だんだん陽射しも初夏を思わせる日が増えてきましたね。
5月は一年のうちで最も紫外線の強い時期だと言われています。
そして、夏に向けて汗をかきやすい季節でもあります。
今月は、そんな季節に嬉しい「ハーブティーで作るゼリー」をご紹介しようと思います。
暑くなり始めると我が家でもちょくちょく登場する見た目もおしゃれなハイビスカスゼリーです。
ハイビスカスティーとは、爽やかな酸味のあるハーブティーで、アントシアニン色素(ヒビスシン)による鮮やかな色が素敵な人気のお茶です。
ハイビスカスはエジプトが原産のハーブで、その名前は、エジプトの美の女神ヒビスに由来しています。
ハイビスカスティーとして使われるのは、ローゼルという種類で、花の咲いた後の萼の部分を用います。
梅干しにも含まれるクエン酸がハイビスカスには豊富に含まれています。クエン酸は、体内に入ると筋肉に溜まった疲労物質である乳酸の排出に役立つことが分かっています。
夏バテの予防や疲労回復にはぴったりのハーブティーですね。
ゼリーにするのはちょっと面倒、というのであれば、ハーブティーとしてそのまま飲まれてもよいですね。
夏は、濃いめに出したハーブティーを氷を入れたグラスに一気に注いでアイスハーブティーでもさっぱりします。
2012.6月の記事にて写真のアイスキューブの作り方掲載しています。
よければ参考にして下さいね。
ビタミンCの爆弾といわれるローズヒップ。ビタミンCはレモンの60倍とも言われていますね。
ハイビスカス自体にはそれほどビタミンCは含まれていないので、このローズヒップと一緒にブレンドされることをおすすめします。
※クエン酸などの植物酸は、ビタミンCとともに取ると吸収がよくなります。
ハイビスカスとローズヒップとのブレンドティーは、新陳代謝を高め、疲労回復を促し、日焼けによる肌荒れを改善したり、健康な美肌を保つ、夏に最適なハーブティーなのです。
では、ハイビスカスとローズヒップのハーブティーを作ってみましょう。
割合は好みもありますが、1:1で始めてみてはいかがですか?
一人分(ティーカップ1杯分)はティースプーン小さじ山盛り程度です。
ハーブティーを淹れたら、アガーもしくはゼラチンで固めてゼリー状にします。分量は何を使うかによって異なるのでゼラチンならその方法に従ってくださいね。
(分量は箱などに書かれています)
ゼリーが固まったらクラッシュ状にして器に盛り、100パーセントフルーツジュースを注ぐだけ♪
最後の仕上げはミントの葉っぱ♪
あっという間に見た目も綺麗で美味しくてビタミンミネラルの豊富なメディカルハーブゼリーの完成です!
この他、白ワインをハイビスカスのハーブティーで割ったり、ペリエなどの炭酸と濃いめのハイビスカスティーをブレンドしてカクテル風ドリンクを作ったり、様々なアレンジを楽しみつつ、美容にも健康にもよいのは嬉しいですよね。
オリジナルレシピをあれこれ考えるのも楽しいですよ♪
山下 美紀 【Kahua~relaxing on earth~主宰】
記事テーマ
香りがあると心に余裕ができたり当たり前の日常がキラキラと特別なものになります。お気に入りの香りを部屋に芳香したり、お掃除や日々のセルフケアにアロマやハーブを用いたり。ほんの一滴が心の栄養になることってあるんですよ。植物の力で外側からも内側からも美しく健康でいられる、暮らしが楽しくなるそんな方法をお伝えします♪