吸水性スポンジがない時代には苔にお花を挿してアレンジを作っていました。
苔というと和のイメージが強いですが、フランスでは現代でも、お花と一緒にアレンジしたり、苔玉を作ってアレンジの中に入れたり色々な使い方をします。今回は生苔を器にしたアレンジを作ってみましょう。
苔はネットショップなどから購入することが出来ます。
<材料>
苔パック、オアシス1/3 、バスケット、#22ワイヤー
バラ2種10本、スプレーカーネーション、粟3本、ステンクーゲル3本、サンキライ、
ゼラニウム
<作り方>
1.バスケットより一回り小さくオアシスをカットする。5cmにカットしたワイヤーをU字に曲げ側面に苔を張りつけ固定していく。
2.オアシスをバスケットの中に入れる。持ち手があるバスケットの場合は手の部分が隠れないようお花を低めに高低差を付けて入れていく。
3.色のバランスを見ながら全体的にお花を入れ粟やステンクーゲル、サンキライを数箇所に入れる。
4.最後にオアシスが見えている部分にゼラニウムの葉を入れて仕上げる。
これからの時期、バラが豊富に出回りますのでぜひチャレンジしてみて下さいね。
色や咲き方が違うバラを何種類か使うと、変化が付けやすいのでお勧めです♪
内田屋 薫子 【花空間プロデューサー】
記事テーマ
幼児期の頃から花に触れることにより、色、香り、感触等の五感を刺激し、季節感や生命の限りを実感しながら子供の心を育てます。その時期の旬の花材を使用し、四季折々の季節を感じながら子供でも簡単に作れるアレンジを連載していきます。親子で気軽にお花を楽しみましょう♪