Weekly ゴーゴーリサーチ(第1061回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
規則正しく十分な睡眠は、お子さまの健やかな成長に不可欠。ただ、しっかり、たっぷり眠ってほしいというママ・パパの思いとはうらはらに、なかなか寝てくれない、ママ・パパが疲れているときに限ってグズる…と、悩みも多いのでは。そこで、今回はお子さまの寝かしつけについて、リサーチを行いました。
お子さまの寝かしつけが大変と思っていらっしゃるか伺うと、「すごく思った(思う)」という方が半数近くの48.8%でトップ。「何度かあった(ある)」という方が 38.0%で、大変さの度合いや頻度はママ・パパ、お子さまによって異なりますが、多くの方が「寝かしつけは大変!」と感じておられるようです。
寝かしつけが大変と感じたお子さまの月齢・年齢は
「6ヵ月~1歳(44.1%)」
「3ヵ月~6ヵ月(43.8%)」
「0~3ヵ月(34.7%)」
「1歳~1歳半(29.8%)」
「1歳半~2歳(29.5%)」
「2歳~3歳(20.7%)」
という順になりました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日中、寝ていることが多いのですが、生後4ヵ月頃になると「昼は起きて、夜は眠る」というパターンができてくるといわれています。
ただ、そう簡単には「昼は起きて、夜は眠る」とはいかず、多くのママ・パパが3ヵ月から1歳ぐらいまで「子どもの寝かしつけが大変」と感じられている(いた)ようです。
また、0歳から6ヵ月ぐらいまでは、2〜3時間おきに目を覚まし、ミルクをあげたり、あやしたりした後、寝てくれないということもあるでは。
1歳を過ぎると、昼の活動量が増えて、夜は疲れて眠ってくれるようになりますが、その日の体調や気分によって、寝てくれない日もあって、大変なのでしょう。
お子さまの寝かしつけにかかる平均時間は、
「15~30分(34.3%)」
「30~45分(24.5%)」
「45~60分(12.4%)」
「5~15分(12.1%)」
「60分以上(10.8%)」
という結果になりました。
時間にはバラツキが見られましたが、「15分〜30分」「30分〜45分」と、結構長い時間かかるという方が多いですね。中には「60分以上」かかるお子さまも。
「5〜15分」と短い時間で寝てくれるお子さまは少なめでした。
寝かしつけで大変なことは、「いつまでも寝ようとしない」がトップで62.3%の方がチェック。しっかり眠ってほしい、早く寝てほしいのに、なかなか寝てくれないと困ってしまいますよね。しかも、ママ・パパが疲れているときに限って、寝ようとしてくれないということも多く、大変と感じられるのでしょう。
続いては、「何度も起きる(起こされる)」で46.6%の方がチェック。せっかく寝てくれて、ママ・パパも睡眠に入ったのに起こされて、また寝かしつけ……。ママ・パパも睡眠不足になってしまいます。
また、「機嫌が悪い(大声で泣く)」に39.3%の方のチェックが入りました。夜遅いとご近所迷惑も気になって寝かしつけに焦ってしまい、「こっちの方が泣きたいよ〜」という気持ちになってしまうのでは。
・上の子がうるさくて起きる
・お腹をトントンし続けないと寝ませんでした。寝たと思ってトントンをやめると目が覚めてまた1から寝かしつけをしました
・3人子どもがいて、それぞれ寝るペースが違うので困る。下の子が泣くと上の子が起きる
・寝たあとに居ないのに気づくことがあるらしく、体の上で寝たり、体に足を乗せたりと少しでも動いたら起きようとしていた
・双子だったから、一人が泣けばもう一人が起きて泣くというループだった
・母しかダメ
・ベッドに降ろした瞬間泣き出してしまう
・こちらが眠いのに寝られないこと、起きて対応しなければならないこと
・その間自分のことができない(トイレ、ご飯など)
・布団まで行ったらまた遊びが始まってなかなか寝ない
・寝たのを確認しても、数分後にニコニコしながら、起きて来る
・幼児より乳児の方が簡単に寝ていた。布団の中で遊んでいて寝る雰囲気じゃない
きらきら星のオルゴールをかけて、部屋を暗くしてお腹の上に赤ちゃんを乗せてごろごろ転がっていたら寝てくれる。(いちはママ/石川県金沢市)毎日のルーティンを大事にしてます。歯磨きをして寝る前の絵本を2冊選んで、絵本を読んだら電気を少し暗くして寝るというルーティンです。同じことをすることで絵本を読んだら寝るんだなと理解してくれて寝っ転がってくれます。(なつはる/埼玉県八潮市)わが家では、布団に入っても眠るまで平均で45分はかかりました。その状態が3歳代まで、幼稚園に行き出し、昼寝をしなくなると平均10分で寝るようになりました。布団に入っても元気で、よくおしゃべりをしていました。3人で川の字になって布団にて現在も寝ています。(らむー/鹿児島県薩摩川内市)なかなか寝ない時は、部屋を真っ暗にして抱っこでゆらゆらすると寝ることが多いです。(ぴかぴか/兵庫県西宮市)今は1歳になりましたが、低月齢の頃からセルフねんねを意識してたので、ベビーベッドに置いたらスッと寝てくれて助かってます。自分で寝る習慣が当たり前になったみたいです。(もっち/大阪府大阪市)テレビやiPadでキッズ動画を見たがるので、寝室に行く時間は毎日同じにして、事前に声をかけ動画を見せておく。寝室に行ったら絶対に見せない!部屋を暗くして親も携帯は見ない!を徹底している。(ゆーちゃん/富山県富山市)毎日決まった合言葉の様なことを言って、それを言ったら寝る体勢に入る、と身体に覚えさせている。(みあ/新潟県新潟市)まだ月齢が低い頃、抱っこして寝かせそのままベッドに降ろすと泣き出してしまい、また抱っこしての繰り返しになっていました。ベッドに降ろして泣き出した瞬間におしゃぶりを与えるとチュパチュパやりながらすぐに寝てくれるようになりました。(りんりん/岐阜県岐阜市)寝ない時は諦めて、テレビを見たり用事をしたり、自分の時間として過ごす。2歳以上になると、寝たふりも有効だった。(そらまま/徳島県阿南市)心地いい空間を作ること、本人の希望を聞くこと(パパと寝たいのかママと寝たいのか)、ひたすら寝たふり、です。それぞれの子どもや寝かしつけをする人で違うので、育児書や他人の意見は参考程度に、お互いに歩みよるのが一番だと思います。(るるママ/埼玉県朝霞市)自分が落ち着くことが大切。親のイライラは子どもは敏感に感じ取ると思う。気持ちにゆとりが持てれば一番いいのだけれど・・・。(ぴぽっち/岩手県岩手郡)昼寝は公園などで遊んだ後、自転車でうとうとするのが今のところ1番良いです。夜は本当に寝ないので、親も先に家事を済ませ、その後寝たふりです。以前、おやすみ用のプロジェクターを試してみましたが大興奮して失敗し、フリマ行きでした。(おみ/東京都杉並区)抱っこしながらスクワットをすると、比較的寝てくれた。こっちは足がパンパンになった。(オーシャンズ/島根県松江市)
「“寝かしつけ”どうしてますか?」と題したリサーチはいかがでしたか。
赤ちゃんが生まれてから3歳ぐらいまでが「大変!」といわれる寝かしつけ。今回ご投票いただいたママ・パパも多くの方が寝かしつけに一苦労されていました。寝てくれないことはもちろん、夜中や明け方に目を覚ます、グズる、泣くなども寝かしつけで大変なことようです。
上手な寝かしつけとしては、「ルーティーン」がポイントという方が多数。毎日、だいたい同じ時間にお風呂に入る、パジャマに着替える、部屋を暗くする、絵本を読んだり、音楽をかけたりするといったことを決めるとお子さまに睡眠が習慣づいていくようです。
なかなか寝てくれないとママ・パパはイライラ、寝かしつけに時間を取られたり、睡眠不足になったりでヘトヘト。大変と思いますが、ママ・パパのそんな気持ちが伝わって余計に寝てくれないという声も。ママ・パパもお子さまのルーティンに沿って、リラックスした気持ちで寝かしつけると上手くいくのでしょうね!
今回も皆さんのご協力をいただき、ありがとうございました。
第1062回の投票テーマは「子どもの“アレルギー”実態調査」です。
今週もぜひご投票ください。
やっと寝てくれた〜スヤスヤ天使の寝顔にイライラ・ヘトヘトも吹っ飛ぶね♡・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1. お子さまの寝かしつけを大変だと思った(思う)ことはありますか?
Q2. 寝かしつけを大変だと感じたのはいつ頃でしたか?(複数可)
Q3.寝かしつけに平均してどのくらいの時間がかかりましたか(かかっていますか)?
Q4-1. 寝かしつけで、大変だったのはどんなことですか?(複数可)
Q4-2. 「その他」を選択された方は、どんなことだったか教えてください。
Q5. 寝かしつけの良い方法や、我が家の寝かしつけ事情を教えてください。
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