Weekly ゴーゴーリサーチ(第695回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
お子さまの健康や成長に欠かせない栄養が満点の野菜。毎日の食事でバランス良く、しっかり食べさせたいですよね。そこで、お子さまが好きな野菜、苦手な野菜、上手に食べさせる調理法やママの工夫などをリサーチしました。
今回のリサーチの対象となるお子さまの年齢は次の通りです。
「0歳(12.7%)」
「1歳(8.2%)」
「2歳(10.6%)」
「3歳(10.1%)」
「4歳(7.7%)」
「5歳(6.5%)」
「6歳(6.0%)」
「7歳以上 (38.2%)」
お子さまがよく食べる野菜は、
「じゃがいも(52.2%)」
「かぼちゃ(47.8%)」
「さつまいも(46.9%)」
「トマト(45.5%)」
「とうもろこし(41.8%)」
「きゅうり(39.4%)」
「にんじん(36.9%)」
「ブロッコリー(36.7%)」
「大根(34.1%)」
「たまねぎ(33.4%)」
「ほうれん草(32.0%)」
が上位にランクイン。
トップは「じゃがいも」。続いて、「かぼちゃ」「さつまいも」となりました。ほくほくとして甘い芋類がお子さまの口に合うのでしょう。「とうもろこし」も甘くてお子さま好みなのかな。
「トマト」や「きゅうり」はサラダやサンドイッチなどでよく食べられるのでは。
また、お子さまが苦手な野菜の代表のような「にんじん」も上位に。最近のものは苦みが少なく、カレーやシチューにもよく入っているので食べられるのかも。
「大根」「たまねぎ」もいろいろな料理に欠かせないので、自然に食べてくれるのでしょう。
「ブロッコリー」「ほうれん草」は、離乳食にも使いやすく、赤ちゃんの頃からお気に入りなのでは。
お子さまが苦手な(食べない)野菜は、
「ゴーヤー(42.0%)」
「ピーマン(38.1%)」
「モロヘイヤ(22.7%)」
「トマト(20.2%)」
「ナス(19.7%)」
「ネギ(18.3%)」
「ズッキーニ(17.4%)」
「オクラ(15.3%)」
という順になりました。
この結果を見ると、お子さまは苦い・辛い・食感が微妙なものが苦手なよう。
トップの「ゴーヤー」や「ピーマン」は独特の苦みがありますよね。
「モロヘイヤ」「オクラ」は、苦みに加えてネバネバがダメなのかも。
好きな野菜で上位に入っている「トマト」は苦手なお子さまも多いよう。
辛さと匂いがある「ネギ」、グニャっとした食感の「ナス」「ズッキーニ」も苦手なようです。
Q3-1で伺ったお子さまが特に苦手な野菜の理由を、ランキングに合わせてご紹介します。
「ゴーヤー」
・野菜全般食べますがピーマン・ゴーヤーの苦味は苦手のようです。
・ゴーヤーの苦味が強いのが嫌みたい。
「ピーマン」
・ピーマンは苦いのが嫌いでそこから緑の野菜を食べなくなりました。
・ピーマン!あの独特の青臭い苦味が苦手みたい!!
「モロヘイヤ」
・モロヘイヤの食感。
「トマト」
・生のトマトは酸っぱい!っと言ってすごい顔をして出しちゃいます。
・加熱したトマトの味が苦手なよう。
「ナス」
・なすびはべちゃっとして気持ち悪いらしい。
・ナスは皮がキュっキュしてる感じと見た目。
「ネギ」
・においが苦手のよう。
・ネギは味噌汁などに入っていることが多いが、口の中にずーっと残るのが嫌みたいです。
「オクラ」
・オクラは周りのざらつきが苦手
・オクラの毛が苦手みたいです。
「その他」
・茹でブロッコリーのモサモサ感が嫌らしい。
・レタスは味がないからイヤみたいです。
・ほうれん草の繊維をうまく噛めず、吐き出します。
・にんじんとごぼうは土くさい匂い。
・きゅうりの青臭い匂いが嫌なので、他の具材に混ぜ込んでも匂いに気付いて口を開けてくれません(T_T)
揚げ物、キッシュ、お好み焼き、ハンバーグ、カレーに入れるとなんでも食べてくれます。(たーも/神奈川県相模原市)食感が嫌で食べなさそうな物はフードプロセッサーにかけてハンバーグとかパンとかクッキーとかに混ぜ込んであげてます。(くまむし/三重県いなべ市)小さく刻んで好きものと一緒に調理して食べさせます。またお菓子を作るときにいれたり、ミックスジュースにしたりして食べたりしています。生野菜は手作り野菜ドレッシングをつくって、ドレッシングごと食べれるようにしています。調理も野菜自体に下味やだしの味がきいていると食べます。(もも/岐阜県大垣市)生野菜はゴマドレッシングなどの濃厚なドレッシングと一緒に食べるとよく食べてくれます。シャキシャキしたものは、一度さっと湯に通して食べやすくしています。(ゆちゃはちゃ/愛知県名古屋市)レタスや生野菜はあまり好きではないので自分でドレッシングを選ばせて楽しくおいしく食べられるようにしています。ドレッシングは味見させます。(やや/愛知県名古屋市)細かく刻んでハンバーグや肉団子に。生野菜はあえて大きく切って、好きな味のディップをたっぷりつけて食べています。(ひっとん/岐阜県各務原市)一つのプレートに可愛いく少なめに盛り付けて全部食べる喜びを知ってもらうようにしてます。サラダなどは大好きなトマトを沢山入れて一緒に食べれるようにしてます!(あきちゃんママ/福岡県福岡市) 味付けや切り方など工夫してもダメだったので、「エルサ(アナと雪の女王のキャラ)になれるよ」と言ったところ少し食べるようになりました。(ベック/千葉県市川市)自家菜園で畑を家族みんなで育てているので、子どももその体験を通して、自分で手間暇かけて育てた野菜、ニンジン、ピーマン、トマトなどもどんどん好きになっていったようだ。(仁美さん/福島県福島市)細かく刻む、まぜて料理する。あとは本人に包丁をもたせて切ってもらって、料理に使って「おいしくできてる!」とほめて苦手意識を減らすような前向きな声かけをしています。(ももかんみかん/愛知県長久手市)私が「美味しい!美味しい!」と笑顔で食べてみせると、興味をもって食べたり「美味しい!」と子どもも言ったりします。これが一番効きます(笑)(ブブブー/宮崎県宮崎市)気にせず食卓に出し、みんなで美味しそうに食べる。慣れもあると思うので、子どもにも少しだけでも食べさせる。(ビーナス/静岡県静岡市)給食で出されたら食べているようなので、好きにまではならないとしても口にできる程度に慣れてもらうことを期待。好きな・食べられる野菜も多く、栄養価の面での不安は無いため家では特に何もしていない。(みんみん/東京都調布市)
「野菜、食べてますか?」と題したリサーチにもたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
今回の結果を見ると、お子さまは芋類やとうもろこしなど甘い野菜が好みで、苦い・辛い・食感が悪い野菜は苦手なよう。とはいっても、「とうもろこしは食べない」という声もあり、好き嫌いはまさに十人十色でした。
いろいろな野菜を食べさせるには、カレーやハンバーグなどお子さまの好きなもの入れる、濃いめの味つけにする、小さく刻んだり、すり下ろしたりしてわからなくするなど、工夫されていますね。ただ、お子さまの場合、食わず嫌い、食べ慣れていないことも苦手の原因のようで、「ママがおいしいと食べると、子どもも食べ出した」「給食でお友だちが食べていると残すのが恥ずかしいのか食べるようになった」というケースもあるよう。
Aの野菜が苦手でも、Bの野菜をモリモリ食べてくれればOK! 無理に食べさせるのではなく、少しずつ慣れさせていきたいですね!
第696回の投票テーマは「“託児サービス”利用したい?」です。
今週もぜひご投票ください。
苦手な野菜を克服!誇らしげな顔もまたかわいいから、ママもお料理がんばるよ♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまの年齢は?(きょうだいがいる場合はお一人決めてください)
Q2-1.お子さまが好きな(よく食べる)野菜は?(複数可)
Q2-2.その他の場合はどんな野菜ですか?
Q3-1.お子さまが苦手な(食べない)野菜は?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんな野菜ですか?
Q3-3.お子さまが特に苦手な野菜と、その理由がわかれば教えてください。
例:トマトは食べた時のぐにゃっとした食感が嫌いみたい。
Q4.お子さまは苦手な野菜をどのように克服しているか教えてください。 調理法、食べ方、食卓の整え方、生野菜を食べさせる方法など、 オススメの工夫があれば教えてください。
例:揚げて苦味を少なくする、かわいく切って見栄えをよくするなど。
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