「ベビーサイン」という名前は、アメリカのリンダ・アクレドロ博士と、スーザン・グッドウィン博士がつけたものです。1990年代中頃からアメリカで広まり、日本では2000年代に入ってから少しずつ知られるようになりました。
2000年に、現在NPO法人日本ベビーサイン協会理事長の吉中みちるさんがご自身のお子さんに実践し、その体験をご主人と一緒に「親子で楽しむベビーサイン」という書籍にしたのがきっかけです。その後、両博士が代表を務める「アメリカ ベビーサイン社」の世界で初めてのパートナーとなり、2004年、ご夫妻を中心にNPO法人日本ベビーサイン協会が設立されました。
その後、全国各地で教室やイベントを展開し、今では「ベビーサイン」という言葉が育児世代で広く知られるようになりました。
なんで泣いているんだろう?何が伝えたいんだろう?と思ったことはありませんか?
赤ちゃんにも意志があります。でもそれをうまく伝える方法がないのです。ママも赤ちゃんも、もどかしい思いをしますよね。
まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと
簡単な手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションする
こんな夢のような事が出来たらステキだと思いませんか?
本当に赤ちゃんとコミュニケーションができるのか?というと、「できます!!」
しかもとても簡単にできます。
それは、ママや周りの人の語りかけに「手の動きを添える」だけなのです。
その「手の動き」=「ベビーサイン」なんです。赤ちゃんもその動きを覚えて、コミュニケーションをしてくれるようになります。
次回、「いつからはじめたらいいの?」というお話をご紹介します。お楽しみに!
三上 千賀 【「ベビーサイン教室」きらり主宰 】
記事テーマ
ベビーサインとは、まだ話せない赤ちゃんとおててを使ってコミュニケーションをする育児法です。 育児ストレスが軽減したり、幼児期の言語能力が高くなったりと沢山のメリットがあります。 そんなベビーサインのお話やベビーサインを中心とした我が家の育児の様子をご紹介していきます。