Weekly ゴーゴーリサーチ(第963回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
なんにでも興味深々の赤ちゃん。行動範囲が広がれば広がるほど、お家の中にも外にも危ない物、箇所がたくさんありますよね。「なんでそんなところに行ったの?」「なぜこんなことになったの?」なんて、思いもよらない事故につながる可能性も少なくありません。そこで、今回は赤ちゃんの事故対策について教えていただきました。
赤ちゃんの頃に経験した事故を伺うと、「机の角などで頭をぶつけた」という方が多く、64.7%。大人とは身長も目線も違い、ハイハイもよちよちも不安定なため、ぶつけてしまうこともあるのでしょう。
以下は、
「ドアや窓に手や指を挟んだ(28.2%)」
「ベッドやベビーチェアから落ちた(27.7%)」
「お風呂ですべって転んだ(20.6%)」
「階段からスベリ落ちた(16.0%)」
「お風呂で溺れそうになった(12.2%)」
「ベビーカーが転倒した(10.1%)」
という順になりました。
ドアや窓、お風呂、階段といった大人でも危険性がある場所で事故にあった赤ちゃんが多いよう。いっそうの目配り、気配りが大切ですね。
ベビーカーは赤ちゃんの移動に欠かせないのですが、一方で事故にあったという方もいらっしゃいました。
・つかまり立ちの頃、後ろに倒れて頭を打った
・チラシなどの紙、ボールなど物に乗っかり転んだ。抱っこをしていて、階段でつまずき、頭に出血した
・テーブルに登って落ちた
・添い寝をしているとき、子どもの手が親の体の下敷きになっていた。玄関の段差がわからず、そのままヨチヨチ走ってきて飛んだ。
・ホットプレートのコードを引っ張って火傷した
赤ちゃん(子ども)の事故や病気で夜間・休日に救急医療機関に行った経験をお持ちの方は約6割も。事故・病気はいつ起きるかわからないうえ、赤ちゃんの行動も読めないですものね。
救急医療機関にかかった原因は「病気で行った」とお答えの方が44.3%。ちょっとしたことでもママ・パパは心配。念のために診察してほしいのでは。
「ケガで行った」という方は20.9%。血が出ていたり、痛がって泣いていたりすると、お家で対処するのは無理なので、例え夜間でも休日でもお医者さんに連れていかれるのでしょう。
赤ちゃん(子ども)の事故対策を伺うと
「家具などの角にクッション材を貼る(61.9%)」
「扇風機にカバーをつける(47.1%)」
「階段や出入り口にゲートをつける(45.1%)」
「歯ブラシを口に入れたまま歩かせない(43.0%)」
「薬や化粧品、洗剤は高いところに置く(38.5%)」
「コンセントにカバーをつける(36.1%)」
「ビー玉など小さいおもちゃは買わない(35.7%)」
「ヒーターやストーブにガードをつける(31.1%)」
という順になりました。
トップは、「家具などの角にクッション材を貼る」。Q1で伺った事故経験では、「机の角などで頭をぶつけた」という方が多かったこともあり、慌てて対策をした、ママ友などから事故にあったことを聞いて「ウチも!」とカバーなどを付けられたのでは。
家具や机の角と同様、危険な場所、箇所でもある「階段や出入り口にゲートをつける」「コンセントにカバーをつける」という方も。
続いては、「扇風機にカバーをつける」。これからの暑い季節に必需品なのですが、赤ちゃんはブ~ンと回る羽根(ファン)が面白くて、ついついファンガードのすき間に指を入れて触ってしまうのかも。
寒い季節は「ヒーターやストーブにガードをつける」ことでヤケドなどの事故を防止されるのでしょう。
また、赤ちゃんに多い誤飲については気を張っている方が多く、「歯ブラシを口に入れたまま歩かせない」「薬や化粧品、洗剤は高いところに置く」「ビー玉など小さいおもちゃは買わない」が上位にランクインしました。
・赤ちゃんの遊ぶ範囲は全ての床にクッションシートを敷いています
・なるべくクッション材を床に敷く。抱っこの時は足元に気を付ける
・階段に滑り止めを貼る
・事故防止の為に、赤ちゃんにハーネスを付ける
・危ない針や包丁やハサミは、何度も何度も「危ないもの」と伝える。伝え続ける
・クルマや洗濯機をチャイルドロック
・テレビモニターの前に柵を置く
・一緒に動き回る
歩き始めた頃、一瞬目を離した隙に一人で玄関まで歩いて行き、踏み外してしまった事。顔面から落ちたが靴が置いてあった為幸いにも怪我する事はなかったのですが、それ以降は子どものいる部屋は必ず閉めてドアが開かないようにしています。(こうちゃんまん/千葉県市川市)3歳の息子とお風呂に入っていたとき、ちょうど私が石鹸で顔を洗っているときに、子どもが浴槽に入ろうとしたようで、ちゃんと足が届かずに浴槽に落ちてしまいました。ドボンという音で気づいたのですが、顔を洗うのはお風呂のときはやめようと思いました。(ちか/愛媛県松山市)夏場に、私が昼食の準備をしていた時に、少し目を離したら、当時、赤ちゃんだった娘が、扉の網戸を開けて、うちのベランダに1人で出ていた事がありました。ベランダに高い柵がありますので、落下等の危険はなかったですが。やはり、勝手に窓際や、暖房機、扇風機等には近付かせない様にハーネスを付けてました。(ハッピー・ノートさんの記事、面白く、とても勉強になります!/千葉県白井市)台所の包丁を入れてあるところからとりだしてきてぎゅっと包丁を握っていたことがあります。それ以来扉を開けないようにロックをつけています。(ジョージ/愛知県名古屋市)花火をしているときに火を触ってしまい水膨れになってしまった。その時も座って抱き抱えながら花火をしていましたが、次回する時も更に気をつけた。(JOJO/神奈川県藤沢市)炊飯器を乗せているカートによじ登ろうとして下敷きになった。ダイニングのイスはよじ登って机にのってしまうので、座らないときは倒しています。(はなび/埼玉県朝霞市)10キロのお米が入った米びつを押して持ってきて、押し倒して上に乗って遊んでいた。(もこぷーさん/山梨県甲州市)コンセントの穴に指を突っ込んで遊んでいた。感電を防ぐため、コンセントカバーを付けて防止している。コンセントカバーにも興味を持ってしまっているが・・・。(やま/東京都板橋区)扇風機のコードなど、紐が大好きな子なので噛んでいるのを見つけてヒヤリとしました。ベビーゲートで子どもが入らないところを作り、その中に扇風機を設置しています。(りさ/愛知県名古屋市)公園で遊ばせているときに、砂遊び中に小石を見つけ、鼻の穴に入れて楽しんでいた。幸い、鼻をかむことができたので、ふんってしてとお願いしたところ、鼻から石がでてきました。(いっちー/山形県酒田市)ボールペンが出しっぱなしになっていたのを忘れていて、目を離した時にそれを耳に入れてしまったこと。さいわい鼓膜に傷などもなくすみましたが、もし…と思うと本当に怖かったですし、注意しなければと改めて思いました。(ちび太/長野県長野市)なんでも口に入れてしまうので、小さいおもちゃを入れて口の中に入れてしまった時にすぐに気づいたから、慌てて泣きながらも吐き出させたことがあります。それ以来、小さいものは買わないようにしました。(るーみ/山口県下関市)まだ登れないだろうと思っていた棚の上に自分でゴミ箱を運んで踏み台にしてよじ登っていたことがあり、ヒヤリとしました。それからは踏み台になりそうなものは置かない、目を離さないようにしています。それでも何かしら見つけてくるので大変です(汗)(こたママ/群馬県北群馬郡)
「赤ちゃんの事故対策、どうしてる?」と題したリサーチはいかがでしたか。
結果を見ると、多くの方が赤ちゃんがケガをしたり、ヒヤリとしたりという経験をお持ちですね。特に赤ちゃんは動きや体のバランスがまだ不安定なこともあって、思いもよらない箇所で頭をぶつけた!なんてことも。ケガで救急病院を利用した方は少なかったのですが、何が起こるかわからないのが子育て。フリーコメントでも大人では想像もつかないヒヤリ、びっくりな出来事がたくさん寄せられました。
いろいろなことに好奇心を示して、自分の世界をどんどん広げていくことは応援してあげたいので、細かいところまでしっかり事故対策をしてあげましょう。今回も皆さんのご協力をいただき、ありがとうございました。
第964回の投票テーマは「お部屋の“ニオイ”気になりますか?」です。
今週もぜひご投票ください。
赤ちゃんはあっちにハイハイ、こっちにヨチヨチ♪ママ・パパはヒヤヒヤだけど、一緒に冒険をしようよ!・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.赤ちゃん(ハイハイ、よちよち歩き)の頃に、事故の経験はありますか?(複数可)
Q1-2.その他の場合はどんなことですか?
Q2.赤ちゃん(子ども)の事故や病気で夜間や休日に救急医療機関に行ったことはありますか?(複数可)
Q3-1.赤ちゃん(子ども)の事故対策でしている(いた)ことは?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんなことですか?
Q4.赤ちゃん(子ども)のいたずらや、まさか!という行動でヒヤリとした経験はありますか?また事故防止のためにしている我が家の工夫があれば教えてください。
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