好奇心を育てる体験スポットが豊富　科学と文化が融合するものづくりのまち

建設機械のコマツ発祥の地であり、ものづくりの技術にあふれる小松市。科学館や乗りもの博物館、さらに歌舞伎にまつわる体験スポットも豊富。
今回は移住を検討中の読者ファミリーが注目スポットを訪れました。

家族と移住をするなら子育てしやすい所がいい

コマツとその関連会社が多くものづくりが盛んな小松市。今回訪れたスポットは、お子さまが科学やものづくりに興味が持てる配慮がいっぱい。もちろん、山や海などの自然もほどよい距離にあり、のびのびと好奇心を刺激する体験がたくさんできます。

市では幼少期からの一貫したひとづくりを掲げており、幼保こども園から小中高、大学まで公立校を備え、学びの充実に力を入れています。特徴的なのは小中学生による歌舞伎の実演。歌舞伎の十八番のひとつ、「勧進帳（かんじんちょう）」の舞台という土地柄を生かし、演目にある「智・仁・勇」を教育指針にしています。

転勤や異動による人の出入りが多いことから、もともと移住者を受け入れる土壌があるのも魅力。羽田から1時間、2023年には北陸新幹線開業予定というアクセスの良さから、デュアルライフ可能な地としても注目されています。

私たち移住しました

パパは東京、ママは大阪出身で「生産者に近い山で暮らしたい」と思い移住。小松はまちの人が野菜を分けてくれたり子どもに声をかけてくれたり、移住者をすっと受け入れてくれて、人の心が豊かだと感じます。
パパがシェフをするカフェは、地元の漁師さんが持ち込んでくれる釣れたばかりの魚と旬の野菜を組み合わせたメニューが人気。小さな子連れファミリーが集まり友だちもできました。