Weekly ゴーゴーリサーチ(第913回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
大人もうれしい「ごほうび」。ごほうびがある!と思うと、やる気もアップしちゃいますよね。そこで、お子さまにはどんなときに、どんなふうにごほうびをあげているか、うかがいました。
今回のリサーチで対象となるお子さまの年齢は次の通りです。
「7歳以上(32.2%)」
「3歳(13.1%)」
「4歳(10.3%)」
「0歳(9.3%)」
「2歳(8.8%)」
「1歳(7.1%)」
「妊娠中(6.8%)」
「5歳(6.6%)」
「6歳(5.8%)
お子さまにごほうびをあげる時は、
「お手伝いをしてくれたとき(43.5%)」
「約束を守れたとき(33.9%)」
「できなかったことができたとき(29.7%)」
「勉強を頑張ったとき(23.4%)」
「ごはんをしっかり食べられたとき(19.9%)」
「病院へ行ったとき(19.4%)」
という順になりました。
トップは、「お手伝いをしてくれたとき」。ママ・パパのことやお家の用事などを進んでお手伝いしてくれると、仕事=働きに見合った報酬的な感覚で、ごほうびをあげられるのでしょう。
続いては、「約束を守れたとき」。約束を守ることは、これからお子さまが生きていくうえで、とても大切なこと。ガマンをしたり、頑張ったりも伴うので、ごほうびをあげるのでは。
「できなかったことができたとき」も、お子さまが自力で困難を乗り越えたことなので、ごほうびをあげたくなりますよね。
「勉強を頑張ったとき」もママ・パパとしてはうれしいのでは。
小さいお子さまは、「ごはんをしっかり食べられたとき」「病院へ行ったとき」もごほうびをあげるのかも。
・イベント事が終わったとき(発表会、運動会等)
・トイレが上手にできとき
・挨拶ができたとき
・誰かに優しくできたとき
・薬を飲んだとき
・予防接種を受けたとき
ごほうびにあげるものは、「お菓子」というお答えが多く、66.0%。お子さまが大好きなものですし、それほど高いものではないので、ごほうびにピッタリなのかも。
食べ物のごほうびとしては、「子どもが食べたいメニュー」という方も22.4%。好きなものが食べられるのは、大人でもうれしいですよね。
小さなお子さまの場合は、「シール・スタンプなど(24.5%)」 がごほうびになるよう。
「本・絵本(24.%)」「おもちゃ(23.2%)」は、勉強をはじめ、とても頑張ったとき、特別なときのごほうびなのでは。
「おこづかい(21.1%)」という方もいらっしゃいましたが、お子さまがある程度大きくなってからかもしれませんね。
・YouTubeを見せる
・ガチャガチャを回せる
・キャラクターシャツ
・ハグ、抱っこ、おんぶ、一緒に遊ぶ、などのスキンシップ
・子どもの欲しいもの
・子どもと一緒にお菓子を作る
まだ3歳になりたてでごほうびの意味を理解していないから欲しがらない。2歳前に歯みがきの後にしまじろうキシリトールをあげてから癖になり、歯みがき後に毎回欲しがる…。結構甘くて心配になる。(ルカのママ/茨城県水戸市)それ目当てでしか頑張れなくなる。お手伝いをしてあげていたら、もらえないとやらなくなるので、なるべく小さなことは「ありがと。助かったよ」で満足させるようにはしてます。(あっちゃん/奈良県奈良市)子ども自身の成長のために好き嫌いせずにご飯を完食するように促し、できたらその後にごほうびのおやつをあげることにするとおやつがメインになってしまった。おやつを食べるために余裕をもたせてご飯を少なめに食べるようになり本末転倒なことになった。そのため、ごほうびを与えるときは本来の目的を見失わないように子どもに伝わるよう心がけている。(きりん/兵庫県神戸市)苦い薬を飲まなければいけない事が多かったので、その場合は小さなチョコレートを薬の後にあげていたら、苦くない薬のときも苦いと言い張り、チョコレートをねだるようになってしまった。(ちー/大阪府大阪市)息子はキュウリが大好きで一本そのまま食べたがるのですが、スイミングの習い事の後にみんなはお菓子を食べている中、キュウリを丸かじりで食べたがるのが少し恥ずかしいです。(はるはる/埼玉県さいたま市)何かできたからごほうびをあげる、という成果主義では子どもが自尊心を持てなくなると思うのでやっていません。(ひかり/群馬県太田市)我が家は、ごほうびがあるから頑張って!!というルールはありません。頑張ったらごほうびがあります。が、それは親の判断です。もし、結果がよくても、それに対してのぞむ姿勢がよくなければごほうびはないです。(ワヒネ/千葉県市原市)我が家は家事は皆でするのが当たり前なので、お手伝い等でごほうびはあげていません。欲しい玩具は、誕生日かクリスマスにサンタに頼むと決めています。お菓子もあげていません。(さときち/兵庫県宝塚市)ごほうびは特にあげてません。お手伝い、勉強したらごほうびにしてしまうともらえて当たり前になってしまいそうなので、ありがとうと気持ちを伝えています。(ひがしさん/神奈川県横浜市)我が家ではごほうびの種類によって、あげる人を分けています。何か出来たときの達成や頑張りには、パパからのおもちゃや絵本、日頃の頑張りには私から食べ物やシールをあげることで、ごほうびにもそれぞれの特別感を出しています!(てんママ/静岡県浜松市)子どもが可愛いので、ついごほうびを与えていたら、ある日子どもがこう言いました。「勉強頑張ったら、何もらえる?」主人とびっくりしてこんな結論に至りました。なんでもごほうびをあげると、ごほうびのために頑張るようになってしまって、できないことができた喜びや継続できた達成感が薄れてしまったねと。だから、言葉で成長をしっかりほめたり、美味しいものを食べながらお祝いしたり、物のごほうびでなく、思い出のごほうびにするようにしています。とはいえ、忙しい毎日なので、ついつい、物に頼る時もありますが、心がけることで、私自身も、子どもを他人と比べず過去と今を比べて喜べるようになりました。(ひっさ/山口県山口市)
「我が家のごほうび事情」と題した今回のリサーチはいかがでしたか。
お子さまのモチベーションをアップさせる「ごほうび」。何かを頑張ってくれたり、お手伝いしてくれたりすると、ママ・パパとしてはごほうびをあげたくなりますよね。
ただ、ごほうびがないと頑張らない、お子さまがごほうびを要求するといったデメリットになることも。そのため、ごほうびはあげないという方もいらっしゃいました。
もちろん、大人でもごほうびはうれしいもの。上手に使えば、お子さまにもママ・パパにもメリットをもたらすと思います。過度にならない、ごほうびをあげるコトと時を決めるなど、ルールづくりが大切なのではないでしょうか。
連休を挟んだにも関わらず、たくさんのご投票をいただき、ありがとうございました。
第914回の投票テーマは「子乗せ電動アシスト自転車使ってますか?」です。
今週もぜひご投票ください。
ガンバったごほうびはママ・パパのハグと手作りのおいしいもの♪わが家のハッピールールだね♡・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまの年齢を教えてください。(きょうだいがいる場合はお一人決めてください)
Q2-1.どんなときにお子さまにごほうびをあげますか?(まだの方は予想で)(複数可)
Q2-2.その他の場合はどんなときですか?
Q3-1.ごほうびには何をあげますか?(まだの方は予想で)(複数可)
Q3-2.その他の場合は何ですか?
Q4.我が家のごほうびでの失敗談や困りごとがあれば教えてください。また決めているルールがあれば教えてください。
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