ドーム状のラウンドアレンジメントはお花の教室に通ったことのある方なら一度は作った事があるのではないでしょうか?
今回はフラワーアレンジメントの基本とも言える「ラウンドアレンジ」を作ってみましょう。
ラウンドアレンジはアレンジの基本となる重要な要素が沢山詰まっていますので、
このアレンジを覚えればどんなアレンジにも応用する事が出来ます。
ポイントは中心の一点に向かって花を挿していくことです。
これさえ守っていれば、オアシスの中で交差することなく立体的にお花をアレンジすることが出来ます。
<花材>バラ5本、トルコキキョウ1本、アジサイ1本、アセビ1本、ゼラニウム1本、バスケット、オアシス1/3
<作り方>
1.オアシスをカゴにセットする。この際、器より1cm程度高くする。
2.横の線をゼラニウムの葉で作る。
3.高さの線をバラやトルコキキョウで取る。高さの目安は器と同じくらい。
4.バラ、トルコキキョウ、アジサイ等をバランス良く配置。
すべての花材を中心に向かって放射状にさしていく。
5.オアシスが見えているところにゼラニウムの葉を挿し、丸い形になるよう整えて完成。
隣り合っている花の高さが同じにならないように、また花が平行にならないように
挿していくと自然な立体感が出ます。どこから見ても半円になるようドーム状に仕上げましょう。
内田屋 薫子 【花空間プロデューサー】
記事テーマ
幼児期の頃から花に触れることにより、色、香り、感触等の五感を刺激し、季節感や生命の限りを実感しながら子供の心を育てます。その時期の旬の花材を使用し、四季折々の季節を感じながら子供でも簡単に作れるアレンジを連載していきます。親子で気軽にお花を楽しみましょう♪