Weekly ゴーゴーリサーチ(第1003回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
おっぱいやミルクの時間が安定してきたり、食べ物に興味を示してくれるようになると離乳食のスタートの合図。美味しい、食べやすいなど、いろいろ工夫される(された)と思いますが、離乳食は準備や調理が大変、これは食べさせても大丈夫? メニューがワンパターンなど、お悩みもある(あった)のでは。そこで、今回は離乳食についてリサーチを行いました。
皆さんのお子さまが離乳食をスタートしたのは、「6ヵ月以前」とお答えの方が47.0%。
続いて、「7ヵ月」とお答えの方が28.2%でした。
離乳食のスタートは個人差があり、いつから始めるといった決まりもありませんが、生後6ヵ月前後が目安といわれており、今回のご回答も6ヵ月から7ヵ月という方が多くなりました。
離乳食は赤ちゃんの様子と成長に合わせて、回数や量、食材を増やし、すりつぶし具合などを変えていきますよね。そこで、皆さんが1回食(ゴックン期)から2回食(モグモグ期)に進んだ時期(月齢)を伺うと、
「9ヵ月以降(28.3%)」
「8ヵ月(26.7%)」
「7ヵ月(24.4%)」
という順になりました。
2回食は、赤ちゃんの体重、おっぱいやミルクを飲む量によって移行していきますが、個人差があるようで、割合もバラつきが見られました。
おっぱいやミルクを卒乳し、大人と同じように3度食事をする3回食(カミカミ期)に移行したのは、
「11ヵ月以降(33.9%)」
「9ヵ月(20.6%)」
「10ヵ月(20.6%)」
という順になりました。
Q1-2で伺った「2回食」と同様に、割合にはバラつきが見られましたが、1歳を迎える頃になると体重も増え、赤ちゃん自身もお腹が空いて食べてくれるので、回数を増やしていかれるのでしょう。
赤ちゃんにとって初めての食べ物となる離乳食。美味しく食べてほしい、いいものを食べさせたいと思いますよね。ただ、レシピには悩む(悩んだ)という方が多いのでは。
そこで、参考にしたものを伺うと、トップは、「Webサイト」で53.3%と半数以上の方がチェック。スマホでさっと検索できて便利ですよね。
続いては、「離乳食の本」で、48.3%の方がチェック。メニューはもちろん、作り方が写真やイラストなどで丁寧に解説されているので、わかりやすい、見やすいのでしょう。
「雑誌の離乳食ページ」も本と同様に役に立つようで、35.0%の方がチェックされました。
・コープで離乳食キューブを購入しているので、その商品の裏にあるメニューを参考にしています
・市販の離乳食パウチ
・保育園のアドバイス
・食べログ
離乳食のすすめ方で分からなかった、気になった点は、
「食べさせる量(48.3%)」
「栄養バランス(46.6%)」
「柔らかさや固さ(44.9%)」
「味付け(37.1%)」
「離乳食のレシピ(33.1%)」
という順になりました
トップは、「食べさせる量」。食べ過ぎて調子が悪くなっても困るし、足りないのはかわいそうだし…と悩まれるのでは。
続いては、「栄養バランス」。食べられる食材にまだ限りがある中で、バランスよく作る、食べさせるのは難しいですよね。
また、「柔らかさや固さ」も加減が難しいよう。「味付け」「レシピ」にも悩んだ方が多くいらっしゃいました。
・どの食材まで与えていいのかよく分からない
・ストローの教え方
上の子も下の子も、すりつぶしてうらごしの時期はあっという間なので、生協で取り扱っているうらごし冷凍素材を使いました。よく食べましたし、チンするだけなので良かったです。(おみ/東京都杉並区)食べなくて困りましたがバナナやヨーグルトで補っていました。食べなくてもいいやという開き直りも大切だと思います。(そらまま/徳島県阿南市)作ったものを食べてくれず、捨てること、そしてまた作ることがツラかった。結局食べないので、作り置きを何品もせずに作ったものを使い切るまで毎回同じメニューを出した。食べるときは食べるし食べないときは食べないと割り切った。(ずーみー/神奈川県横浜市)3回食になっても出汁しょうゆだけのようなシンプルな味付けを好んでました。たまに手の込んだ料理にすると食べなかったです…。(はるまま/京都府京都市)好き嫌いがあったり、タイミングでたべてくれなかったり、今でも難しいです。さつまいもが好きらしく、さつまいもに野菜やお肉を混ぜると食べてくれます。色んな種類のものを食べさせたいですが、こだわりすぎずに、好きなものがあったらラッキーという気持ちで取り組んでいます。(るるママ/埼玉県朝霞市)私の娘はクリームシチューやおじやのようなものが好きでよく食べました。薄味で食材は細かく砕き、トロトロに煮込んだものを作ることを心がけました。(桜子/兵庫県神戸市)レパートリーが無く、同じ離乳食ばかり作っていました。最初は10倍がゆで、徐々におじゃこの湯がいたものをすり潰して混ぜました。小松菜の湯がいてすり潰したものも加えました。そのせいか、小松菜が今でも大好きです。(ももこ/京都府京都市)7ヶ月の息子があまり食べないときは、パパママからではなく、2歳の娘から「あーん」してもらうと、なぜかよく食べます!きょうだいパワーでしょうか?(やえちゃんはるくんママ/愛知県大府市)本や市販の離乳食品に記載されている月齢と子どもの成長とがあっているか、判断に悩んだ。二人目は程よく適当になり、白菜人参大根ごぼうなど、あらゆる野菜を細かくして、くたくたになるまで炊いて、100均の瓶で大量に冷凍保存。解凍して水を足してカレーや、汁気を飛ばしながら炒めて焼きうどんなど手がかからず時短で作れるように。(もも/広島県広島市)働いていたので、週末まとめて離乳食をつくり冷凍するのがとても大変でした。また、保育園入園のため、何の食材を食べたかのチェック項目が多すぎて、それも大変でした。(ママもん/埼玉県狭山市)離乳食を食べられるのが嬉しいのか、手をバタバタしたり机をバンバン叩いたりします。その手が器に当たって溢れたりします。そういうときは、夫に手を握ってもらっておいて、食べさせています。(はる/兵庫県川西市)メニューがマンネリ化して、大変。10分もするとイスから立ち上がったりするため、早くあげようとすると、丸飲みしてしまう。何でもよく食べてくれたが、魚の煮付けはおいしいらしく、手をたたいて喜んでいた。(TOPPO/福岡県北九州市)
「離乳食、どうすすめましたか?」と題したリサーチはいかがでしたか?
赤ちゃんの様子や成長などに合わせて、すすめていく離乳食。スタートの時期は個人差がありましたが、おっぱいやミルクから固形物を「食べる」ことは、我が子の大きな第一歩であり、ママ・パパの喜びですよね。ただ、離乳食は、擦ったり、潰したりと調理が結構大変。食べさせる量や栄養バランス、柔らかさや固さに悩まれた方が多かったです。また、フリーコメントを見ると、なかなか食べてくれない、食べるもの、食べる日とムラがある、遊び食べをして大変といった声もたくさん。一方で、大人だって食欲がある日とない日、好き嫌いがあるのだから赤ちゃんも同じ。大変な時は市販の離乳食を活用することもすすめ方のポイントになるようでした。
「ハッピー・ノート ドットコム」では離乳食のレシピ、専門家や先輩ママのアドバイスを掲載ているので、ぜひ参考にしてくださいね。
今回も皆さんのご協力をいただき、ありがとうございました。
第1004回の投票テーマは「チャイルドシート実態調査」です。
今週もぜひご投票ください。
初めての食べ物にビックリの顔も、ちょっとニガテと渋い顔も、おいしい~のとびきりの笑顔もママ・パパの宝物♡・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.離乳食のスタートはいつ頃からでしたか?(果汁やスープを除く)
Q1-2.2回食はいつ頃からでしたか?
Q1-3.3回食はいつ頃からでしたか?
Q2-1.離乳食のメニューは何を参考にしますか?(複数可)
Q2-2.その他の場合は何を参考にしていますか?
Q3-1.離乳食のすすめ方で分からなかった点や気になった点は?(複数可)
Q3-2.その他の場合は具体的に教えてください
Q4.離乳食で特に大変だったことや、エピソードがあれば教えてください。また、こんなものをよく食べたなど、我が家の場合の工夫やコツがあれば教えてください。
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