Weekly ゴーゴーリサーチ(第948回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
皆さんは、お手紙を出していますか。最近はメールで済ませたり、送るとしても手書きではなく、パソコンで入力してプリントという人が多いのではないでしょうか。ただ、自筆のお手紙をもらうと、なんだかうれしいですよね。もちろん、送る時もいっそう思いを込められるのでは。そこで、今回はお手紙についてリサーチを行いました。
普段、お手紙やはがきを送っているか伺うと、「たまに送っている」とお答えの方が46.1%。一方、「あまり送らない」とお答えの方もほぼ同じような割合で、46.6%でした。
世間では「手紙離れが進んでいる」といわれますが、子育てファミリーの場合、「よく送っている(7.3%)」を加えると、半数以上の方が普段からお手紙やはがきを送っておられるよう。これはなかなか高い割合ですよね。
お手紙やはがきを「よく送っている」「たまに送っている」という方は、どんなシーンで送られているか教えていただくと、「季節の挨拶(年賀状、暑中見舞いなど)」とお答えの方が82.2%でトップに。季節の挨拶は、人つきあいのマナーのひとつでもあるので、きちんとしておきたいですよね。
続いては、「お礼(出産祝いや入学祝いなど)」とお答えの方で35.1%。メールや電話で済ませることもできますが、お手紙やはがきを送ると一段と感謝の気持ちが伝わるのでは。
「お子さまの成長の節目に」という方は22.1%。なかなか会うことのできないじ~じ・ば~ば、親戚や知り合いの方に送られるのかもしれませんね。
・お誕生日祝いやバレンタインなどに添えて。また最近は子どもも書くようになったのでおじいちゃんおばあちゃんに子どもが書いたものを送ってます
・近況報告
・施設で療養中の母親に
・贈り物をする時に手紙を添えます
・退職時のメッセージとして
コロナ禍の影響で大切な人と直接会うことができず、手紙が送る人が増えているという話題を耳にしたことがあるのでは。では、皆さんはどうか伺うと、「変わらない」という方が78.7%。コロナ禍の前からこまめに連絡をしたり、反対にお手紙やはがきをあまり送っていないことなどから変化はないのでしょう。
一方、「増えた」という方も17.4%いらっしゃいました。つながりを保っていきたいという気持ちの表れなのかも。
お手紙やはがきは、手書きはもちろん、手作りできることも魅力。皆さんは手作りの経験があるか伺うと、「ある」という方が31.9%。手作りするとオリジナリティが出て、もらった人にさらに喜んでもらえるのでは。
ただ、手作りの経験は「ない」というの方が多く、68.1%。市販の便せんや封筒、はがきも、おしゃれなもの、かわいいものがたくさんありますものね。
お手紙やはがきと手作りしたことが「ある」という方に、どんなものを作られたか教えていただきました。いくつかピックアップしましょう。
・イラストを描いて便箋を作った
・かわいい柄の紙で封筒を作りました
・クリスマスカードを手作りしました
・はがきは、マスキングテープや色鉛筆などを使って色鮮やかにし、相手が喜んでもらえるようにデコレーションしています
・息子の手形アート
・誕生日カードなど飛び出し絵本みたいなものを作ったりした
・牛乳パックからハガキを作りました
・子どもが家族みんなの似顔絵を描いて、そこに文章を書きました
・子どもが書いたものにそのまま切手を貼った
・子どもの絵をカラーコピーし、葉書に張り付けて年賀状を作ったことがあります。
・紙すきセットで作った手作りの葉書を作りました。その時は秋先だったので、紅葉を入れて秋らしいものになりました
・和紙をすいて作ったハガキに絵を描いて送りました
・色画用紙をシールや折り紙でアレンジして作りました
・墨で絵はがきを作った
・野菜のハンコやイラストハンコを押して作りました。さつま芋に絵や簡単な文字を彫って、ハンコとしてハガキに押しました
お手紙やはがきを「あまり送らない」という方の理由は、「メールなどで済ませてしまうことが多い」がトップで85.0%。メールはいつでもさっと送れる、写真や動画なども添えられるので、便利ですよね。「書く時間がない」という18.8%の方もメールで済ませておられるのかも。
また、「字に自信がない」という方が28.0%。メールにはその心配がないですよね。
お手紙やはがきには書き方にルールがあるので、「マナーに不安がある」という方が15.6%いらっしゃいました。
・手紙を書く習慣がない
・書いて出すような機会や相手がいない
・電話か会う
次女を出産する為、入院する前に、必死で我慢している娘に感謝のお手紙を書きました。わたしがいない間も何度も読み返して我慢してたようです。手紙は読み返せるのがとても良いと改めて感じました。(めめ/埼玉県さいたま市)子どもがひらがなを書けるようになったので、パパが仕事から帰ってくる前にお手紙を書くようになりました。パパが残業の時は、「おとうさん おそいです」と書いていて笑えました。次の日パパの帰りが早かったので、お手紙の効果抜群だったようです。(tm/神奈川県横浜市)6歳の長女の影響で、4歳の長男が覚えたてのひらがなで保育園の先生やお友達に「だいすき」とラブレターを書いています。好きな子からのお返事が来たときは嬉しくてニヤけていました。(みかん/山梨県北杜市)つい最近子ども(4歳)が突然、「お友達にお手紙書くねん!」と言い出し、久々に便箋を引っ張り出しすと、シールを貼ったり好きなキャラクターの絵を描いたりして「これは◯◯ちゃんに!これは◯◯くんに!」と言いながら作成していました。次の日渡すと、お友達はとても喜んでいたようで、本人もご満悦(笑)メールで済ましてしまうこのご時世、メールでは伝えきれない暖かなものがあるなぁと思いました。昔はよく書いた手紙、色んな可愛い便箋を集めたこともありました。色々思い出しました(^^)今度は私が子どもに書いてみようかな!(かちょう/大阪府河内長野市)今のコロナ禍で、お家時間が多くなり、あまり外で遊べないので、近所のお子様同士で、手紙を書いて、郵便ポストに入れる遊びが流行ってまして、子ども同士、絵を描いたり、シールを貼ったりと、とても楽しく手紙でやり取りしていて、親の私もとても羨ましいです。(ハッピー・ノートさんの記事、面白く、とても勉強になります!/千葉県白井市)コロナで緊急事態宣言が出る少し前、4月中旬に出産しました。その後一度も会えない私の祖母へ、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、暑中見舞い、年賀状と、写真付きのお手紙を出しました。人とあまり会えない中、去年祖父が亡くなってしまった祖母はとても喜んで、毎回大きくなったねと電話をくれました。(こっこ/埼玉県川越市)昨年の敬老の日はあえなかったので、息子の書いた絵を送りました。とても喜ばれ、その絵を縮小し、キーホルダーにもして後ほど渡しました。いまでは、4人の祖父母はみんなキーホルダーとして使ってくれています。郵送で送られてきたことがびっくりで、うれしかったようです。(ikuy.ko/兵庫県加古郡)16年ほど前学生の頃から文通が好きで文通を通して知り合った友人は県外ですが今でも大の仲良しです。2年前にも文通で知り合ったお友達と近所という事が判明し、うちの子どもとも仲良くしてくれてます。友人が県外へ転居してしまった後でも私の子どもと友人が文通をしてくれています。友人には子どもとも文通をしてくれとても感謝しています。手紙を通して私は大切な友人が出来たので子どもにも手紙を通して素敵な友情が生まれるといいな。(YOKO*/徳島県徳島市)小さい頃から祖父母に手紙を送っていました。逆に、祖父母が旅行などに行くと絵葉書を書いて送ってくれていました。今は祖父母も施設にいますので、絵葉書が来ることはありませんが、私の子供の成長に合わせて手紙を送っています。祖父母は字が綺麗で、小さい頃から羨ましかったです。小さいながらに、私もこんな字が書けたらなぁと憧れていました。(ウメコ/東京都多摩市)結婚式の時に主人が手紙を読んでくれましたが突然のサプライズだったのでびっくりが勝って内容がうろ覚えだったのですが、結婚して3年経った最近原稿を見つけたので大切にとってあります。(いまみ/鹿児島県指宿市)結婚前から夫には何かあるたびに手紙を書いていました。仕事で帰りが遅いためお疲れ様って簡単にメモのように書いていたものもありました。家の片付けをしているときにその時の手紙やメモが全部残っていて嬉しい気持ちになりました。(しおゆき/宮崎県都城市)主人とは付き合っている頃から、記念日には手紙を送りあっています。数年前の物を読み返すと涙が出たり、笑ったり、いつか自分達の子どもがほしいと言っていた夢もかない、その時その時の思いを昨日のことのようによみがえらせてくれる手紙は何十年たっても送りあっていきたいです。(ラブレター/三重県桑名市)姉の子供が病気になり、歩けなくなってしまって。元気になって欲しくて私の子供がお手紙書きました。ビックリしてましたが、とっても喜んでくれました。メールも良いですが、手紙なのが余計に嬉しかったみたいです。今は元気に歩けるようになりました。(つーさん/大阪府東大阪市)
「お手紙書いていますか?」と題したリサーチはいかがでしたか?
メールが主流のご時世ですが、子育て世代はお手紙やはがきを定期的に送る割合が高め。季節の挨拶やお礼状はもちろん、じ~じ・ば~ばに孫の成長を伝えたり、なかなか会う機会のない友人とお手紙やはがきで連絡を取り合ったりされていますね。
さらに、絵を描いたり、文字を覚えたりをきっかけに、「手紙を書いて送りたい」「じ~じ・ば~ばやお友だちと手紙のやりとりをしている」というお子さまもたくさん。お子さまの手紙はじ~じ・ば~ばも大喜び。ママ・パパとしては子どもの成長がよくわかり、どんどん書いてほしいと思っていらっしゃるよう。また、記念日などには夫婦で手紙を送り合っているといった、うらやましい声もありました。
自筆に自信がないという声もありましたが、心のこもった文字と内容には上手も下手もありません。書いて送ればきっと喜んでもらえますよ!
今回もたくさんのご投票をいただき、ありがとうございました。
第949回の投票テーマは「子どもに伝えたい“あそび”は?」です。
今週もぜひご投票ください。
あの人からの手紙に気持ちがほっこり和んだから。ママ・パパも子どもと一緒に手紙を書いてみよう・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.普段、お手紙やはがきを送っていますか?
Q2-1.「よく送っている」「たまに送っている」とお答えの方にお伺いします。どんなシーンで出していますか?(「あまり送らない」の方はQ5-1へ)
Q2-2.その他の場合は何ですか?
Q3.新型コロナウイルス感染症の影響で直接会えない分、お手紙やはがきなどを送る頻度や枚数に変化はありましたか?
Q4-1.お手紙やはがきを手作りして送ったことはありますか?
Q4-2.「ある」とお答えの方に伺います。具体的にはどんなものを作りましたか?
Q5-1.「あまり送らない」とお答えの方にお伺いします。その理由は何ですか?
Q5-2.その他の場合は何ですか?
Q6.お手紙に関する我が家のエピソードがあれば具体的に教えてください。
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