Weekly ゴーゴーリサーチ(第638回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
地震や台風など、いつ起こるかわからない自然災害。大切なお子さまをはじめ、家族の命、財産を守るために、皆さん「防災対策」に取り組んでいらっしゃると思います。
そこで、今回は「防災対策してますか?」と題してご質問。第606回(2013.05.23~2013.05.29)に同テーマでご質問した際も、たくさんのご投票をいただき、皆さんの防災意識の高さがよくわかりました。あれからまた何か対策を取られたかも含め、お答えいただきました。
皆さんが不安に思っていらっしゃる「自然災害」は、「地震」とお答えの方が93.2%もいらっしゃいました。地震大国・日本。阪神淡路大震災、東日本大震災と、大きな地震も起きており、次は「南海トラフ地震」が起きるのでは?とニュースなどでも取り上げられていることも影響しているのでしょう。
以下は、「台風(39.1%)」「竜巻(26.6%)」「豪雨(25.6%)」となりました。いずれも昨年被害をもたらしたものばかり。心配ですよね。
万一、災害が起きた時は、危険を防ぐために対処したり、安全な場所に避難したりが大切。ただ、それらを「家族全員でしっかり把握している」とお答えの方は27.0%とやや少なめ。「ママ・パパのどちらかは把握している」とお答えの方は23.5%でしたが、「特にしていない」とお答えの方が49.5%と半数に迫りました。
災害に備えて自宅では、78.8%の方が「懐中電灯・ローソク」を備えられているよう。災害に停電はつきもの。真っ暗では行動が取りにくく、お子さまも怖がりますからね。
以下は、
「水(49.5%)」
「マスク(41.8%)」
「ラジオ(40.8%)」
「ビニール袋(36.5%)」
「軍手・靴下(36.0%)」
「非常食(ミルク・離乳食)(34.5%)」
「マッチ・ライター(32.3%)」
「救急薬品(30.7%)」
となりました。
「水」は生命に活動に不可欠ですよね。「非常食」を用意されている方もいらっしゃいます。
「マスク」「軍手・靴下」は、粉じんなどを吸い込まない、ケガをしないためにもあると重宝。「救急薬品」も必要ですよね。
「ラジオ」は、停電時も電池などがあれば使えるので、貴重な情報を収集するために用意されているのでしょう。
「ビニール袋」は雨や風を避けたり、バケツ代わりに使ったりと、万能。
「マッチ・ライター」はローソクや燃料に火を付けるのに必須。忘れずに用意しておきたいものです。
災害は、家にいる時に起きるとは限らず、外出中に被災することも考えられます。そのための備えは、「出かけるときは家族に行先を伝える」とお答えの方が47.6%。居場所がわかれば連絡を取ったり、救助に向かったりできますよね。
以下は、「携帯電話の充電器を持ち歩く(19.3%)」「ペットボトルやマグボトルで飲料水を持ち歩く(16.9%)」 「小銭やテレホンカード(公衆電話用)を持ち歩く(15.5%)」と続きましたが、 「特にない」とお答えの方が26.6%。まさか外出中に被災するなんて・・・と思っていらっしゃるのかもしれませんね。
防災グッズは一人ひとつずつリュックサックにまとめ、目につくよう玄関の隅においている。(みっきー/大阪府大阪市)必ず行先を伝えておくこと。もしも親がいない場合の連絡先を教えておくことなど。(こだぬき/神奈川県横浜市)避難経路や、トイレの確保のためにコンビニの場所の確認、公衆電話の場所の確認をしている。夜はパジャマではなく、着替えなくても出られるくらいの服装で寝ています。(ひめさく/東京都昭島市)日頃、登下校時に地震、津波がおこったときの、避難ルートを親子で確認しています。また、学校側にも、指導をお願いしたいと考えています。(あやあや/宮崎県串間市)地震対策として、大物家具はなるべく足場を固定している。寝室には倒れてきたら困るような物は置かない。(Anne37/広島県福山市)火山のある三宅に住んでいるので、常日頃から、オムツなどは余裕を持って切らさないよう購入しています。また、水や無洗米もストックしています。(ゴエモンママ/東京都三宅島)子供には両親の名前、住所、親の携帯番号が言えるようにしている。(みゅうみゅう/兵庫県神戸市)災害に備えて玄関の棚に非難袋を準備して、いつでも持ち出せるようにしています。あと国土交通省のホームページで地震予想のページなどもチェックするようになりました。(桜餅/鳥取県鳥取市)エレベーターが止まると怖いので、日頃からひとりでは乗らないように子どもに言っています。(メロンパン/富山県砺波市)積雪量が多いため、避難することを考え、雪かきをまめに行い、避難経路を確保している。(ともp/福島県耶麻郡)家具の固定、保存のきく食品のローリングストック、外出時はだっこひもを必ず持っていく(外出先で災害にあっても子供と離ればなれにならないように)(まーさん/愛知県海部郡)お米は洗う必要がない無洗米を15キロ。まだ子供が小さいので抱っこして逃げなければならないので抱っこひもは普段使っているものとは別に用意してあります、後はペットシーツ、ご飯は常に蓄えてあります。後は猫用のトイレの砂を買ってあります。これは人間がトイレをした際に猫同様、尿などの臭いをなくし固められるようにです。ちなみに猫は飼っていません。(なっちゃんな/埼玉県和光市)子どもがもうすぐ3歳なのでまだ恐ろしい事も把握できない様子なので、「さばいばるベア」と言う可愛いくまのぬいぐるみの防災グッズ入れを使い少しでも意識を高めさせられればと思っています。常に頭には自然災害の事、出先でも家の中でも考えていますが準備不足なのでこれからも更にその時の為用に色々と買い足して行きます。(あや/神奈川県大和市)3.11の震災を経験し思った。あらかじめの備えも大事だが、どう行動すべきか親子でよく話をすることがもっとも重要だと。我が家では、誰のことよりもまずは自分自身が助かることを最優先とし行動するように話している。常に最悪の事態を想定し生きるために動く。自分の命は自分で守りなさいと。生きてさえいれば必ず会える。親は子供が無事でいてくれたらそれでいい。(まる/岩手県野田村)
「防災対策してますか?」と題した今回のリサーチはいかがでしたか?
皆さん、地震を筆頭にどんな自然災害も「怖い」と意識され、防災袋などをしっかり用意されている方が多数いらっしゃいました。一方、わかってはいても「後回し」という方も。特に安全な場所へのルートを家族で確認・把握したり、外出中の被災に備えたりといった点は、できていないとお答えの方が多くいらっしゃいました。
いつ起きるかわからないけれど、起こってからでは遅い。今回のリサーチや前回のリサーチ、またサイト内の特別コラム「子育てママと子どもにオススメ 防災対策10ヵ条」http://www.happy-note.com/research/sp/index.html も参考にして、さっそく防災対策に取りかかってくださいね。
第639回の投票テーマは「教えて!引越し体験」です。今週もぜひご投票ください。
家族団らんの話題に「防災」を取り上げよう!ママ・パパも子どもも意識が大切だね・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.不安に思っている「自然災害」は何ですか?(複数可)
Q1-2.その他の場合はどのような災害ですか?
Q2.ご家族で避難所までのルートや、非常時の行動を確認していますか?
Q3-1.災害に備えて自宅で準備しているものは何ですか?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんなものですか?
Q4-1.外出中の被災に備えて日頃から意識していることや、 携帯を心がけているものはありますか?(複数可)
Q4-2.その他を選択された方の持ち物を教えてください。
Q5.災害への備えや、子どもを守るために工夫していることがあれば教えてください。
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