年末年始は楽しいお席も多く、飲み過ぎ食べ過ぎで身体が重いという方多いのではないでしょうか?1月7日 人日の節句の朝に七草粥を食べて、お正月に疲れた胃腸を労わり、不足したビタミンを補い、これから始まる新しい1年の無病息災を祈るという慣習もありますね。
七草もいわば和のハーブですね。我が家は7日の夜にいただきましたが、まだまだ身体が重たい私は、毎日飲んでいるハーブティーを、消化機能アップ、毒素排出を意識したブレンドにしています。
今回は、食べ過ぎてしまったけれど、リセットしたい!
という時に摂るとよいですよというメディカルハーブをご紹介しようと思います。消化を助けてくれるハーブや、巡りをよくしてくれるハーブ、代謝をあげてくれるハーブ、排出を促してくれるハーブなどいろいろとあるなかで数種類をご紹介!
暴飲暴食をしてしまうと、胃腸が酷使されそれがお肌にトラブルとなって現れたり、風邪など体調を崩してしまいがちになります。また、食べ過ぎて消化しきれなかったものが身体に溜まり、それが老廃物となって血流の妨げになったりもします。流れをよくして排出を促してくれるメディカルハーブを摂り、早め早めのリセットを心がけたいものですね。
右上より時計回りで各ハーブの特徴を紹介します。
体内の余分な水分や塩分、脂肪の排出を促してくれるダンディライオン。
胃腸や全身を温めてくれるジンジャー。食物の消化吸収を助けてくれます。
お腹に溜まったガスを排出する駆風作用のあるフェンネルは、むくみ解消などに効果的です。
利尿、発汗作用を期待できるジュニパーは、体内に溜まった毒素の排出に役立ちます。
整腸作用があるペパーミントは胃もたれを改善してくれます。すっきりと爽やかな飲み心地。
消化促進を期待できるレモングラスは、少しの酸味がありレモン風味でとても飲みやすいです。
そして、緑茶。 ポリフェノールやカテキンが細胞のガン化を予防するということも科学的に立証されています。 活性酸素除去による老化防止や腸の蠕動運動の活発化の他にも、心臓病のリスクを軽減したり、免疫力アップに繫がったりと、『緑茶を飲んでいると薬いらず』と言われることもある程です。
含まれるタンニンの脂肪を分解する働きによって肥満防止にもなるので、食べ過ぎの時にもよいですね。日本人である私たちは、毎日生活のどこかのシーンで緑茶を飲んでいますので、この緑茶に、上記のおすすめハーブをブレンドするのもよいかと思います。
ハーブティーの淹れ方は基本紅茶と同じです。 蓋をしてしっかり3分程蒸らしてください。上記のハーブですと、フェンネルやジュニパーは、5分程抽出してくださいね。
ダンディライオン、ジンジャー、フェンネル、ジュニパー、ペパーミント、レモングラス、緑茶を、
1 : 0.5 : 0.5 : 1 : 2 : 3 :2の割合でブレンドしたものがお気に入りです。
香ばしくてとっても飲みやすいですし、身体の内側からポカポカと温まってくるのを感じていただけると思います。ぜひいろいろなブレンドをお試しくださいね。
2014年もどうぞよろしくお願い致します。
山下 美紀 【Kahua~relaxing on earth~主宰】
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香りがあると心に余裕ができたり当たり前の日常がキラキラと特別なものになります。お気に入りの香りを部屋に芳香したり、お掃除や日々のセルフケアにアロマやハーブを用いたり。ほんの一滴が心の栄養になることってあるんですよ。植物の力で外側からも内側からも美しく健康でいられる、暮らしが楽しくなるそんな方法をお伝えします♪