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気温も高くなり、緑美しい季節、たくさんのハーブ苗が店頭に並び始めましたね。

我が家のお庭にも、何度も何度も寒い冬を越してまた美しい緑を見せてくれているハーブや、タネで増えたハーブ、新たに仲間入りしたハーブなど、気がついたら50種類以上のハーブが元気に育っています。

ハーブには、抗酸化、生活習慣病の予防として近年注目されてきているフィトケミカル成分がたくさん含まれています。（詳しくはまたいつか記事にしたいと思います）こうした意味からも、少しでも多くの方に、ハーブを日常生活に取り入れていっていただきたいと思います。

今回は、あると便利、しかも手間いらず！　山下美紀のおすすめハーブをご紹介します。ハーブをお家で育ててみませんか？

お茶やお料理、季節のおもてなしに、植物の恵みを取り入れていきましょう。

まずはミント系ハーブ！

ミントといっても、ペパーミント、アップルミント、パイナップルミントにオレンジミントなどいろいろありますが、個人的にはクセのないアップルミントが使いやすくてお気に入りです。

お湯を注いでフレッシュハーブティーとしていただくこともできますし、お水にミントの香りをつけると喉越しすっきりで暑い季節には嬉しいお冷やが簡単に完成します！

ミントは繁殖力旺盛ですので、ガーデニング初心者の方は、鉢に植える場合は単独で植えられる方がよいかと思います。混植すると他の植物をダメにしてしまう可能性が高いのです。

また、地植えの場合も、下の写真のように鉢に植えてから地面に埋め込むと、他の植物の根を荒らすこともありません。

繁殖力旺盛なミントの嬉しいところは、切ったものを水につけておくと数日で根っこが出てくることです！

この枝葉を土に植えるとしっかり根付いてまた新たな株として成長してくれるのです。

もう一つおすすめのハーブはレモンバーム。別名メリッサともいい、ミツバチの大好きなハーブなんですよ。このハーブからとれる精油はローズやネロリほどではありませんが、高価なことで有名です。

このレモンバームは、先ほどご紹介したミント系ハーブとハーブティーとしてのブレンドの相性がよく、私も頻繁にフレッシュハーブティーとしていただいています。

ハーブは基本的にお日様大好きで、日陰では元気がなくなりうまく育たないものが多いのですが、このレモンバームは木漏れ日程度の日が当たる場所であれば充分元気に育ってくれます。お茶以外では、我が家ではフォーの上にトッピングしたりもしています。

では、最後にお料理用ハーブのオススメです。

さっと手の届く場所にあると嬉しいハーブとして、我が家ではバジル、イタリアンパセリ、パセリの寄せ植えを利用しています。

バジルはまたちょっと違いますが、『なくてもよいけれど、あると便利！でもそれだけをわざわざ買いには行かないかな』というハーブたちです。(我が家では)

キッチンに窓のあるお宅では窓辺の日の当たる場所で管理されるとよいかと思います。

この他、コネギの様な用途で利用できるチャイブも我が家では欠かせないハーブです。

お気に入りのハーブを見つけてみて下さいね。