い時期です。ニッコリ微笑んだり、優しく話しかけてあげましょう。ベビーサイン育児は赤ちゃんと目線を合わせるところから始まります。
もちろん、早くからサインを見せ始めても問題はありません。ただ、月齢が低いうちは知的・運動能力面が発達途上のためお子さんからサインが返るまでに時間がかかります。気長に待てる方は始めてもいいでしょう。
いいえ、遅くありません。
お話が上手になってくる2歳前後でも、まだ舌の筋肉や喉の筋肉は完成していません。1歳であれば話せない言葉がほとんどです。
私の教室でも1歳半から通われた生徒さんがいらっしゃったのですが、「ベビーサインでの会話がとても役に立った。やって本当に良かった。」とお話してくださいました。まだまだベビーサインを使える場面がたくさんありますよ。
次回は、「ベビーサインの種類(基本編)」をご紹介します。お楽しみに!
三上 千賀 【「ベビーサイン教室」きらり主宰 】
記事テーマ
ベビーサインとは、まだ話せない赤ちゃんとおててを使ってコミュニケーションをする育児法です。 育児ストレスが軽減したり、幼児期の言語能力が高くなったりと沢山のメリットがあります。 そんなベビーサインのお話やベビーサインを中心とした我が家の育児の様子をご紹介していきます。