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冬のお風呂に欠かせないアロマ/2012年1月

冷えとは?

年が明け、ますます寒さ厳しい今日この頃、身体の冷え気になっていませんか?楽しかった年末年始の後に待っているのは、不規則な生活による免疫力の低下ではないでしょうか。

 

免疫と冷えは密接に関わっています。

• 手先足先がジンジン冷える

• 全身の冷えを感じる

• 手足の冷えが気になりなかなか眠りに就けない

など。こういった症状を冷え性と言います。

このような冷えを感じている方、女性に多いと言われています。(冷え性は男性には関係のない症状という訳ではありません)

 

熱を効率的に作り出すのは筋肉なので、男性より筋肉量が少ない女性の方が冷えやすいと考えられるからです。

さらに、女性の方がスカートなど体を冷やしやすいファッションをしやすいこと、それから、バランスを崩しやすい女性ホルモンの影響により自律神経が乱れやすくなることが女性に冷え性が多い原因と考えられています。

 

冷えは主に、抹消血管の血行障害によって起こります。冷え性の症状はその人によって異なりますが、冷えて辛いという点で共通しています。

 

『冷え性』は、遺伝的性質とも言われてきましたが、それだけではなく、生活習慣や生活環境によるところも大きいことが分かっています。また、冷えが慢性的な病気に繫がることも分かってきていることから、『冷え症』と表記されることもあります。(西洋医学、東洋医学的な違いで使い分けられることもあります)

 

身体が冷えていると血行も悪くなり、全身にうまくエネルギーが届けられず免疫力も低下します。その結果重大な病気に繫がってしまうこともあるのですから、冷えを放っておくわけにはいきません。

 

では、身体が冷えないために私たちは日頃からどんなことに気をつければよいのでしょう。

冷えない環境づくり

冷え性を改善するには、身体を温めることから始めましょう。

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まずは冷えない環境づくりが大切です!

 

最近では、冬でも夏と変わらないようなファッションの方を見かけることが増えていますが、寒い冬にはできるだけ露出を控え、首や手首、足首、お腹周りの防寒に気を使いましょう。

 

また、運動不足は熱を作り出す力が減っていくので冷え性の原因となります。運動をすると身体の筋肉が動き血液の流れがよくなるので、適度な運動も必要です。

 

それから、食事面も気をつけていかなくてはなりません。食材にはカラダを冷やすもの、あるいは温めるものがあります。

なすやきゅうりなどをはじめとする夏野菜や冷製サラダ、南国産のフルーツなどは身体を冷やしますので、採りすぎないように注意が必要です。身体を温める食材を意識して採っていくとよいですね。

 

それから、お風呂でしっかり身体を温めることです。入浴が習慣となっている私たちにとってはとっても簡単なことですよね。

 

このように、毎日の生活でほんの少し『身体を温める』ことを意識するだけでも、冷えは改善されていきます。

お風呂の効果

日本人に生まれ、日本に暮らす私たちは、入浴は毎日の習慣です。

シャワーだけで済ませているという方は、今日からはぜひ浴槽にお湯をはりしっかりつかるようにしてくださいね。

 

入浴には以下のような嬉しい効果が期待できます。

 

■温熱効果
身体が温まって血行が良くなります。
・熱めのお湯(目安は42℃以上)……交感神経を刺激し、心身を活動的にする
・ぬるめのお湯(目安は39℃以下)……副交感神経を刺激し、心身を落ち着かせる


■浮力効果
浮力を受けて軽くなった身体は、次第に筋肉や関節の緊張がほぐれてリラックスします。

 

■水圧効果

入浴中は胴回りを3~6cmも縮めるほどの水圧がかかっています。この水圧により、足元に滞っていた血液が押し上げられ、血液の循環を促進します。

 

この3つの効果はうまく機能していて、水圧効果によるポンプ作用が、温熱効果で温まった血液を浮力効果で緊張から開放された全身にめぐらせます。その結果、身体が温まる、というわけです。

 

 

こうした入浴の効果にアロマセラピーの力をプラスすることで、さらに血液の流れが良くなり身体が芯から温まり湯冷めしにくくもなるんですよ。

 

では、どのようにアロマをプラスするのか、次でお話ししますね。

お風呂にアロマをプラス

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寒い季節には特に楽しみなバスタイム♪

一日の中での絶好のリラックスタイムでもありますよね。

 

このバスタイムにアロマを利用しない手はありません!

 

精油には血行促進作用を持つもの、リラックスモードに傾けてくれるもの、筋肉の張りを和らげてくれるものなど、嬉しい働きを持つものが多くあります。

こうした精油を使って入浴剤を作ります!

 

さて、精油を入浴に利用する時に気をつけていただきたいことがあります。それは、精油だけを直接浴槽に入れないということです。精油は水(お湯)には溶けない性質なので、お湯の表面に精油が浮き、それが皮膚に触れてトラブルのもととなることがあるからです。

 

必ず、天然塩、はちみつ、植物油、乳化剤、牛乳などに混ぜてから浴槽に入れて下さいね。

 

私のオススメは天然塩に精油を混ぜたアロマバスソルト♪

 

お塩には温熱効果があり、身体をゆっくりと芯から温め発汗を促す働きがあります。このときに体内に必要なミネラルも流失しますので、ミネラル豊富な海水の天然塩を使ってくださいね。

 

お風呂、お塩、アロマの相乗効果で、身体の内側からゆっくりと温められ、さらには香りによる嗅覚刺激も加わりとっても心地よいバスタイムとなりますよ。

アロマバスソルトレシピ

では、実際にアロマバスソルトを作ってみましょう♪

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作り方はとっても簡単!

 

天然塩120グラムに精油を20滴入れてよ〜く混ぜるだけ!(約4回分のレシピです)

 

 

《冷え対策ブレンド》

A) ローズマリーシネオール 12滴  

スイートオレンジ 4滴  ジンジャー 4滴

B)   カモミールローマン     4 滴   ジュニパー 4滴  

ラベンダーアングスティフォリア 12滴 

 

※1回分ずつ作るときは、天然塩30グラムに精油5滴を混ぜて下さい。

(入浴時に浴槽に入れる精油は最大で6滴までです!)

 

 

精油の力も借りながら、バスタイムをかしこく利用してみてくださいね。

Mama's profile/プロフィール

山下 美紀

山下 美紀 【Kahua~relaxing on earth~主宰】

記事テーマ

『ママの工夫で家族が健康に過ごす!アロマとハーブで暮らし快適術』

香りがあると心に余裕ができたり当たり前の日常がキラキラと特別なものになります。お気に入りの香りを部屋に芳香したり、お掃除や日々のセルフケアにアロマやハーブを用いたり。ほんの一滴が心の栄養になることってあるんですよ。植物の力で外側からも内側からも美しく健康でいられる、暮らしが楽しくなるそんな方法をお伝えします♪

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