Weekly ゴーゴーリサーチ(第594回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
名前は、お子さまが一生付き合って大切なもの。命名はママ・パパとして最初の大仕事ですよね。あれこれ考えて、愛情も思い入れもたっぷりでしょう。そこで、今回はお子さまの命名の由来について教えていただきました。
お子さまの名前を決めたのは、「ママ・パパ合作」とお答えの方が多く、56.9%。ふたりの大切なお子さまであり、これからその名前を呼んで育てていくので、ふたりの思いを込められているのでしょう。
「ママ」とお答えの方は22.3%、「パパ」とお答えの方は22.0%でした。それぞれの思いの込めた名前に賛成・共感されたのでしょうね。
名前を決めた時期は、「産まれる前から」とお答えの方が多く、68.4%。おなかの中のお子さまに出会えるその日まで考える時間も妊娠・出産の喜びですよね。
続いては「出生届を出すまでに」とお答えの方で24.8%。女の子、男の子が判明し、お子さまの顔を見てから決められたのかも。
姓名判断は、「一応こだわった」とお答えの方が50.9%。姓名判断はいろいろな考えがありますが、「やはり良い字画を」と思うのが親心ですよね。「大変こだわった」とお答えの方も25.2%いらっしゃいました。
一方、「特にこだわらなかった」とお答えの方は23.9%でした。ママ・パパの思いが込められていれば、気にしなくていいのかも。
親や祖父母の名前の継承には、85.3%とほとんどの方が「特にこだわらなかった」とお答えに。お子さまの個性を大切にされるのでしょう。
継承された方はやや少なめでしたが、「漢字を継承した」とお答えの方が10.7%。ママ・パパの大切な子どもであることが感じられますよね。
有名人などの影響で、名前には流行があり、毎年ランキングが発表されます。ただ、命名の際には「特に気にしなかった」とお答えの方が多く、75.6%。姓名判断などと同じく、ママ・パパの思いがいちばんですよね。
参考にされる場合は「かぶらないようにした」とお答えの方が多く、17.4%。誰かと同じ名前、よくある名前はちょっと敬遠したいのでしょう。
【漢字や読みにこだわり】洸という字にはとめどなく溢れ出て来るという意味があるそうで、途切れることがない幸せな未来があると(来ると)いいなぁと思い洸來(こうき)と名付けました。(こうくんママ/岡山県新見市)姫という字を絶対入れたかったので字画も考えて名前をつけました。(こうのとりさん/兵庫県豊岡市)誰からも、愛し愛される子になってほしいと思い『愛瑠』と命名しました。特に瑠という漢字は、留めるに王が付くので、人の意見をしっかり聞いて、自分の糧にしてほしいという願いを込めました。(あーちゃんまま/福島県郡山市)息子の名前に芯和(しんわ)と名付けました。一番こだわった点は、芯という字です。あまり名前には使わないと思うのですが、芯のあるしっかりした人になってほしいと言う意味と、花を支える芯の様に、けして一番では無いけれど、縁の下の力持ちの様な存在で居てほしいとの意味も込められています。(しんちゃんママ/熊本県八代市)主人の実家の男の子についている漢字を一文字継承した。特に主人の兄弟に女の子しか産まれておらず家の子が唯一の男の子だったので、当然つけたほうが良い雰囲気でもあった。ただ、苗字が珍しくてインパクトがあるので名前はできるだけシンプルに親しみやすいものにしたいと思った。(KYOU/愛知県名古屋市)【意味にこだわり】長女の名前は『くるみ』。 私たちは『たくさんの愛にくるまれて育ちますように』、『周りの人をたくさんの愛でくるんであげられるような人になりますように』という思いでつけました。(ひまわり1号/山口県周南市)夫婦ともクラシック音楽が好きだったので、「音楽・音」をイメージして考えました。男・女・男・男の4人兄弟ですが、男の子は止め字を共通にすること、女の子も韻は同じを第一に、その範囲でイメージの中からつけました。4人とも特に風変わりな名前ではなく、当て字でもなく、でもあまりかぶらない名前がつけられたと思っています。(ぷうみん/栃木県下都賀郡)誕生日の11月11日が世界平和記念日だったこと、父親の一文字【僚】の字の意味に【友、仲間】がある事、11月の誕生石トパーズの石言葉【友情】であることを踏まえ、【友太】と名付けました。(37☆/長野県北佐久郡)秋生まれなので秋らしく、私が大阪出身、主人が福岡出身なので大阪と福岡にちなんだ名前を…ということで、「咲耶花」にしました。「秋風に…」等々、秋を詠んだ和歌から「さやか」の音を、大阪といえばの「咲くやこの花」、福岡の細石神社に祀られている「木花咲耶姫」から「咲耶花」の漢字を選びました。(パピー/福岡県福岡市)ギリシャ神話や日本でも、古来、男性を自ら光り輝く太陽に例え、女性を自らは光り輝きはしないが、周りから光り輝かされる月として例えられてきた。5月下旬の生まれでもあり、控えめで奥ゆかしいが、美しい内面を周りから照らし出される月のようにとの思いで「美しい」を「彩」とし、「彩月」(さつき)としました。(ひろぴょん/愛知県愛西市)【ママ・パパの思いを名前に】亡くなったパパと決めました。パパがママを見初めたのは桜の花の下。パパとママにとって、月は思い出深いもの。だから、両方を取りました。(百襲姫/埼玉県所沢市)娘はママのお腹の中で胎児水腫という病気になり帝王切開で産声無く生まれました。この病気の致死率は90%。NICUでの闘病が始まりました。“生きること”に懸命に頑張っている小さな命に、ママは、「この命は私たち家族にとっての希望」という強い想い込め「希生(のぞみ)」と名付けました。娘は見事“生”を勝ち取り、この春小学2年生になります。(ゴールデンウルフ/大阪府大阪市)尊敬してやまないアーティスト、ジョンレノンが提唱していた愛と平和より長男は和宏、長女は愛子と名前を付けました。(グラン/愛知県名古屋市)私達が、2人とも教員をしているので、これまでに担任したことのない名前にしたかったのです。そして、将来外国へ行った時にも覚えてもらいやすいように、英語でも通じる名前を考えました。兄弟でも、文法的に意味が通じるようにしたかったので、2人目は特に悩みました。(ゆっきぃ/埼玉県さいたま市)最初は自分たちのつけたい名前をいくつか候補にあげて考えていたけどなかなか決まらず、結局はパパとママの大好きなハワイの綺麗なビーチからとってつけた。(あけねこ/埼玉県川口市)
「お子さまの“命名の由来”教えてください!」と題した今回のリサーチはいかがでしたか?
ママ・パパが考え抜いてつけられたお子さまの名前。ふたりの合作というファミリーが多く、またお子さまの個性、ママ・パパの想いを重視して命名されていました。
もちろん、どのお名前にも愛情や意味がいっぱい込められているだけに、フリーコメントでは枠からはみ出すぐらいに想いが綴られていました。全部紹介できなくてごめんなさい。
名前って、年を重ねるごとに不思議なくらい顔や個性にしっくりハマり、進む道や生き方にも影響するほど。お子さまがママ・パパの想いに応える、名前にぴったりな成長をしてくれるとうれしいですね。
第595回の投票テーマは「はじめて話した言葉は?」です。
今週もぜひご投票ください。
名前はママ・パパからの最初の贈り物。一生大事にして欲しいな・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.お子さまの名前は主に誰が決めましたか?(プレママの方は予定で。きょうだいがいる場合は複数可)
Q1-2.その他の場合はどなたですか?
Q2.お子さまの名前はいつ決めましたか?
Q3.字画など、姓名判断にこだわりましたか?
Q4.親や祖父母の名前の継承にこだわりましたか?
Q5.有名人や、名付けランキングなど、流行の名前を参考にしましたか?
Q6.お子さまの命名にあたり、一番こだわった点、いわゆる命名の由来について教えてください。(きょうだいの命名でこだわった点なども)
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