Weekly ゴーゴーリサーチ(第762回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
8月30日(火)から9月5日(月)までは防災週間です。ここ数年、日本は地震や台風、豪雨など自然災害が多数発生。大切な命や財産を守るには、しっかりとした備えが必要ですよね。そこで、今回は子育てファミリーの「防災対策」について、リサーチを行いました。
Happy-Note.comでは、「子育てママと子どもにオススメ 防災対策10ヵ条」をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
http://www.happy-note.com/research/sp/index.html
子育てファミリーが不安に思っている自然災害は、94.8%の方が「地震」とお答えに。熊本地震の発生から間もないこともあるのでしょう。未曾有の被害をもたらす地震を大半のファミリーが不安に思っていらっしゃいます。
続いては、「台風」とお答えの方で42.8%。毎年何度もやって来て大きな被害をもたらすだけに不安ですよね。
最近は「豪雨」の被害も大きく、25.9%の方がチェック。
東日本大震災の影響もあり、「津波」が不安という方も23.1%いらっしゃいました。
災害に備えて自宅で準備しているものは、
「懐中電灯・ローソク(69.7%)」
「水(57.8%)」
「マスク(37.3%)」
「ビニール袋(36.1%)」
「非常食(ミルク・離乳食)(33.6%)」
「ラジオ(31.3%)」
「軍手・靴下(30.9%)」
「救急薬品(30.1%)」
「マッチ・ライター(25.6%)」
「オムツ・生理用品(25.2%)」
という順になりました。
災害が発生すると、電気や水などライフラインが寸断されるため、その備えをされている方が多数。トップは「懐中電灯・ローソク」、続いて「水」がランクインしました。ローソクをつけたりするために「マッチ・ライター」もセットで用意されているのでは?
また、煙やホコリ、感染などを防ぐ「マスク」、バケツや雨具、調理道具などさまざまに使える「ビニール袋」も必須のよう。
避難生活のことを考えると、「非常食(ミルク・離乳食)」も大切。とくに子育てファミリーは手に入りにくいミルクや離乳食が欠かせませんよね。「オムツ・生理用品」も子育てファミリーやママには必須。
被害状況を確認するための「ラジオ」、何か作業をしたり、ケガ、寒さから手足を守る「軍手・靴下」、ケガや病気に備えて「救急薬品」も用意されていました。
災害はいつ発生するかわかりません。そこで、外出中の被災に備えて意識していること、携帯しているものを伺うと、47.1%の方が「出かけるときは家族に行先を伝える」とお答えに。どこにいるのかわからければ安否確認ができませんよね。
続いては、「携帯電話の充電器を持ち歩く」とお答えの方で21.2%。連絡を取りたいのに充電切れだと困ります。
「ペットボトルやマグボトルで飲料水を持ち歩く」とお答えの方も20.4%いらっしゃいました。
東日本大震災を経験して、一番必要だった水、電池、応急処置用具は常に用意しています。家の地域は津波もあり、下校途中だったら、家に戻らず、学校に来た道を戻るように教えています。(さや/宮城県塩釜市)私は宮城県に住んでおり、先の東日本大震災の時は食器棚の戸が開き中の食器類が飛び出したため台所が破片だらけで大変危険だと感じました。それ以来、食器棚の扉は勝手に開かないようにストッパーを設置しています。避難道具は当時はしっかり準備していましたが、すっかり安心して最近はメンテナンスもおろそかになっていました。この機会にまた確認しておこうと思います。(mii/宮城県栗原市)阪神大震災を経験しました。完璧な防災グッズを用意しなくても良いので、最低限の物と知識を備えておくのが、長く「災害への備え」に必要だと思います。(まぐろん/兵庫県明石市)沖縄に住んでいるので、毎年台風情報には気を付けています。すぐに片付けられるように日頃からベランダには物を置いていません。台風が接近する前から余裕をもって準備をします。あとは、停電に備えて冷蔵庫はなるべく食材を無くすようにしています。(まるちゃん/沖縄県国頭郡)防災意識がどうしても薄れてしまうので、近くで行われる防災関連のイベントや講座には積極的に参加するようにしている。非常持ち出しリュックを半年に一度見直ししている。長男が幼稚園で毎月何らかの防災訓練をしているので、その該当日にはお迎えの時間を使って長男に話をしている。(たくはっち/静岡県浜松市)子供が幼稚園生、小学生、未就園児なので、日中、家族がバラバラの時に大きな災害が起こったときの子供たちの迎えなど、夫と分担できるように話し合っています。(miyu/広島県広島市)粉ミルクや、オムツは予備をたくさん備えています。あと、海が近いので津波が来た時を想定し、どこに避難するかなど細かく調べています。(はる/宮崎県宮崎市)新生児訪問のときに、実家にも非常用に娘分のオムツや着替えを置いておくように言われて、最低限のものを置くようにしている。(てぃ/埼玉県さいたま市)非常食は常に常備しています。家族同士で、災害時の集合場所を共有して、外出先や仕事中に連絡が取れなかった時にどのように帰ってくるか予め相談してあります。(すけさん/埼玉県狭山市)災害で車中泊をする事も考えられるので、車の中にブランケットを置いていたり、足を伸ばして寝られるよう大きめの車に乗っている。(むっく/島根県出雲市)玄関先の靴箱に防災リュックを用意しており、避難の際にすぐ取り出せるようにしています。地震が来ても、物の落下を防げるよう、滑り止めをつけたりなるべく高いところに重たいもの、割れ物を置かないように意識しています。テレビで被災した際、いちばん怖かったのは暗闇という声が多かったというのを目にし、懐中電灯やキャンドル等を多く用意しました。(やまあき/東京都北区)真夏や真冬に、もし避難所生活を強いられたらどうするか、どんなものが必用か、普段から考える必要がある。テレビのニュースで災害に遭った他県の方々を、他人事として考えてはいけない。今快適に暮らせている生活が、当たり前ではないことを小さい子たちにも伝えていく事が大切だと思う。(まっちー/千葉県柏市)まだ子供が小さいですが、なるべく理解できるように話しています。特に、地震、台風については、本人も危機意識があるようで、いざという時のために、これからは災害グッズなどの確認も一緒にしようと思います。(なつ/埼玉県三郷市)どこかで災害がある度に家族で避難訓練をしたり、避難グッズの見直しをしています。我が家は主人が不在がちなので、子どもには地震の際ヘルメットを被って物が落ちてこない和室か玄関に逃げるよう教え、私は幼児2人を抱っことおんぶし更に避難グッズを背負う練習までしています。(ちくりん/宮城県仙台市)うちの主人は災害時には仕事になるので、私が家族を守らなければいけません。夜寝るときは、ガスの元栓を閉めたかの確認は忘れずに行い、枕元には災害用リュックと、猫を一匹飼っているので、猫用キャリーケースも枕元に置いて寝ます。猫用の餌やトイレ用品も災害用リュックに一緒に入れています。(そーなっつ/山口県宇部市)
「防災対策してますか?」と題した今回のリサーチはいかがでしたか? たくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
地震、台風、豪雨など自然災害が発生した時、ママ・パパ自身、そして大切なお子さまを守るために、万一の避難生活のために、防災への意識や知識、備えが不可欠ですよね。皆さん、避難経路の確認、防災袋の用意などをされているよう。とくに緊急時はミルクや離乳食、オムツ、薬などお子さまのものが手に入りにくいこともあり、しっかり用意されていました。また、お子さまがある程度大きくなられたら、災害時の行動をきちんと教えていらっしゃるようです。
一方、やろうと思いながら後回しになっていたので、今回のリサーチを参考に準備したいという声もたくさんいただきました。起こってからでは遅い。また、フリーコメントにもありましたが、グッズを揃えたから安心ではなく、備えを継続、更新していくことも大切なよう。さっそく家族揃って防災対策を始め、続けていきましょう。
第763回の投票テーマは「通わせてますか?習い事」です。
今週もぜひご投票ください。
いざという時のために、家族みんなで話し合い。避難ルートを散歩するのもいいね♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.不安に思っている「自然災害」は何ですか?(複数可)
Q1-2.その他の場合はどのような災害ですか?
Q2.ご家族で避難所までのルートや、非常時の行動を確認していますか?
Q3-1.災害に備えて自宅で準備しているものは何ですか?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんなものですか?
Q4-1.外出中の被災に備えて日頃から意識していることや、 携帯を心がけているものはありますか?(複数可)
Q4-2.その他を選択された方の持ち物を教えてください。
Q5.災害への備えや、子どもを守るために工夫していることがあれば教えてください。
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