春のお花のひとつ「ヒヤシンス」
何とも幸せな気分にしてくれる爽やかな香りが特徴のお花です。
香水やアロマオイルにも使用されているヒヤシンスの香りは、
リラックス効果があると言われています。
今回はヒヤシンスを使って春のブーケを作ってみましょう。
ブーケは一般的にスパイラルといって茎ををらせん状に組んでいくのが一般的です。この方法は、初めてのお子様にはなかなか難しいので、今回は束ねて輪ゴムで固定するという方法で簡単なブーケを作ってみましょう。
これならお子様でも簡単に作れますよ♪
<材料>
ヒヤシンス2本、スカビオサ2本、チューリップ3本、パンジー5本、
レースフラワー、ゼラニウム
<作り方>
1. まずは茎のお掃除をします。水につかる部分に葉っぱがあると水が
汚れる原因になりますので15cm程度より下の葉っぱはすべて
取り除きましょう。
全体の長さは25cm-30cm程度にカットしておくと扱いやすいです。
ゼラニウムは葉っぱの付き方に高低差があるので高さを揃えるため
下の方の葉は取り除きます。
二分割出来る長さがある場合は2本に切り分けて使用します。
2. 同じ種類のお花を一か所にまとめグループにしていきながら
手に束ねていきます。この時、お花の近くで持つとお花が折れて
しまうこともありますし、ギュッと小さいブーケになってしまうので
お花より15cm程度下の部分を持ちましょう。
お花をすべて手に持ったら外側にゼラニウムの葉をぐるっと一周します。
3. 輪ゴムで束ねて完成です。
ヒヤシンスは球根の中に栄養分を持っているため、購入した際についている根元の部分はハサミで切り落とさずに付けておくようにしましょう。
この栄養分を残しておくことで、切花でもつぼみまで開花し、花を長く楽しむことが出来ます。
内田屋 薫子 【花空間プロデューサー】
記事テーマ
幼児期の頃から花に触れることにより、色、香り、感触等の五感を刺激し、季節感や生命の限りを実感しながら子供の心を育てます。その時期の旬の花材を使用し、四季折々の季節を感じながら子供でも簡単に作れるアレンジを連載していきます。親子で気軽にお花を楽しみましょう♪