Weekly ゴーゴーリサーチ(第870回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
妊娠・出産は、女性にとって大きな喜びである一方、不安もつきもの。ホルモンバランスの崩れ、育児疲れなどが複雑にからみ合って、産後に“マタニティブルー”を感じる方が約8割もいるといわれています。そこで、今回は“マタニティブルー”についてリサーチを行いました。
出産直後~1ヵ月程度までの マタニティブルーについて、51.5%と半数以上の方が「一時的に感じた」とお答えに。「深刻だった」とお答えの方も13.9%いらっしゃって、この期間のママの大変さがよくわかりますね。 「あまり感じなかった」とお答えの方は34.6%でした。
“マタニティブルー”で感じたことは、
「気分の浮き沈みが激しくなった(42.2%)」
「ちょっとしたことですぐ涙が出る(34.9%)」
「育児に自信が持てず不安(28.1%)」
「赤ちゃんの泣き声を聞くのがつらい(25.6%)」
「パートナーにつらくあたった(23.4%)」
「一日中何もする気力が起こらない(21.0%)」
という順になりました。
トップは「気分の浮き沈みが激しくなった」。女性ホルモンの乱れはメンタルに影響するといわれ、気分が冴えなかったり、逆にテンションが高くなったりされた方が多いですね。
また、「ちょっとしたことですぐ涙が出る」も多くの方が経験されたよう。
漠然とした不安も感じやすく、「育児に自信が持てず不安」 「赤ちゃんの泣き声を聞くのがつらい」にチェックされた方も。
また、そういった気持ちをどうすることもできず、「パートナーにつらくあたった」 「一日中何もする気力が起こらない」という状態になった方もいらっしゃいました。
ママが“マタニティブルー”をはじめ、産後の不安や悩みを相談したのは、「母」とお答えの方が多く、66.7%。同じ女性であり、母としての先輩であるお母さんが話しやすいのでしょう。 続いては、「夫」とお答えの方で48.4%。子どものパパであり、ママのもっともそばにいる人でもあるので、いろいろ聞いて欲しいですよね。 一方、身内には話しにくい、わかってくれないという声もあるようで、「友人」とお答えの方も29.2%いらっしゃいました。
・職場の人
・精神科医
あまり考えないことが一番だなと思います。驚きと衝撃の連続なので多少のことは目をつぶり、見なかった、聞かなかったことに!(笑)しっかりごはんを食べることも大切かなと思います。私の場合はどんなに大変でもいらいらしても朝ご飯をしっかり食べていたことで毎日のリセットができて1日がんばろうと思えます。特に、味噌汁が大切!!夜のうちに鍋に昆布、かつおぶし、にぼし、しいたけ、などその日そのときの気分で水につけておき朝しっかりだしの味噌汁を食べることで香りと暖かさにほっとできました。(さきっちょ/山形県上山市)家族に頼れるならまとめて眠らせてもらうのが一番だと思います。人間には睡眠な大事だと身をもって感じました。(まめママ/埼玉県朝霞市)相談できる人、頼れる人がいない人だっている。人の声も耳に入らない時もあると思う。余裕がなくなった時は、好きなものを食べて、外の空気を吸って、好きな動画をちょっと見たり、一瞬でも息抜きをするとよいかもしれません。親がいない私は、夫に愚痴りながら、そうやってなんとか乗りきってきました。(朝日/宮城県仙台市)私の場合は、里帰り中だったため、しんどいときは頼った。育児が不安だったり、うまくいかないのは自分だけではない、と他者から伝えてもらったら楽になった。(amm/広島県福山市)泣いていないのに泣き声が聞こえる気がして全く育児を楽しめなかったです。今思えば、もっと楽に考えて育てれば良かったなぁと思います。あの当時、乗り切れたのは友人に言われた一言です。『今は苦しくても来年は同じ悩みをしてないよ』と言われた事です。その一言で『ずっと続く訳じゃない。来年にはこんな気持ちは忘れて笑い話にできてる』っと自分に言い聞かせて頑張れました。(らら/福岡県北九州市)結局、眠れないのが一番よくないと感じました。眠れないと精神的にも不安定になります。アドバイスするなら、なんでも1番楽な方法でやること。ザ★手抜きを目指す。特に立って抱っこの寝かしつけを生まれた時から避けるのがオススメです。体が休まり、気持ちも楽になります。私は第一子の経験から、二人目は始めから寝かしつけは添い寝でトントンもなし。そういう習慣なら、赤ちゃんは数日で慣れて、それだけで眠れるようになります!騙されたつもりでやってみてほしいです。(ゆずゆ/東京都府中市)自分だけでなく、皆1度は悩む事だと思います。私の場合は子育て支援センターに勇気を持って出掛けて、先生に話を聞いて貰ったことで気持ちがスッキリしました。初めて出かける場所は勇気がいると思いますが、1歩進んでみてください。こんな簡単だったんだと思えますよ。(なぎママ/静岡県島田市)夜になると、一層赤ちゃんの泣き声が辛く可愛いと思えないことが多かったです。暗くしたままだと余計そうさせる気がしたので、部屋の電気をつけて変に沈まないようにしました。バタバタして身なりも見せられるようなものでなく、人に会うのが億劫でしたが、誰かに思いを聞いてもらうことで心が軽くなったので、会ったりメールしたりして不安感を溜め込まないようにしました。(もったん /大阪府交野市)産院で産後ゆっくり休みたいのに、母子同室で常に赤ちゃんと一緒に過ごすことが凄くしんどかった。特に夜間の授乳、出ないのに張って痛いおっぱい…一人で泣いてました。母乳育児がいいと世間では言われてますが、私にはそれがプレッシャーで精神的に一番しんどかったです。痛いのを我慢して咥えさせるのもストレスでした。悩んだけど、結局完全ミルクに切り替えてからはスッキリしました。自分にとってしんどくない方法を選ぶことが一番だなと思います。母乳じゃなくたって我が子たちは元気に大きく育ちました!大丈夫!(まゆ/滋賀県大津市)母乳をあげるように言われることや、時間きっちりに規定量のミルクを飲ませるよう言われ、それを達成するために神経質になってしまった。育児以外の息抜きや、託児で一時的に離れる時間を持つようにした方が良い。産後のリラクゼーションやマッサージ、ネイルなど。(ゆぴす/三重県桑名市)少しだけ自分の時間を作るようにしました。子どもが眠ったら自分の好きな時間。ゆっくりコーヒーを飲みながら雑誌を読んだりテレビを見たり、とにかくゆっくり過ごしました!後は、共感してくれる人を見つけて相談に乗ってもらっています。(まか/熊本県熊本市)自分の好きな音楽を聞いたり時間ある時は録画したドラマみたり気分転換をした!(大ちゃんママ/山口県宇部市)友人に相談するのが1番良いです。母や義母に愚痴をこぼしても「私のときは」「そんなこと言っても」と言われました。いくら身内でもイラッとしてしまうことがありました。友人は笑って流してくれます。人のことなので気にしません。楽でした。(ちゃそ/大阪府豊中市)
「“マタニティブルー”を感じたことありますか?」と題した今回のリサーチにもご協力をいただき、ありがとうございます。
8割近くの方が経験するといわれているマタニティブルーですが、今回の結果もそれに近い割合のママがマタニティブルーだったよう。感じ方はいろいろですが、どれも永遠に続いてしまうのではないかと思ってしまいますよね。
乗り切り方としては、休むことがいいよう。こうしなければいけない、それができなかったので私が悪いと、一人でため込んで、負のスパイラルに陥ってしまうのがNG。身内や友人、支援センターなど頼れる人にはどんどん頼って甘える、好きな音楽を聴いたり、おいしいものを食べたり、気分転換もどんどん図って乗り切られたようです。
今、マタニティブルーを感じておられる方は本当に大変だと思います。今回ご投票いただいたママたちの声も参考に、頑張りすぎず、振り返ればママの人生の思い出になるといいですね。
第871回の投票テーマは「もらって嬉しい出産祝いは?」です。
今週もぜひご投票ください。
ニコニコ笑う子どもの笑顔にメソメソ・イライラも吹っ飛んじゃった!子育てはワタシ流でがイチバンだね♡・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.出産直後~1ヵ月程度までの間に理由なく涙が出るなど“マタニティブルー”を感じましたか?
Q2-1.どのようなことを感じましたか?(複数可)
Q2-2.その他の場合はどのようなことですか?
Q3-1.産後、誰に相談することが多かったですか?(複数可)
Q3-2.その他の場合は誰ですか?
Q4.産後に不安に思ったことや、マタニティブルーを乗り切るためのアドバイスがあれば教えてください。
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