Weekly ゴーゴーリサーチ(第971回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
子育ての関門のひとつが、お子さまのイヤイヤ期。自我の目覚めであり、健やかな成長の証なのですが、何を言っても、何をしても「イヤ!イヤ!」となると、ママ・パパはホトホト困り果ててしまいますよね。今回はイヤイヤ期についてリサーチ。どんなこと、どんなときにイヤイヤするか、上手な乗りきり方などを教えていただきました。
お子さまのイヤイヤは多くのママ・パパが経験ありで、「大変苦労した(している)」という方が41.9%。何もかもイヤといわれると、本当に困りますし、疲れてしまいますよね。
一方、「あったが気にしてない」というママ・パパもいらっしゃって、28.1%。イヤなら仕方ないと割りきっておられたのかも。
「あまりなかった(ない)」というお子さまは16.0%と少なめでした。
一般的にイヤイヤ期は2歳頃から始まるといわれています。今回ご投票いただいた皆さんの結果を見ると、その「2歳頃」とお答えの方が多く、39.5%。
ただ、「1歳半頃(22.6%)」「2歳半頃(16.0%)」「3歳以降(13.3%)」と、2歳よりも早く始まったお子さまや、遅く始まったお子さまもいらっしゃいました。年齢には個人差があるようです。
もっとも困ったイヤイヤを挙げていただくと
「お出かけ先(37.8%)」
「お出かけ前(30.8%)」
「歯みがき(27.0%)」
「着替え(21.0%)」
という順になりました。
トップは「お出かけ先」でのイヤイヤ。まわりの方に迷惑がかかってしまいますし、きつく注意したりもできないので、どうすればいいのか困りますよね。
「お出かけ前」のイヤイヤも約束の時間に間に合わないなど、焦ってしまうのでは。
毎日の「歯みがき」「着替え」もイヤイヤされちゃうと、事が進まず、ママ・パパはイライラ。
もう一つ、33.7%と多くの方がチェックされたのが「何がイヤなのか不明」。原因が分からないと対処もできず、お子さまのイヤイヤも、ママ・パパのイライラもピークに達してしまうのかも。
・スーパーで床に転がる
・YouTubeを見たがる
・トイレトレーニング
・オムツ替え
・ご飯を食べたがらない
・習い事
・就寝時
・お留守番を祖父母とする時
・ママがキッチンにいるといやいや!
・保育園からの帰宅時に帰らなーい!と大号泣。ほぼ毎日ドライブしてから帰ってました
・わがままになって、やるように言った事に対してはあまのじゃくになり、反対の事をわざとやっていた
お子さまがイヤイヤした時の対処法は、「他のことで気を引く」とお答えの方が多く、54.6%。イヤイヤの対象から遠ざけたり、好きなことをさせたりすると、イヤイヤを忘れてくれますよね。
「抱っこする、抱きしめる」という方も半数以上で、53.6%。ギュ~っとすると、ママ・パパのぬくもりが伝わり、気持ちが落ち着く、認めてもらったと納得するのでしょう。
何もせず、「放っておく」という方も35.0%。相手にしてくれないと、お子さまはイヤイヤの甲斐がないのかも(笑)。一方で、なぜイヤなのか、「繰り返し言い聞かせる」という方も33.1%と、同じぐらいの割合でいらっしゃいました。お子さまとはいえ、話し合いや歩み寄りは大切ですよね。
・イヤイヤ言う時は気持ちを受け止めて欲しいとか、気を引いてることが多かったので、話を気いたり、たくさん絵本読んだりしました
・逆の事を言う
・時間をおいて再チャレンジする
・歌を歌う
・音楽を流す
・一緒に食べて美味しい事を伝える
「そっかそっか今はいらないんだね~」となだめた
保育園の帰りにお弁当屋さんに立ち寄ったのですが、何か嫌だったようで床に転がってイヤイヤが始まった時が一番しんどかったですね。いったんお店の外に出て話は聞きましたが、こちらも疲れてしまってうまく対処できなかったです。保育園での生活スタイルが変わった時期でもあったので、子どももいろいろストレスだったのかもなと今では思います。後日、先生に話を聞いてもらって少し楽な気持ちになりました。(ほとり/神奈川県横浜市)疲れて余裕がない時は、干渉し過ぎないように手を抜きます。「ヤダ」と言われたら、「そっか、イヤなのか、わかったよ~」としばらく時間を置きます。時間を置いて応じてくれる時もあれば、それでもダメな時もあるので、ダメな時は子どもから言ってくるまで待つようにしてます。じっと見て待つと私がイライラするので、「じゃあママ〇〇してるからできたら教えてね」と声をかけて違うことをしながら待っています。先日、夕食のメニューが気に入らなかったようで、皿をひっくり返してしまいました。これは、パパが叱ろうとしていたら小3の息子が叱ってくれました(笑)。親ではなく兄に言われるのって効きますね~。(レンママ/秋田県秋田市)自分が無になること。こっちがイライラしても子どもはヒートアップするだけなので、放っておくかハイハイ。聞き流すくらいのつもりでいる。2歳頃のイヤイヤは時期的なものなので、いかに自分が平常心を保って日々過ごすかがポイントだと思う。とは言ってもこちらも人なのでイライラしてしまう時はあるから、甘いものを食べたりして自分で自分の機嫌を取ることが一番大切だと思う。(みのちゃん/岐阜県可児市)「イヤイヤ」と言い出したら、私も同じように「イヤイヤ」「ママももうイヤイヤイヤイヤ!」というと、きょとんとして、イヤイヤ言わなくなりました。(いおりん/鹿児島県鹿児島市)普段は浴室前で立ち往生してしまいますが、『今日は行けそう!』と判断した時は服のまま浴室に連れて行き、服を脱がせます。服を脱いでしまえば、堪忍してお風呂に入ってくれていました。(ゆあママ/大分県中津市)着替えや、お風呂は無理矢理でもいけますが、食事だけは無理矢理食べさせる事も出来ず困りました。ご飯でアンパンマンを作ったり、100均で売っているキャラクターのおにぎりを包むグッズを買っておにぎりをしたりすると楽しそうに食べてくれる時もあり、子どもが興味を持っているキャラクターに助けられました。親としては心配になるのも分かりますが、どうしても食べない時はあげません。お腹が空いたら自然と食べてくれるので!(はろはろ/奈良県天理市)自分好きな靴、服、タオルなどがあり、他は嫌がりました。出かける時は好きな服で常に好きなタオルを持たせました。(カズハル/群馬県高崎市)私以外の人に抱かれたり、人に声をかけられただけでも大泣きしてしまい、常に母親である私がいなければならず大変でした。特に幼稚園に行くようになってから、毎朝バスに乗せる際に行きたくないと大泣きして苦労しました。とても可哀想でしたが、本人が自分で強くなってくれないことにはと、心を鬼にして耐えました。(ヤーたん/愛知県岡崎市)公園に行くと、毎度「まだ帰らなーい。まだ遊ぶー。」と言って、自転車に乗せようとしても逃げ回っていました。お昼頃には他のお友達はご飯のために帰ってしまい、公園は貸切状態。食事時間やお昼寝の習慣作りなど気に掛かりましたが、たっぷり遊べばお腹が空いて沢山食べてくれるし、寝かし付けもいらないくらいスッと寝てくれるので、それも良し、と腹を括り、いつも3時頃まで付き合っていました。(そら子/東京都練馬区)タイミング悪く声掛けするとイヤイヤがひどかった。お風呂の場合は気に入ったおもちゃや入浴剤を選ばせるなど工夫した。保育園の一時保育を嫌がった時は、帰りにごほうびを買う約束で連れていってました。洋服のときは何個かの選択で着てもらっていた。(ピーナッツ/長野県長野市)うちの子どもは、皆、今の様な、ジメジメする時季にイヤイヤをする事が多かったです。出先でイヤイヤされてしまうと、周りの方々の目もあり、とても困りましたが、そこは正直に「○○、皆が見てるよ。落ち着いて話そうね。」と優しく諭したら、分ってくれました。(ハッピー・ノートさんの記事、面白く、勉強になります/千葉県白井市)「○○がイヤなんだね。教えてくれてありがとう」と言うと落ち着く。(あたま/岡山県津山市)怒っても叱ってもダメ。自身も疲れてしまうだけ。今は子どもも上手く伝えられなくてもどかしいのもあると思います。今だけだ、いっときだ、そんな事もあったな~と思える時は必ず来ると思います。しんどい瞬間も子と親一緒に乗り越えられるのが親子だと思います。(ツインズ/長野県上田市)
「イヤイヤ期の乗りきり方は?」と題した今回のリサーチにもたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
お子さまがモノ・コトにこだわるようになってきたり、自分でできることが増え、意思を話せるようになると始まるのがイヤイヤ期。成長はうれしいのですが、大変ですよね。
皆さんの対処法としては、気をそらしたり、放っておいたりしてイヤイヤから離れるか、そうだね~と認めたり、ダメだよ~と説得したりしてイヤイヤに向き合うか。お子さまの性格やその時の原因によって、臨機応変に対処されていました。
イヤイヤでまわりに気を遣ったり、ママ・パパ自身がイヤイヤになってしまったりすることもあると思いますが、お子さまが自分の気持ちをコントロールするなど、もう一つ成長すれば収まるので、じっくり付き合ってあげましょう。どうしてもママ・パパがイライラした時は美味しいものでも食べて、気持ちをリセットしてくださいね。
第972回の投票テーマは「子どもが喜ぶ絵本はどんなの?」です。
今週もぜひご投票ください。
イヤイヤにはイライラじゃなくてニコニコでギュッ。いつのまにかゴキゲンだね♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.何でもイヤイヤするようになったことはありましたか?
Q2.イヤイヤ期があったという方にお伺いします。始まった時期はいつ頃ですか?
Q3-1.もっとも困ったのは?(上位3つまで)
Q3-2.その他の場合はどんなことですか?
Q4-1.主にどう対処してましたか(していますか)?(複数可)
Q4-2.その他の場合の対処法は?
Q5.イヤイヤ期のお子さまの“こだわりポイント”や“困った体験”を教えてください。また上手な対処法があれば教えてください。
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