Weekly ゴーゴーリサーチ(第607回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
栄養価が高く、体のためにたくさん食べたい野菜。元気に成長して欲しいお子さまにはとくに野菜を食べさせたいですよね。ただ、野菜が苦手というお子さまも多いはず。そこで、今回はお子さまが好き・嫌いな野菜、野菜を食べさせるためのママの工夫などを教えていただきました。
今回のリサーチの対象となるお子さまの年齢は次の通りです。
「0歳(13.0%)」
「1歳(19.6%)」
「2歳(16.3%)」
「3歳(15.9%)」
「4歳(11.2%)」
「5歳(8.3%)」
「6歳(4.4%)」
「7歳以上(11.2%)」
お子さまが好きな(よく食べる)野菜ベスト10は次の通りになりました。
「にんじん(54.5%)」
「さつまいも(53.4%)」
「かぼちゃ(52.7%)」
「トマト(52.4%)」
「じゃがいも(47.3%)」
「コーン(41.9%)」
「きゅうり(39.7%)」
「ブロッコリー(38.6%)」
「大根(34.7%)」
「たまねぎ(33.2%)」
第1位は「にんじん」。子どもが嫌いな野菜の代表のようにいわれますが、過去に同テーマで行ったリサーチでも1位に輝くほど、実は好きなお子さまがいっぱい! 最近のにんじんはとても甘く、また離乳食などでよく使われてるので、お子さまも食べ慣れているのかも。
ほくほくと甘くて赤ちゃんの頃から食べさせやすい「さつまいも」「かぼちゃ」「じゃがいも」も人気。
「トマト」はフルーツ感覚で食べられるのがいいのかな。
「コーン」も粒々とした食感が楽しく、味も甘みがあってお子さま好みですよね。
みずみずしい「きゅうり」、クセがない「大根」は食べやすいのかも。
お子さまが苦手とされる青臭い「ブロッコリー」や刺激が強い「たまねぎ」も、よく食べるお子さまが多いよう。ママがあれこれ工夫して食べさせている成果なのでしょうね。
お子さまが苦手な野菜は、
「ピーマン(36.5%)」
「ネギ(28.5%)」
「トマト(19.5%)」
「なす(19.1%)」
「小松菜(18.8%)」
「きゅうり(16.3%)」
「ごぼう(15.2%)」
「ブロッコリー(14.4%)」
「ほうれん草(14.1%)」
「レタス(12.6%)」
という結果になりました。
好きな野菜は甘みのある根菜が人気でしたが、苦手な野菜では、苦い、刺激が強い、青臭いものがランクイン。
1位の「ピーマン」は苦みや青臭さが嫌いなのかも。
2位の「ネギ」はニオイや辛みがお子さまにはきついのでしょう。
3位の「トマト」は好きな野菜にもランクインしているので、酸味が苦手など個人差があるようですね。
「なす」「ごぼう」は食感や泥臭さがダメなのかな。
「小松菜」「きゅうり」「ブロッコリー」「ほうれん草」「レタス」は青臭さが苦手にさせるのでしょう。
野菜の入手先・方法は、91.7%とほとんどの方が「スーパーや八百屋で買う」とお答えに。食事や献立に合わせて、普段の買い物で入手するのが一番便利なのでしょう。
続いては、「実家などで収穫したものをもらう」とお答えの方で20.9%。新鮮でおいしい野菜が食べられてうらやましい! 「産地や販売所に買いに行く(13.7%)」 「家庭菜園をしている(12.3%)」という方もいらっしゃいました。やはり採れたては味が違うのかも。
「生協を利用する」とお答えの方は20.2%でした。小さいお子さまがいると買い物も大変。野菜類はずっしりと重いので、宅配してくれると助かりますよね。
お子さまが好きな野菜料理は、
「カレーやシチュー(66.1%)」
「ハンバーグ等にまぜる(40.1%)」
「味噌汁(38.3%)」
「煮物(36.8%)」
「お好み焼き(36.8%)」
「炊き込みごはん(36.5%)」
「チャーハン(32.5%)」
「餃子(31.1%)」
という順になりました。
トップは「カレーやシチュー」。野菜がたっぷり使えて、しかも簡単に調理できるのが魅力。ルーの味で苦手な野菜を食べさせられるのもいいですよね。
「ハンバーグ等にまぜる」、「お好み焼き」、「餃子」は、野菜を細かく刻んだりして味を上手くごまかせるのがいいのかな?
「味噌汁」は毎日食べるものなので、お子さまも「わが家の味」として慣れてくるのでは。
また、野菜の味がしっかりする「煮物」も意外に人気。ママの味つけが抜群なのでしょう。
「炊き込みご飯」「チャーハン」といったご飯と一緒に食べられるのもメニューも人気でした。
卵焼きが好きなので、ゆでた野菜(ニンジン、じゃがいも、小松菜、ホウレンソウ)を混ぜて野菜たっぷりの卵焼きにしています。お弁当の彩りも良くなり、子供も食べてくれるので便利です。ニンジン嫌いな夫のお弁当にも。(うに/東京都三鷹市)野菜を入れてても親子丼風の味にすればたくさん食べます。うちは炒り豆腐を頻繁に作ります。豆腐、豚や鶏、人参、玉葱、キノコ類、ホウレン草や小松菜、蒟蒻、卵などがレギュラーメンバーです。(さとぴち/山口県山口市)甘いホットケーキミックスにアクが強くない野菜をすり下ろして加えたり、甘たれの中にみじん切りにしたりして加えるとよく食べる。圧力鍋でトロトロになるまで煮込んだりするのも子供達にはわからないので食べている(笑)(ぷっちょ/広島県福山市)赤ちゃんのころから離乳食として、ピーマンなどの野菜を、果物と一緒に混ぜてミキサーしていたので、抵抗感はなくなったみたい。比較的小さなころから野菜全般を食べられるようになりました!(にょろきょろ/東京都新宿区)人参が苦手だったのを、ポタージュにしてみたら大好評で、それ以来、食べられるようになった。(ちい/山梨県甲府市)味噌汁や豚汁にいれると不思議となんでも食べてくれるので、よく作ります。(みそね/東京都府中市)型抜きできる野菜はハートや星、花などに型抜きしています。見た目も可愛く、また火の通りもいいので柔らかくなり食べやすいようです。(きょうべえ/大阪府堺市)苦手な野菜は細かく刻んで、得意な野菜は大きめに!褒めながら、いろんな野菜も食べられるようにしています。(かいみんママ/埼玉県越谷市)栄養の話を小さいころからしていたので、「これ食べたら、どうなるの?」とよく聞いてきて、「筋肉モリモリだよ」とか「体の調子が良くなるよ」とか応えると、喜んで食べるようになった。畑をしている知り合いに頼んで収穫を体験させてもらったり、庭で作ってみたり、畑に実際に行ったり収穫したりする経験をたくさんさせてきた。(りんりこ/埼玉県入間市)1、2回食べなくても根気良く出し続けています。調理法を変えたり、大きさを変えたりすると食べなかった野菜を食べたりもします。好きな野菜にまぜたりすると食べることもあるのでそういうこともやっています。うちの子はご飯が大好きなので、ご飯によく混ぜて出します。単品では食べなかった野菜もパクパク食べ始めます。(あっせ /神奈川県横浜市)みんなで同じ物を食べる。別にしない。「美味しいね」「美味しいよ」と声をかける。果物などのデザートがあるときはお皿に取ったものの完食をみんなが目指す。ワンプレートの時は苦手な物は乗せないのではなく、一口か二口で食べれる量にする。チーズや、ケチャップ、味噌などの好きな味でごまかす。チャーハンやオムライスなど、小さくカットし好きな野菜と混ぜて食べやすい状態で出す。(三児の母/佐賀県武雄市)うちの子どもは見た目で判断して食べず嫌いなことがあるので初めての食材の時はワンプレートに乗せてキャラクターとまではいかなくても子供が喜びそうな顔やハート、お花などで見立てて見た目を楽しくさせる。あと、この野菜にはイッパイ栄養があって食べたらチカラもりもり大きくなれるし●●(好きなキャラクター)も大好きでいっぱい食べているんだって~すごいね!と盛り立てる。子どもが大好きなカレーやシチューは基本色んな野菜と相性が合うので、いつもタクサン野菜を入れちゃいます。(ゆっぴー/大阪府東大阪市)
「野菜を食べさせていますか?」と題したリサーチはいかがでしたか?
お子さまにはいっぱい食べてほしい野菜。ハンバーグなどに混ぜたり、カレーやケチャップなど好きな味つけにしたり、型抜きして見た目をかわいくしたりと、あれこれ工夫されていますね。
もちろん、すべての野菜を食べてくれることが望ましいですが、お子さまは味覚もまだまだ発達途中。本能的に苦みや渋み、刺激・ニオイが強いものを避ける傾向があります。無理矢理食べさせてもかえって嫌いなることもあるので、好きな野菜からおいしく、楽しく食べさせるのがいちばん。ママ・パパだって苦手な野菜がありますものね。また、一緒に料理したり、家庭菜園で収穫したり、野菜を知ることも好きになるきっかけになるようですよ。
今回もご協力、ありがとうございました。
第608回の投票テーマは「祖父母世代との育児常識のギャップ」です。
今週もぜひご投票ください。
苦手な野菜もママの愛情たっぷりでおいしく大変身! 食べられたら思いきりホメてあげよう♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまの年齢を教えてください。(きょうだいがいる場合はお一人決めてください)
Q2-1.お子さまが好きな(よく食べる)野菜は?(複数可)
Q2-2.その他の場合はどんな野菜ですか?
Q3-1.お子さまの苦手な野菜は?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんな野菜ですか?
Q4-1.野菜はどこで手に入れていますか?(複数可)
Q4-2.その他の場合はどこで手に入れていますか?
Q5-1.お子さまの好きな野菜料理は?(複数可)
Q5-2.その他の場合は、どんな料理ですか?
Q6.お子さまに野菜を食べさせるために、工夫していることや、おすすめのレシピがあれば教えてください。
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