Weekly ゴーゴーリサーチ(第609回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
生まれてきた赤ちゃんの生きる源であるおっぱい。ママにとっては初めて行う育児のひとつであり、親子のスキンシップも図れるので、卒乳(断乳)のタイミングはなかなか難しかったのではないでしょうか。今回は卒乳をテーマにリサーチ。皆さんの卒乳の時期や方法などを教えていただきました。
今回リサーチの対象となるお子さまへの授乳については、
「完全母乳(37.7%)」
「混合(20.6%)」
「混合からミルクのみへ(17.6%)」
「母乳から混合へ(9.6%)」
「混合から母乳のみへ(9.1%)」
という割合になりました。
母乳の方が卒乳した時期は、
「1歳頃(37.1%)」
「1歳半頃(18.2%)」
「8ヵ月未満(14.7%)」
「2歳頃(10.6%)」
という結果になりました。
トップは「1歳頃」というお答え。卒乳の時期に決まりはありませんが、1歳から2歳ぐらいまでには終えられているようです。
ミルクの方が卒乳した時期は、
「1歳頃(35.3%)」
「1歳半頃(19.6%)」
「2歳頃(6.9%)」
という結果になりました。
母乳と同じく、多くの方が1歳頃から2歳頃までには終えられているよう。一方、「3歳頃まで(2.9%)」「まだ分からない(28.4%)」という方も母乳に比べると多いよう。フォローアップミルクや牛乳へ移行していく時期、ストローで飲めるようになるまで哺乳瓶を使ったりするので、長くなるのかもしれませんね。
卒乳(断乳)のきっかけは
「離乳食をよく食べるので(29.7%)」
「自然に欲しがらなくなった(19.1%)」
「母乳が出なくなった(15.6%)」
「1歳の誕生日を機に(10.1%)」
「夜中の授乳がつらかった(9.1%)」
という結果になりました。
トップは「離乳食をよく食べるので」。母乳やミルク以外のもので栄養が摂れるようになれば、ママとしては安心ですよね。
成長していくにつれ、赤ちゃん自身が「欲しがらなくなった」という方も。
一方、「母乳が出なくなった」「夜中の授乳がつらかった」とママ自身の理由で卒乳(断乳)した方も。無理に続ける必要はないですからね。
ママも赤ちゃんも区切りをつける意味で、「1歳の誕生日を機に」という方もいらっしゃいました。
卒乳(断乳)の方法は、「回数や量を減らしていった」とお答えの方が多く、50.8%。量が減る分、離乳食を増やすなどされたのでは?
続いては、「自然に卒乳するのを待った」とお答えの方が25.6%。無理をするより、赤ちゃんがおっぱい以外で満足できるようにされたのかな?
「言い聞かせてきっぱりやめた」とお答えの方は14.1%でした。ママの気持ちをしっかり伝えることは大切ですよね。
離乳食を少しずつ食べさせていき、それと同時にミルク以外に興味を持たせるという方法で、卒乳をしていった。結構、抵抗感なく、離れていった。(たけ/大阪府岸和田市)昼間をやめて、寝かしつけの授乳をやめて、夜間をやめてと段階的に減らしました。乳首を噛まれて痛くて「血が出て痛いからダメ」と拒否したら、泣きながら「ごめんね」と1時間泣かれたのには心が引き裂かれそうで辛かったです。それでも3日もすれば分かってくれました。(おじゃるまるみ/大阪府東大阪市)断乳は3日が勝負と聞いていたので、泣こうが喚こうが絶対にあげませんでした。2日目が特にひどくて一晩中抱っこしていましたが、4日目の夜は嘘のように泣きませんでした。とにかく根気です!(のっぺぽぅ/三重県度会郡)子どもが一歳になったら職場復帰をする予定になっていたので、その一ヶ月前に卒乳しました。決めたからにはきっぱりやめなければと思い、自分にとってもつらいことでしたが、卒乳の時期が近づいてきたら、母乳を飲ませながら言葉にして説明しました。今までおっぱいを飲んでもらえてとても幸せだった気持ちも伝えました。その前から徐々に回数は減っていたものの、子どもにとっては今まで当たり前にもらえていたものが急にもらえなくなって、辛かったと思います。実際に、卒乳直後は、おっぱいを探しながら泣いている息子の姿を見るのがとてもかわいそうでした。でも、子どももすぐに慣れてくれ、それほど苦労せず卒乳することができました。(nao/岡山県岡山市)周りに左右されず、お母さんと子供のタイミングが大事だと思いました。1歳のときに、断乳を始めた友達が多くてうちも始めたけど失敗!その後半年間、子供に好きなだけ飲ませ、1ヶ月前からカレンダーを見せてこの日でバイバイねと言い聞かせ、パパの休みを利用し寝かしつけをパパに頼み、私は外出。パパに任したら10分で寝て、あっけなく卒乳でした。1歳で卒乳はできなかったけど、結果としては私も子供もお互いに納得のいく卒乳になってよかったです。(ゆうみ/栃木県下都賀郡)ずっと哺乳瓶を使用していたので虫歯が心配で1歳の誕生日を目途に辞めようとおもっていました。上の子はおしゃぶりが好きだったのでミルクの代わりにおしゃぶりでごまかしました。下の子はおしゃぶりが嫌いだったのですが、お茶の入ったマグを早めに使えるようにし、寝るときにはそのマグを使用して泣いたらお茶を飲ます、という風にしました。するとお腹が満たされるのかお茶でもすーっと寝るようになりました。(ちとこ/大阪府堺市)どうしても欲しがって泣き止まない時はドライブしに行ったりすると落ち着いて寝たりした。(ナナミ/愛知県愛知郡)おっぱいに絵を描いたら私自身を怖がって近づかなくなり、ねかしつけもできない状態になってしまった。(もも/大阪府羽曳野市)おっぱいにシールを貼ると逆に楽しんでしまいおっぱいで遊びたくなるようになってしまった。(ちゅのの/福井県福井市)専業主婦なので、卒乳はあまり具体的には考えていません。離乳食の段階が進めば、自然とミルクや母乳の必要量も減ってくるので、ほしがらなければスルー。ほしがれば、量を減らして与える。歯が生えて噛まれるのが痛いけど、噛まないでと伝えたり、噛もうとするタイミングさえこちらがわかっていれば、特に卒乳で悩まなくなった。。(くまママ/兵庫県明石市)ウチの娘の場合、母乳の出が悪かったせいか、早々に子供の方がミルクに移行してしまった故、そちらについては問題はなかった。ミルクについては、3歳になった今も進行中。といって、無論、麦茶、果汁、離乳食と段階を踏んで食事もさせているが、ミルクについては、子供用カロリーメイトだと思って、並行であげている。たぶん、そのうち、本人が「ミルクなんか嫌」と言い出すであろうからそれまでは、ミルクも飲むのであろうなぁ。(百襲姫/埼玉県所沢市)早く卒業させろとも言われたし、私もなんとなくそう思ってましたが、今思えば好きなだけ吸わせてあげても良かったかな…と思います。これから自立していくわけだから、それまではいい親子の接点にもなったし。次の子には求める限りあげようかな…と思ってます。(にょろきょろ/東京都新宿区)
「“卒乳”どうしましたか?」と題した今回のリサーチはいかがでしたか?
成長や離乳食の進み方などによって異なる卒乳のタイミング。すんなり卒乳できた、とても苦労したとママの声もさまざま。とくに職場復帰や次のお子さまを妊娠など、「やめなければいけない」というママは大変だったようです。赤ちゃんにとってママのおっぱいや哺乳瓶は安心にもつながっていますからね。
「ただいま卒乳中」「そろそろかな」というママは、赤ちゃんをガマンさせたり、泣かせたりするのはツライとは思いますが、卒乳は立派な成長の証。ママもお子さまも無理のない範囲で卒乳できるようにしたいですね。
第610回の投票テーマは「かなえて!七夕の願いごと」です。
今週もぜひご投票ください。
おっぱいの次にはママの手作りごはんが待ってるよ。どっちも愛情がたっぷり詰まってる!・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまはミルク?それとも母乳?
Q2.母乳の方にお伺いします。卒乳はいつ頃しましたか?
Q3.ミルクの方にお伺いします。卒乳はいつ頃しましたか?
Q4-1.卒乳(断乳)をしようと思ったきっかけは?(複数可)
Q4-2.その他の場合はどんなきっかけですか?
Q5-1.卒乳(断乳)はどのようにしましたか?(複数可)
Q5-2.その他の場合はどのようにしましたか?
Q6.卒乳のタイミングや、やり方で、成功体験や失敗体験があれば教えてください。
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