Weekly ゴーゴーリサーチ(第845回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
子育てにおいて重要な役割を果たす“しつけ”。お子さまに物事や人間関係、社会の善し悪しを理解してもらうために必要なのですが、しつけの方法や加減はとても難しく、ママ・パパにとっては悩みがつきないと思います。そこで、今回はお子さまのしつけについて教えていただきました。
今回、ご投票いただいた皆さんのお子さま(きょうだいを含む)の年齢は次の通りです。
「7歳以上(35.4%)」
「0歳(16.5%)」
「1歳(14.8%)」
「3歳(13.2%)」
「2歳(12.8%)」
「4歳(9.6%)」
「6歳(8.4%)」
「5歳(7.1%)」
お子さまの“しつけ”で苦労している(いた)ことは、
「食事中のマナー(49.4%)」
「我慢すること(32.9%)」
「おもちゃの片付け(30.7%)」
「お友だちとの関わり方(22.8%)」
「歯みがき(21.6%)」
「よその人への挨拶(21.4%)」
「トイレトレーニング(20.2%)」
「テレビやDVD、ゲームの時間(20.0%)」
という順になりました。
トップは、「食事中のマナー」。お箸の持ち方や食べ物の食べ方は、ママ・パパだけなく、他の人からかも“しつけ”ができているか見えやすい部分であり、苦労も多いようですね。
続いては、「我慢すること」。大きくなればなるほど、してはいけないことが増えますし、お子さまの思い通りに何でも叶うわけはないので、我慢を覚えさせないとダメなのですが、なかなか大変なのでは。
生活習慣のしつけとしては、「おもちゃの片付け」「歯みがき」「トイレトレーニング」 「テレビやDVD、ゲームの時間」に苦労が多いよう。小さい頃からしっかり身につけさせたいのですが、言うことを聞いてくれない、定着しないのかもしれません。
また、「お友だちとの関わり方」「よその人への挨拶」といった人間関係や礼儀は人としてとても大切なので、苦労しながらもしっかりしつけられているようです。
ママ・パパがしつけで心がけておられることは、「感情的にならない」とお答えの方が多く、52.9%。しつけではイライラしてしまったり、声を荒げてしまったりもあると思いますが、キーッとなってしまっては逆効果なので、冷静さを保つようされているよう。「注意するときの言葉づかい(34.2%)」も配慮されています。
続いては、「子どもの努力をしっかりほめる」とお答えの方で42.3%。誰でもほめられるとうれしいもの。できなかったことができるようになることから、「できることは子どもにやらせる(36.8%)」という方も。お子さまのやる気を尊重し、努力を見てあげるのも親の役割なのでしょう。一方で、「悪いことは厳しく叱る」とお答えの方も多く、38.0%。いけないことは、ほめるだけでは理解してくれないのかもしれませんね。
しつけで参考・頼りにしているのは、
「夫・妻の意見(42.9%)」
「自分の経験(37.6%)」
「祖父母の意見(36.6%)」
「友人の意見(32.2%)」
という順になりました。
トップは「夫・妻の意見」。子育てはご夫婦やご家庭によって考え方、方法も異なるので、ママ・パパお互いが参考・頼りになるようですね。
続いては、「自分の経験」。自分がどうしつけられ、何がうれしくて、何がイヤだったかよくわかるので、参考になるのでしょう。もちろん、ママ・パパのそのしつけを行った「祖父母の意見」も頼りになりますよね。
一方、「友人の意見」と、第三者的な方のアドバイス、経験談なども参考になるようです。
もう少し強い子供になってほしいと言った時、担任の先生から強さは後からでもついてくるが優しさは中々つかないので今のままで良いのでは、と言われておおらかな気持ちを持てるようになりました。(マミー/愛知県豊田市)よく「みんなそうだよ」と言われて、大した悩みじゃないと言われているように感じたり、みんながクリアできることで悩んでいる事に落ち込みましたが、支援センターの先生に「皆そうだから大丈夫!お母さんの育て方が間違ってるわけじゃないよ」と言われたとき気持ちが楽になり、少し自信を持って子供と向き合えるようになりました。アドバイスする側も伝え方一つで違うなと感じました。(ぴすけ/北海道石狩市)怒りすぎたかな…など自信喪失している時にどんなママでも子供にとっては満点で一番大好きなママ、とネットにのっていて前向きになれました。(ゆぴ/千葉県松戸市)頼りになったというか救われた言葉ですがまだ言葉が話せないのでどうしても気に入らないことがあると叩いて怒りを表現したりしてしまいます。保育園でもお友達にやってしまうのではないか…と悩んでいた時に保育ママさんや保育士さんが「まだまだ、これからですから。焦らず見ていってあげましょうね。失敗と成功の繰り返しですよ。」とドーンと構えてくれている姿に、その言葉に救われました。(いっちー/東京都江戸川区)やってしまったことを全否定されるのは大人でも辛いこと。まずは気持ちを受け止めてから、どこが悪かったのかを注意すると子供自身も受け入れやすいと教わりました。(らんらん/北海道室蘭市)1歳9ヵ月の娘のしつけで一番困っている事は、食事中に食べ物で遊び出すことです。最近娘は、ままごとが大好きですし、大人(私)が料理をしているのを真似たいのか、スプーンで食べ物を必要以上にかき回したり、お茶を他の器にうつしたりして汚すことに困っていました…。娘は好奇心旺盛で活発ですし、見様見真似で本人は大人の真似をしたいんだろうな~と思うと、強く叱れなくて、いつも冷静に注意だけする感じで躾をしていましたが、保育園の先生に相談してみたら「もう食べないなら下げていい?」と子供に聞いて、食べ物で遊び出したら食事を下げてみては?とアドバイスをいただきました。保育士さんの言うように実践してみたら、食べ物で遊ぶことも減り、さすが保育士さん!と感動しました(^-^)(七原/島根県出雲市)怒りがぐっときても、まだ○年しか生きてないんだから仕方ない、命に関わる事じゃなければ大丈夫、と些細な事でガミガミ怒らない様に気をつける。(ぬーーねの/鳥取県米子市)小学生までオムツしている子はいない。気にしすぎもよくないから気楽に構えようと思えました。(ゆずゆん/東京都府中市)子供は親を見て育つから親がちゃんとする。基本的な挨拶やマナーは必ず成長していくにつれ必要なことだと感じました。(だーく/千葉県千葉市)上の子や下の子に注意や叱る時に、お姉ちゃんなんだから…妹なんだから…とかを言ってはいけない。と言われた時にびっくりしました。私は一人っ子だったので、わからず…周りの意見を聞いてました!(もっちりこ/福岡県飯塚市)夫婦で話し合って決めたしつけは必ずチームのように貫くようにしています。子供に折れてしまうと、そういうことに関して子供は頭がいいもので、甘えられると思われてしまいます。なので、一度言ったことは(言う前によく考えることが重要ですが)変えないようにしています。(匿名希望/群馬県太田市)
「“しつけ”どんなことに悩んでる?」と題したリサーチはいかがでしたか。お盆期間を挟んだにも関わらず、たくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
子育てに必須の “しつけ”。上手くいかない時も多いと思いますが、皆さん、悩んだり、迷ったりしながら、お子さまと“しつけ”に向かい合っておられますね。特にママ・パパが感情的になって怒る、叱るにならないよう注意されているよう。また、お子さまの気持ちになって考える、話を聞くことも大切。それに伴い、ママ・パパのしつけの方法を保育園や幼稚園の先生などが受け入れてくれたり、励ましてくれたりすると、悩みが解消するようです。しつけはママ・パパが行うのですが、一人で、夫婦で抱え込むのはよくありません。誰かに相談したり、時には愚痴ったりするのもOK。このリサーチのコメントなども参考にしてくださいね。
第846回の投票テーマは「“お昼寝”どうしてる?」です。
今週もぜひご投票ください。
子どもをしつけながら、ママ・パパも親として成長中。楽しく、おおらかに、一緒に歩んでいこうね♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまの年齢は?(複数可)
Q2-1.お子さまの“しつけ”で苦労していること、また以前苦労したことは?(複数可)
Q2-2.その他の場合はどんなことですか?
Q3-1.しつけをする上でもっとも心がけていることは?(複数可)
Q3-2.その他の場合は何ですか?
Q4-1.“しつけ”をする上で、参考にする・頼りにしているのは?(複数可)
Q4-2.その他の場合は、何を頼りにしていますか?
Q5.しつけの悩みに対して、これまでに頼りになった(役にたった)アドバイスでは、どんなことがありますか?
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