Weekly ゴーゴーリサーチ(第925回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
日々のニュースや社会の動きを知るために欠かせない新聞。最近は、PCやスマホでニュースをチェックする人が増え、購読するご家庭が減っているものの、「紙媒体の活字で読みたい」「毎日配達してくれるので助かる」といった理由から、新聞ユーザーもたくさんいらっしゃると思います。そこで、今回は新聞と他のメディアとの関わりについて、教えていただきました。
全国の新聞の総発行部数を示す「日本新聞協会」のデータによると、2019年度の新聞の総発行部数は37,801,249部で、前年度から210万部減。一世帯あたりの部数は0.66と1部に満たない結果が出ています。
今回ご投票いただいたご家庭は、新聞を「とっている」とお答えの方が39.2%。「とっていない」とお答えの方が60.8%に。とっている方は約4割でしたが、発行部数や購読者数の減少などからみると、なかなか高めの割合といえるでしょう。
皆さんの日々のニュースソースは、「テレビのニュース番組」とお答えの方が66.0%でトップ。ご家庭のメディアの中心はテレビで、ニュースもテレビでチェックされているのでしょう。
続いては、「ニュースサイト(携帯)」とお答えの方が57.6%。携帯のニュースサイトは、知りたいときにいつでも、どこでもチェックできるのが魅力。ニュースが配信されるよう設定もできるので、便利ですよね。「ニュースサイト(PC)(27.8%)」「ニュースアプリ(23.0%)」を利用されている方もいらっしゃいます。
一方、「購読している新聞(紙)」という方も30.5%に。新聞をとっている方は、テレビや携帯と並行して、新聞でもニュースをチェックされるのでは。
・実家で新聞を読む
・図書館で新聞を読んでいる
・新聞の無料電子版
新聞をとっている方は、「ほぼ毎日」読んでいる方が多く、73.7%。せっかく毎日配達されるのですから、しっかり読むことが習慣になっておられるのでしょう。
一方、新聞はとっているものの、「主に他の家族が読む」とお答えの方が15.0%。家事や育児に忙しいママはゆっくり読む時間がなく、パパや同居するじ~じ・ば~ばなど家族が読んでおられるのかも。
新聞で比較的よく読む記事の上位は、
「一面(68.8%)」
「総合面(44.3%)」
「地域面(40.7%)」
「テレビ等番組欄(37.0%)」
「社会面(36.7%)」
「経済面(35.2%)」
「芸能面(34.9%)」
「天気予報(31.5%)」
という結果に。
トップは「一面」。もっとも大きなニュースですから、まずはチェックしますよね。
続いては、「総合面」。「一面」以外にも大きなニュースや社会の動きが掲載されているので、読んでおられるのでしょう。
また、「地域面」がよく読む記事のベスト3に。身近なニュースを知ることができるので、チェックされるのでは。
「テレビ等番組欄」は、「今日は何のテレビを見ようかな?」「あの番組、何時からだったかな?」とチェックしますよね。
「社会面」「経済面」は、「一面」「総合面」と合わせて読み、情報や知識を深められているのかも。
「芸能面」も話題にあがることが多いので、チェック。
「天気予報」は、お出かけやお洗濯前に読まれるのでしょう。
河北新報は、地方紙ならではのコーナーが充実していて、毎日読まないと1日が始まりません!最近は、プロ野球が始まったので、東北楽天イーグルスの記事を見るのが楽しみです!(ともたん/宮城県仙台市)福島民友新聞を購読しています。読者投稿のコーナーがあるのですが、いろいろな人の思いや考え方が読めるので勉強にもなり楽しみに見ています。先日は自分の子どもも投書して新聞に掲載されたので、私の宝物になっています。(ミキ/福島県福島市)「下野新聞」。毎日一人だけお子さまの写真やコメントが書かれておりついつい楽しみに拝見し、朝の小さな癒しになっております。(ムクコ/栃木県那須烏山市)地域毎に分かれて細かい情報が載っているのでそのページはよく読みます。出産おめでとうの欄は今どきの名前が載っているので、もうすぐ出産の私は参考にしています。お悔やみ欄は仕事柄(介護福祉士)、チェックしてしまいます。(とも/大分県大分市)沖縄の地方新聞、琉球新報に毎日掲載されている4コマ漫画、がじゅまるファミリーが毎日新聞をチェックしちゃう理由です。沖縄あるあるや年中行事、身近な話題などで笑わせてくれます。なかなか地方新聞はチェックしないと思いますが…是非沖縄に旅行に来た観光客の方にも、読んでほしいです!!(方言だらけで理解できないかも!笑)(ブラウニーくん/沖縄県那覇市)新潟日報の「窓」のコーナーです。本音トークがたくさん聞けて、とても参考になっています。(おかあさん/新潟県見附市)「山陰中央新報」。地域に密着したニュースコーナーが数多くあり、子ども向けの記事を特集した別冊も毎週発刊され、地域を学ぶ別冊や誌面があり、知りたいことがよくわかります。(島根のラッキー/島根県浜田市)東京新聞さんを購読していて、いつも、最終面の「私の東京物語」が大好きです。最近、関心のある記事はやはり、新型コロナウイルスに関わる、地域の生活面の記事です。(ハッピー・ノートさんの記事、面白く、勉強になります!/千葉県白井市)コボちゃん(読売新聞)が大好きで、他の部分は読まなくてもコボちゃんだけは絶対に毎日目を通しています。(半ライス大盛り/大阪府枚方市)朝日新聞の「ひととき」を楽しみに読んでいます。温かい話に触れて気持ちがホッコリします。(ももぷりん/東京都豊島区)読売新聞の社説がお気に入りです。学生の頃、塾の先生から受験(小論文や面接)で役立つから毎日読む習慣をつけるようアドバイスされてから社説を読むようになりました。いわゆるスタートのきっかけはまさに義務的なものでした。しかし習慣は恐ろしいもので受験が終わっても何気に読む習慣がルーティーン化されて、現在に至るまで毎日読んでいます。現在は義務ではなく、世の中の流れを知るきっかけになったり、第三者的な意見を聞くという意味で読んでいます。(ミックスバナナジュース/東京都江戸川区)お金を払って新聞を取るならきちんと隅々まで読まないともったいないと思ってしまうけれど、自分がそこまで時間をきちんと取って読めるか自信がないです。空いている時間にスマホでさっと軽く話題の記事をチェックしたり、家事をしながらTVニュースをかけ流すのが気楽です。
ツイッターなどで他の方の意見を見聞きするうちに、メディアの報道を安易に信用していいのか疑わしく感じているのもあります。ただ、そろそろ子どもの教育のためにも小学生新聞か何かをとって一緒に読みたいなという気持ちもあります。(とまとん/埼玉県春日部市)新聞は取っていません。昔は取っていたのですが、「読まなくちゃ…お金を払ってるしもったいない」と思ううちに、それがプレッシャーになってしまって。新聞は全く悪くないんですけどね。ですので、今は自分のペースで読めるネット記事になっています。(こんちゃん/愛知県名古屋市)出産後育児がはじまりゆっくり読む時間が難しくなったのと、配達時の音で子どもも含め起きてしまう事が重なったため取らなくなった。(とも/福井県坂井市)最近では自分で検索すればネットニュースで手軽に簡単に興味のある情報を得ることができるのでそれで充分だと感じています。新聞はお金がかかる、紙を使うこともあり、節約やエコも考えた結果、取っていません。(ゆずまる/新潟県燕市)
「新聞とっていますか?」と題した今回のリサーチにもたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
結果を見ると、新聞をとっている方は約4割でしたが、発行部数や購読者・世帯の減少、さらに購読者の高齢化といった新聞業界が抱える問題からすると、結構高い割合ではないでしょうか。
とっている方は総合面、くらし面、テレビ欄と、まんべんなく目を通し、テレビやスマホなどと並んで、ニュースソースにされていますね。
また、フリーコメントを見ると、地方紙をとっている方が多数。そこでの人、暮らしに合わせた情報を知ることができ、各紙も工夫を凝らしていることが魅力になっているようです。
とっていない、止めた方の理由は、携帯やスマホの方が情報が早い、新聞を読む時間がない、お金やエコの観点からが多いですね。ただ、活字になじむ、さまざまな情報を知り、考える習慣をつけるために、子どもには新聞を読んで欲しいというご意見も。新聞のデジタル版を活用している方もいらっしゃいました。
新聞をとるか、とらないかは自由ですが、ニュースや社会の動きにはいつも敏感でいたいもの。ご家庭の事情、ママ・パパの考えに合わせて、決めたいですね。
第926回の投票テーマは「キッチンの衛生対策どうしてる?」です。
今週もぜひご投票ください。
ママ・パパにも、子どもにも必要だから!大きなニュースも地元の情報もくまなくチェックがわが家の習慣♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.ご自宅では、新聞をとっていますか?
Q2-1.日々の主なニュースソースは何ですか?(上位3つまで)
Q2-2.その他の場合は何ですか?
Q3.新聞をとっている方にお伺いします。(とっていない方はQ5へ)どれくらい読んでいますか?
Q4.比較的よく読む記事を教えてください(上位5つまで)
Q5.いつも楽しみにしているコーナー(新聞名も)や、最近関心のある記事などがあれば教えてください。また、新聞をとっていない方は、とっていない理由や、とるのを止めたきっかけがあれば教えてください。
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