宮崎県の中央部、海岸沿いに位置し、東は日向灘、西には九州山地がそびえる川南町。総面積のうち、森林と農用地がそれぞれ40%を占め、全国でも有数の食糧生産地となっています。県内屈指の港町で、畜産の町でもあるため、野菜以外にも牛、豚、鶏、魚と自然の恵みを受けた美味しい食べ物がたくさんあります。
旧農林省発行の「戦後開拓史」には、青森県十和田市、福島県矢吹町とあわせて三大開拓地のひとつとして掲載されています。全都道府県から開拓者が集まっていることから「川南合衆国」と呼ばれることも。そういった歴史から、移住者の町として、多様な人を受け入れる温かさがあります。
移住者支援、子育て支援に力を入れているため、近年も県外から移住をして新たな生活を築く人が増えています。
町中心部に位置し、「パンダ公園」と呼ばれる大きな遊具のある広場は、小さなお子さまから小学生まで楽しめます。また、野球場、テニスコートなどのスポーツ施設を備えています。
文化ホールと併設した複合施設「トロントロンドーム」内にある川南町立図書館。絵本の読み聞かせや、レコードコンサートなどのイベントが随時開催されます。
大阪府堺市から、暖かく自然豊かな環境で過ごすために移住をしました。川南町はとにかく食べ物が美味しく、移住者を受け入れる風土があるのがいいですね。海がすぐ近くで、趣味のサーフィンを毎日できる充実した暮らしをしています。
利用した支援制度:地域おこし協力隊
自由に利用できる子育て支援センター(平日9時~16時)では親子で参加できる様々なイベントを開催。
新規就農、創業支援、事業承継を町、商工会、JAなどの関係機関が連携して支援。
未就学児は月300円、18歳まで月1,000円で治療を受けられる。保育料は国の基準額の5割程度まで軽減。
留学費用の2/3、最大50万円を補助。小6の英検ジュニア受験料・中学生の実用英語検定料を公費負担。
夫婦の年齢の合計に応じて戸建ての建設・購入に最大100万円を補助。