Weekly ゴーゴーリサーチ(第910回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
育児で大変なことのひとつが「寝かしつけ」。ママ・パパが疲れているときや「早く寝て欲しい」と思っているときに限って、なかなか寝てくれない…という経験を皆さんお持ちではないでしょうか。そこで今回は寝かしつけについて、大変だったこと、上手くいった方法やコツを教えていただきました。
お子さまの寝かしつけを大変と思った(思う)か伺うと、「すごく思った(思う)」とお答えの方が54.4%と半数以上。毎日のことですし、しかもお昼寝も必要なお子さまの場合は1日2回。すんなり寝てくれず、大変な思いをされた方が多いようです。
「何度かあった(ある)」とお答えの方は37.0%。お子さまの体調や気分に寝てくれない日があった(ある)のでしょう。
寝かしつけを大変だと感じたお子さまの年齢・月齢は、
「3ヵ月~6ヵ月(44.1%)」
「6ヵ月~1歳(39.3%)」
「0~3ヵ月(38.4%)」
「1歳~1歳半(28.3%)」
「1歳半~2歳(23.5%)」
という順になりました。
寝かしつけが大変な頃は、生まれてから1歳ぐらいまでという方が多数。細かい年齢・月齢で見ると、「3ヵ月~6ヵ月」が大変という方がトップ。昼と夜の区別がつきはじめているものの、昼にぐっすり眠りすぎて、夜に眠たくならず、グズグズなんてことがあるのでしょう。
また、添い寝でおっぱいをもらっていたお子さまは、卒乳の頃の寝かしつけが大変みたい。
1歳以上になると、まだまだ遊びたかったりして、なかなかお布団に入ってくれないのかも。
寝かしつけにかかる平均時間は、
「15~30分(35.3%)」
「30~45分(27.9%)」
「45~60分(13.6%)」
という順になりました。
お子さまによって、寝つき、眠りが異なり、その日によっても変わってくるので、時間にはバラツキがありましたが、30分ぐらいで寝てくれるよう。ただ、1時間近くかかってしまうことも。そうなると、ママ・パパは大変ですよね。
寝かしつけで大変だったことは、「いつまでも寝ようとしない」とお答えの方がトップで、65.5%。絵本を読んだり、子守歌を歌ったり、あれこれやっても寝てくれない! ママ・パパはイライラしちゃいますよね。
続いては、「何度も起きる(起こされる)」とお答えの方で、半数近くの49.9%がチェック。何度も起こされると、その都度、寝かしつけが必要だし、ママ・パパの睡眠が減ってしまったり、何度も起きるうちに眠れなくなったりしてしんどいのでしょう。
「機嫌が悪い(大声で泣く)」とお答えの方も多く、43.4%。機嫌が悪いとお子さまもママ・パパのイライラが加速。大きな泣き声はご近所の迷惑にもなるので、気を遣いますよね。
・おんぶひもや抱っこひもの中では寝るのに、おろすと一瞬で泣く
・ほかのきょうだいと並行しての寝かしつけ
・ママ以外じゃ寝なかった
・咳払いやドアを開け閉めする音や、小さな物音に反応して起きてしまう
・寝かしつけのためのおしゃぶりから卒業できない
・抱っこしている時の体勢がキツい
・目を瞑るという行為が苦手で、目を開けてぼーっとしている時間が長かった
寝る前の絵本習慣をつくりました。歯磨きをしたらすぐお布団に入り絵本を4冊ほど読みます。すると満足したように自分から、ネンネするというようになりました。(さわごん/東京都杉並区)抱っこで癖がつくと肩が痛くなるので、機嫌良いうちに横にして、歌を歌いながらお腹をぐるぐるの円を描くようにさすってあげると寝てくれます。(べびちママ/宮城県多賀城市)落ち着かせるというかそろそろ寝る時間というのをわかってもらえるように、夜にはおもちゃで遊ばないとか電気を少し暗くするとかするようにしたら、最近は以前よりスムーズに寝付くようになった。(めいこ/新潟県新潟市)添い寝添い乳をしないこと。一人で寝られるように、寝ていなくても夜寝る時間になったら暗くして授乳をして、終わったら寝ていなくてもベッドに置くのを繰り返していたら泣かずに自分で寝るようになった。2ヵ月頃の話です。(たまねぎ/東京都板橋区)産まれてすぐ病院の授乳室で聞いていたオルゴールを流す。(まゆ/神奈川県川崎市)優しく頭を撫でたり、布団の上から胸元をトントンしながら、耳元で「シー」という音(声)を聞かせる!胎内音に似ているらしく、気になるのかすぐ泣き止んでくれて寝付きが良かったので、困った時はいつも行っていました。(yu_mama/静岡県富士市)初めは暗く静かな部屋でゆったりした空間を作ることが寝かしつけに望ましいと思っていましたが、逆にそういう環境が退屈で寝るのを嫌って寝室を嫌がるようになったので、ルールを決めてどのくらいまでと約束をして好きな動画を見せてあげたり、絵本を読み聞かせてあげたり、音楽を聞かせてあげるなど…。まずは布団にいる時間を楽しく心地よい時間にして夜は自発的に寝室に行きたがる、自然に眠くなる習慣を付けました。無理矢理寝かしつけるのは子どもにも親にもストレスだったので、一緒に映画を見たり絵本を読んだり歌ったりしながらいつの間に眠くなるサイクルになり、寝かしつけのストレスが無くなりました。(ゆずまる/新潟県燕市)時期によってちがいますが、2歳くらいになると、本を読んだら寝る。など決まったことを繰り返すことで寝るということをわかってもらう。おしゃべりができるようになってきたら、電気消して、ママに今日楽しかったこと教えて?などお話しながら寝る等をしているとそのあとスムーズに寝てくれるようになりました。(ぴこにこ/兵庫県神戸市)なるべく寝る時間前は電気を消し静かにする。寝る時はおやすみなさいの挨拶をして寝る宣言をし、それをルーティン化する。朝は決まった時間に起こし太陽の日を浴びる昼寝は短く日中たくさん遊ぶ。あとは自然に寝てくれるまで根気強く待つ。あまりイライラせず、危なくない程度にほっとく。(にゃろめ/埼玉県さいたま市)昼寝をした場合はあまり長くさせずに時間を決めて起こす。夜寝る少し前はテンションをあげないように絵本を読んだりお話したりするなど、体を動かす遊びをしない。(もみ/富山県富山市)部屋をいきなり暗くすると嫌がるので、少しずつ暗くしていき、本を読んだりしてゆったりした気分にして寝かせています。(なる/千葉県千葉市)天上にプラネタリウムがうつる玩具のプロジェクターを写しながら寝ると、子どもは喜んでくれます(^^;;今までは絵本を読んだりもしていましたが、部屋が明るいと寝てくれないので、部屋が暗い状態で楽しめるプラネタリウムはいいですね。(さまとき/鳥取県鳥取市)
お子さまの寝かしつけについて伺ったリサーチはいかがでしたか。今回もたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
お子さまの寝かしつけは「大変!」という方が多数。なかなか眠ってくれないと、お子さまも、ママ・パパもイライラしちゃいますよね。とくに大変な頃は、昼夜の区別がつき出す3〜6ヵ月ぐらいのようでした。
すんなり眠ってくれるようにするには、「お風呂に入った後、歯みがきをして、パジャマに着替えて、お布団へといったルーティンを決めて、毎晩実行すること」と多くのママが回答。ルーティンが定着すると、お子さまは「寝る時間だな」ということがわかって、自然に眠ってくれるようですよ。
毎晩のことでママ・パパは大変だと思いますが、絵本を読んだり、背中をトントンしたり、お子さまによって眠〜くなっていく方法があると思うので、色々試しながら気持ちよく寝かせてあげてくださいね。
第911回の投票テーマは「お料理、がんばっていますか?」です。
今週もぜひご投票ください。
寝かしつけているうちにママ・パパがウトウト。子どもがつられてぐっすり。これも作戦成功かな?(笑)・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1. お子さまの寝かしつけを大変だと思った(思う)ことはありますか?
Q2. 寝かしつけを大変だと感じたのはいつ頃でしたか?(複数可)
Q3.寝かしつけに平均してどのくらいの時間がかかりましたか(かかっていますか)?
Q4-1. 寝かしつけで、大変だったのはどんなことですか?(複数可)
Q4-2. 「その他」を選択された方は、どんなことだったか教えてください。
Q5. 寝かしつけの良い方法があれば教えてください。
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