Weekly ゴーゴーリサーチ(第647回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
お子さまが小・中学、高校、大学と、成長していくことを考えると、「小さい頃から何か学ばせた方がいいいかしら」と思う方もいらっしゃるのでは? その選択肢のひとつが家庭教材。お家で学習でき、ママ・パパの目が行き届くこともいいですよね。今回は家庭教材にスポットをあて、お子さまの使用状況や学習へのお考えなどを伺いました。
今回のリサーチでの家庭教材の使用状況は、
「使っていない(54.5%)」
「使っている(29.0%)」
「使っていたがやめた(16.5%)」
となりました。
半数以上の方が「使っていない」とお答えに。「使っている」、やめたけれど使った経験がある方も4割以上いらっしゃいました。
「使っている」「使っていたがやめた」というお子さまが家庭教材を使い始めた年齢は、
「0歳(20.1%)」
「1歳(17.9%)」
「2歳(11.2%)」
「3歳(17.3%)」
「4歳(5.6%)」
「5歳以上(27.9%)」
となりました。
トップは「5歳以上」。就学前後がきっかけになるのでしょうね。
一方、できるだけ早いほうがよいと「0歳」から始めた方もいらっしゃいました。
皆さんが使っている(いた)教材を具体的に教えていただきました。いくつかピックアップしましょう。
家庭教材に期待することは、
「知育全般(59.6%)」
「生活習慣のしつけ(40.4%)」
「文字や数の理解(35.9%)」
「集中力(35.6%)」
「親子のコミュ二ケーション(27.4%)」
「感性や情緒面(25.9%)」
「英語などの語学力(22.6%)」
という順になりました。
トップは「知育全般」。楽しく遊びながら、お子さまの成長や発達につながるといいですよね。
続いては、「生活習慣のしつけ」。これも教材を使って楽しく身につけてくれると、ママ・パパとしてはうれしいのでは。「親子のコミュ二ケーション」に役立つ、役立てたいという方もいらっしゃいますね。
勉強面では、「文字や数の理解」を期待して使われているよう。また「英語などの語学力」も人気。語学はできるだけ早いうちにスタートさせたいのかも。
「集中力」「感情や情緒面」と、教材を使って心の成長を促したいという方もいらっしゃいました。
「使っていない」「使っていたがやめた」という方の理由は、
「特に必要性を感じない(30.9%)」
「まだ早すぎる(25.7%)」
「お金がもったいない(22.2%)」
「子どもが興味を持たない(21.7%)」
「続かないように思う(20.4%)」
という順になりました。
トップは、「特に必要性を感じない」。ママ・パパが生活習慣や文字などを教えたり、幼稚園や小学校で教えてもらったりすれば、教材は必要ないのかもしれません。
また「まだ早すぎる」もいう方も。赤ちゃんや小さいお子さまが使ったところで、身につくのかな?役に立つのかな?と、疑問なのかも。しかも「子どもが興味を持たない」と意味が無いですものね。
せっかく始めても、続けるのは結構大変。「続かないように思う」、また中途半端にやめたりして「お金がもったいない」ということも理由に挙げられました。
毎月成長の過程にあったおもちゃが届くので、よかったと思う。喜んでトイレに行くようになったり、感情面にもいい効果があるのかなと思う。英語を始めて、歌を歌うようになったりした。(とこ/神奈川県小田原市)年少の夏休みから、勉強をするクセをつけたいのと、短時間でも集中して取り組むことができるといいなとの思いで、ドリルを始めました。ちえ、ことば、かず、とけいなど理解できるようになってるのがうれしい。英語や足し算などは、おやつやお風呂の時間などに、遊びながら教えてます。そのうち通信教育にもチャレンジしたくなるかも知れませんが、今のところはこのままで充分かなと思っています。(こざる/東京都八王子市)親では思いつかないような教え方が良かった。表現力が身についたと思う。(ルブ/静岡県伊豆の国市)絵本やおもちゃは自分の趣味で買ってしまって子供に合うのか分からなかったので、試しに見せてみたら他のものと全然興味の持ち方が違ったので、はじめました。自分と同じくらいの年のこどもがでていたり、生活習慣がだんだんと身についてきたように思います。親だけではなかなかムズカシイので、合うものがあったら活用したらいいと思います。(ゆうママ/山梨県甲府市)小さい時は、勉強も大切だけど、子供が興味をもつ付録がいいと思いました!大きくなれば勉強中心の教材もいいかなと検討中です。(ぽんちゃん/石川県河北郡)子供が遊び以外で集中してやっていたことが良かったと思います。また、挨拶などの躾ができるようになったのも良かったです。(こう/北海道北広島市)子供がひとりで読み書きできるようになり良かった。下の子も今その教材を使って上の子の助けを借りながら読み書きを学べるので、経済的にも助かった。(こむたんひつじ/福島県福島市)家庭教材の図鑑などを見るようになってから、物の名前などを覚える事が増え子供の話す言葉が豊かになり、子供と話していて楽しいのが親として嬉しいです。(桜餅/鳥取県鳥取市)家庭教材は使っていませんが、新生児の頃から英語で話しかけたり英語の歌を歌うなど日常的に英語に触れさせています。(ぺぺ/東京都国立市)虫や草花など絵や写真で見ることによって、親しみがわきます。実際に公園などで見たりして興味をもったように思います。お友達との遊び方にも順番を守ったり、ルールを守って遊ぶことを教材の中のお話などで理解していたと思います。(まるこ/兵庫県明石市)粗末に扱ったり破いたりしてしって、結局は使わないうちにダメにしてしまうので、自分で手作りして与えています。文字の表(ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字)やラミネート加工したカードや、簡単な計算式やひらがなを埋める文字の問題など、手作りのものの方が「母ちゃんが作ってくれた!」と興味を持ってくれるし、破られたらまた作るだけのことなので、自作しています。ちなみにそういったものを作るのは自分の趣味であり特技であるので、作ること自体を楽しんでいます。(みきーた/奈良県奈良市)私が何か書き物をする時はなるべく子どもに見せて、自然に字への興味を持って自ら覚えようという意識が芽生えたら、教えてないのにカタカナとかも読み書きできるようになりました。(あーちゃん/愛知県蒲郡市)まずは生活で学べること(お手伝い、自分の身支度、兄妹の世話など)を身に着けて、幼稚園など他の人たちとの触れ合いの中で学べることを十分学んでいると思う。もっと年齢が高くなり自分で新たに深く学びたいと言ってきたら家庭教材を使うことを検討しようと考えている。(ひろにゃん/福井県敦賀市)
「“家庭教材”使っていますか?」と題したリサーチはいかがでしたか?
結果を見ると、家庭教材は赤ちゃんの頃から使っている派と、就学前に使い始めた派がほぼ同じ割合に。赤ちゃんの頃は生活習慣を身に付けるもの、就学前は文字や数を覚えるものを使う、また成長に合わせて切り替えていかれるよう。もちろん、多くの方が親では教えられないようなことも覚えてくれた、話をする機会が増えた、集中力が身についたと、メリットを実感されています。
一方、教材を続けることはなかなか大変で、途中でやめた方も。ママ・パパがお手本になればいい、学校の勉強で十分という声も寄せられました。
使う、使わないはママ・パパの方針次第。お子さまが楽しく学び、成長してくれることがいちばん大切ですよね。
今回もたくさんのご投票、ありがとうございました。
第648回の投票テーマは「育児に便利な“家電”は?」です。
今週もぜひご投票ください。
今日は何を覚えてくれたかな?ママ・パパもべんきょうになるよ・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまは家庭教材を使っていますか?
Q2-1.「使っている」「使っていたがやめた」という方にお伺いします。お子さまがいくつの時に始めましたか?
Q2-2.どんな教材を使っていますか(いましたか)?
Q2-3.家庭教材に期待している(いた)ことは何ですか?(複数可)
Q3.「使っていない」「使っていたがやめた」という方にお伺いします。その理由は何ですか?(複数可)
Q3-2.その他の場合は、どんな理由ですか?
Q4.家庭教材を使って良かったこと、身についたと思うことは何ですか?また、家庭教材を使っていない方は、家庭での学習やしつけで、なにか実践している(いた)ことがあれば教えてください。
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