Weekly ゴーゴーリサーチ(第1062回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
年々、増加しているといわれる子どものアレルギー。食べ物や花粉、化学物質などいろいろな原因が考えられ、ママ・パパとしては頭を悩ませておられるのではないでしょうか。
そこで、今回はお子さまのアレルギーについて、リサーチを行いました。
今回のリサーチで対象となるお子さまの年齢は次の通りです。
「6歳以上(40.6%)」
「0歳(14.9%)」
「1歳(13.3%)」
「2歳(10.0%)」
「3歳(7.1%)」
「4歳(6.6%)」
「5歳(7.5%)」
お子さまはアレルギーをお持ちか伺うと、「特に症状はない、まだ分からない 」という方が54.7%。今は安心ですが、これから食べられる物が増えていったりすると発症する場合もあるので、分からないですよね。
「はっきりとした症状がある(診断された)」というお子さまは 23.1%。「軽い症状がある(疑われる)」というお子さまは22.2%でした。
全体で見ると、4割以上のお子さまがアレルギー症状、疑いがあるようです。
アレルギーをお持ちのお子さまの症状を伺うと
「食物アレルギー(35.9%)」
「花粉症(34.2%)」
「アトピー・皮膚炎(27.4%)」
「アレルギー性鼻炎(24.8%)」
「ダニ・ハウスダスト(20.5%)」
という結果になりました。
トップは「食物アレルギー」。子どものアレルギーでもっとも多い症状が食物アレルギーといわれ、今回対象のお子さまも多くが症状をお持ちのよう。アレルギーを発症しやすい卵や小麦粉をはじめ、何かしらの食べ物に反応されてしまうのでしょう。
続いては、国民病ともいわれる「花粉症」。低年齢化も進んでいるようで、3割以上の方がチェックされました。
以下は、「アトピー・皮膚炎」「アレルギー性鼻炎症」「ダニ・ハウスダスト」という順に。花粉やダニなどが原因で皮膚炎、鼻炎になったりといったこともあるのではないでしょうか。
・鳥の毛?
お子さまのアレルギー症状が出た年齢は
「0歳(24.2%)」
「6歳以上(21.7%)」
「2歳(15.8%)」
「1歳(14.2%)」
「3歳(12.5%)」
「4歳(8.3%)」
「5歳(3.3%)」
という順になりました。
生まれて初めて食べ物を食べる赤ちゃんは、アレルギーを発症しやすいといわれ、離乳食のスタートと同時に注意されていたと思いますが、「0歳」からアレルギーが出始めたというお子さまが多いよう。
続いては、「6歳以上」。食べる物の種類が増え始め、外での活動も多くなるので、お家では食べていなかった物を口にしたといったことで症状が出始めたのかもしれません。
全体的には年齢にバラつきがあり、アレルギー症状は個人差が大きいこともわかりました。
お子さまのアレルギー対策を伺うと
「食べ物(アレルゲンなど)(42.9%)」
「まめに掃除をする(38.7%)」
「入浴後のスキンケア(36.1%)」
「空気清浄機を使う(28.3%)」
「シャンプーや石けん(21.5%)」
「衣類の素材(17.3%)」
「ペットを飼わない(17.3%)」
という順になりました。
アレルギー対策は、原因となるアレルゲンを避けることが基本。今回のリサーチでは食物アレルギーのお子さまが多かったので、対策としては「食べ物(アレルゲンなど)」に気を遣われ、症状の原因として特定されている食べ物は口にしないことを実践されているのでしょう。
続いては、「まめに掃除をする」。清潔な環境もアレルギー対策には重要なので、多くの方が実践。「空気清浄機を使う」という方もいらっしゃいますね。
お子さまの肌を清潔に保ったり、乾燥を防いで潤いを与えたりするために、「入浴後のスキンケア」を実践されている方も。その際に使う「シャンプーや石けん」や、肌に直接触れる「衣類の素材」に気を遣っておられるようです。
また、「ペットを飼わない」という方も。ペットの毛やダニなどがアレルゲンの場合は飼わないことが対策になりますよね。
・花粉の時期は、ゴーグルとマスク着用
・定期的に病院に通う、肌を清潔にする、夏はお風呂とは別に日中にシャワーを浴びる、こまめに肌の保湿をする、アレルゲンは自分でも確認するように教えている
・外出したら、花粉を払ってから家に入る
・医師の判断で少しずつ食べられる物は摂取している
・市販の鼻炎薬
小児科医にも言われましたが、疲れている時は症状が出やすいようなので、気をつけるようにしています。(むなぞう/千葉県鎌ケ谷市)海の近くに住んでいて、潮風にアレルギー反応が出ているようで、一年中鼻がスッキリすることがありせん。ずっと薬を飲んでいます。(4人のまぁまぁ/千葉県鴨川市)長女は卵で吐いた。病院で極少量から負荷試験をし、半年ほど掛けて許容量を確認。3歳過ぎから、少しずつ火のとおし具合を変えて確認を続けています。(めっこ /神奈川県横浜市)生まれてすぐから湿疹が出て、新生児訪問の保健師さんにアドバイスを頂き、小児科に通うようになりました。ステロイドと保湿剤をうまく使いながら、アトピー性皮膚炎にならないように経過観察しております。秋冬は、乾燥で、さらに肌荒れがひどく出やすいので、こまめに保湿してます。(あさちゃんママ/神奈川県川崎市)小児科でアレルギー検査をして、卵と乳製品の食物アレルギーであると診断されているので、卵と乳製品を使用した食品は与えないように気をつけています。今のところ食物アレルギーの事しか診断されていないのですが、アトピーの私に似て肌が乾燥しがちなので、将来アトピーにならないように入浴後にはしっかりとボディークリームを塗って、肌の保湿をしています。(けろ/島根県松江市)アトピーでは季節の変わり目は肌が荒れやすいし、本人も痒そうです。こまめに肌の保湿をしたり、皮膚科に通ったり、食べ物の栄養をバランス良く食べられるように工夫しています。食物アレルギーは病院で数値を確認してもらっています。本人にはアレルギー表示を自分でも確認するように教えています。もらった食べ物は必ず大人に確認してもらうように言い聞かせています。(るるママ/埼玉県朝霞市)給食でピーナッツを使ったメニューを食べた時、目の周囲が腫れてしまいました。(ピヨリン/北海道旭川市)子どもが軽いアトピー性皮膚炎です。暑い日に症状が出やすく、今年の夏は大変でした。出来るだけ冷房をつけることと、シャワーをこまめに浴びることで対処しましたが、情報源は病院の先生でした。(まん/東京都板橋区)家庭菜園で育てているきゅうりの葉っぱを片付けのお手伝いしてもらったら、腕に蕁麻疹ができたことがあるので、それ以来子どもには気をつけて家庭菜園のお手伝いをしてもらっている(安奈/福島県福島市)花粉症の時期に花粉症になりやすいです。花粉症対策眼鏡やひどい時には薬が飲めるように、家においてあります。(ここあ/愛知県一宮市)ペット(猫)を飼っている実家に帰省すると子どもが鼻水やくしゃみをします。症状は軽症ですが、掃除機やカーペットクリーナーで掃除の回数を増やす、雑巾がけをする、寝具は毎日干す、できるだけのことはやっています。からだの内側から整えることも大切と思い、免疫に関わる腸内環境をよくするために、ヨーグルト、納豆、味噌汁は毎日食べることを続けています。(さんりこ/東京都江東区)1年中、鼻水くしゃみ咳をしています。とにかく耳鼻科に行ってお薬を処方してもらって飲むことです。治るものではなく、付き合っていくものです。(みけねこみーちゃん/鹿児島県鹿児島市)冬になると乾燥してアトピーの症状が出やすくなります。他の季節以上に保湿剤を塗りまくります。(きなこ/岩手県盛岡市)
「子どもの“アレルギー”実態調査」と題したリサーチはいかがでしたか。このリサーチでは定期的に行っているテーマで、毎回多くの投票をいただくことからも、お子さまのアレルギーへの関心度の高さがよくわかります。
今回の結果を見ると、多くのお子さまが食物アレルギーがあるよう。また、大人が多い印象の花粉症のお子さまもいらっしゃいました。症状が出始めた年齢は個人差が見られましたが、0歳からアレルギーという回答が多く、ママ・パパは大変かと思います。
対策としては、特定の食べ物などアレルゲンを避けること。こまめに掃除をしたり、肌を保湿したりとされているよう。また、お医者さんでしっかり検査してもらい、お薬が必要であれば適したものを処方してもらう、何かあればすぐに相談することも大切なようです。
暑さや寒さ、乾燥など季節だけでなく、疲れたり、ストレスがかかったりした時にも症状が出やすいお子さまが多いので、体調管理もしてあげたいですね。
今回も皆さんのご協力をいただき、ありがとうございました。
第1063回の投票テーマは「洗濯物、どこに干してる?」です。
今週もぜひご投票ください。
かゆかゆもぐずぐずもぜ〜んぶ飛んでいくように。ママ・パパとがんばっていこうね・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまの年齢を教えてください。(きょうだいがいる場合は末子をお選びください)
Q2.お子さまにアレルギーの症状はありますか?
Q3-1.「症状がある」方にお伺いします。どんなアレルギーですか?(複数可)
Q3-2.「その他」の場合はどんなアレルギーですか?
Q3-3.アレルギー症状が出たのはいつ頃ですか?
Q4-1.アレルギー対策として気をつけていることや、意識的に実践していることはありますか?(複数可)
Q4-2.「その他」の場合はどんなことですか?
Q5.どんな時に症状が出やすいですか?また、参考になった情報源や実践していることなどがあれば教えてください。
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