Weekly ゴーゴーリサーチ(第577回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
きょうだいや親戚、お友だちの結婚式。「お祝いに駆けつけたい」と思う反面、「子どもはどうしよう」と二の足を踏むこともあるのでは? 今回は「子連れでの結婚式」をピックアップ。ママ・パパが結婚式に招待された時、どう対応されたか、またお子さまを持つママ・パパから見て子連れでの結婚式をどう思われるか、伺ってみました。
ママ・パパのきょうだい(義きょうだい)の結婚式には、お子さまを「できれば一緒に連れていきたい」という方が多く、77.3%。
「できれば預けていきたい」とお答えの方は18.8%でした。
●できれば一緒に連れていきたい とお答えの方
きょうだい(義きょうだい)の結婚式に、お子さまを「できれば一緒に連れていきたい」理由は、「家族ぐるみのお付き合いをしている」とお答えの方が多く、67.1%。きょうだいから見て、めい・おいであるお子さまは家族の一員。お子さまのこともよく分かってくれているし、気兼ねがないのでは?
続いては、「子どもを見せたい・紹介したい」という方で57.6%。きょうだいの結婚相手の方もお子さまとは家族になるわけですから、顔見せしたいですよね。
「子どもを預ける人がいない」というお答えも17.0%いらっしゃいました。きょうだいの結婚式の場合、じ〜じ・ば〜ばも出席されるので、預けられないことがあるのかも。
●できれば預けていきたい とお答えの方
「できれば預けていきたい」理由は、「子どもが騒ぐと迷惑がかかる」という方が多く、87.7%。とくに義きょうだいの場合、じ〜じ・ば〜ばや親戚の方、来賓の方にも気を遣いますよね。それに、お相手のことを考えると厳粛な式には連れて行けないのでは? また、ママ・パパにとって、大切な存在であるきょうだいの晴れの舞台。この日ばかりは、お子さまのことに気を取られるのはちょっと…というお考えもあるようで、33.6%の方が「結婚式に集中したい」にチェックされました。
ママ・パパの親戚・いとこの結婚式は、Q1−1.で伺ったきょうだい(義きょうだい)と同じく、お子さまを「できれば一緒に連れていきたい」という方が多く、61.9%。
ただ、「できれば預けていきたい」とお答えの方は、きょうだい(義きょうだい)より増えて32.0%でした。
●できれば一緒に連れていきたい とお答えの方
親戚・いとこの結婚式には、お子さまを「できれば一緒に連れていきたい」理由は、「子どもを見せたい・紹介したい」という方が65.1%。親戚・いとこの場合、久しぶりの会うことも多く、ママ・パパの近況報告も兼ねてお子さまを紹介したいのでは?
「家族ぐるみのお付き合いをしている」場合も、お子さまを連れていきたいとお考えのようで59.3%の方がチェックされました。
●できれば預けていきたい とお答えの方
「できれば預けていきたい」理由は、90.3%とほとんどの方が「子どもが騒ぐと迷惑がかかる」とお答えに。近い間柄の親戚・いとこならまだしも、会う機会が少ない場合、お相手の方も含め、迷惑をかけては大変とお考えのよう。
「結婚式に集中したい」という方は23.4%でした。
ママ・パパの友人の結婚式は、きょうだい(義きょうだい)、親戚・いとことは変わって、お子さまを「できれば預けていきたい」という方が多く、77.1%。
「できれば一緒に連れていきたい」という方はぐっと減って17.1%でした。
●できれば一緒に連れていきたい とお答えの方
「できれば一緒に連れていきたい」理由は、「子どもを見せたい・紹介したい」という方が81.8%。仲良しの友人にお子さま、ママ・パパになった自分も見て欲しいのでは?
友人と「家族ぐるみのお付き合いをしている」という方もお子さまを結婚式に連れていきたいとお考えで、38.6%のチェックが入りました。
●できれば預けていきたい とお答えの方
友人の結婚式には、お子さまを「できれば預けていきたい」理由は、「子どもが騒ぐと迷惑がかかる」という方が82.0%でトップ。友人、友人のお相手のご両親や親戚は、身内とは違うので、子どもが騒いで式が台無しになっては大変ですものね。
また、ママ・パパではなく、昔の自分に戻って祝福したい!楽しみたい!という気持ちもあるようで、「結婚式に集中したい」とお答えの方が45.8%でした。
多種多様なサービスが充実している結婚式場ですが、ママ・パパが考えるうれしいサービスは、
「託児サービス・ベビーシッター(66.6%)」
「おむつ替えスペースやおしりふき(52.3%)」
「子ども食対応(45.2%)」
「授乳コーナー(39.3%)」
「プレイコーナー(37.2%)」
「お昼寝コーナー(ベビーベッドなど)(36.0%)」
という順になりました。
トップは、「託児サービス・ベビーシッター」。本当は預けていきたいけど預ける人がいない方も、一緒に来たけれどもっと式を楽しみたい方も、託児サービスがあればいいですよね。会場によっては託児サービスを行っているところもあるようです。
また、お子さまと一緒に出席する場合、「おむつ替えスペースやおしりふき」「授乳スペース」があると便利。「プレイコーナー」「お昼寝コーナー(ベビーベッド)」はぐずったり、飽きたりした時に助かりますよね。
せっかくの結婚式ですから、お子さまも楽しめるよう、「子ども食」もあると嬉しいのでは?
来賓祝辞の時などに泣いたり騒がれないようにお菓子や食べ物を与えました。長時間なので子供が眠くなった時に移動式のベビーベッドを持ってきてくれたので子供、式両方に集中できてとても助かりました!(やま/福島県東白川郡)息子が4歳の時に、主人のいとこの結婚式に出ました。息子は披露宴で新郎新婦が中座する時の、エスコートする役をお願いされていたので、そのせいか、ぐずらずにいい子にしていて、無事大役を果たしました。(しゃあすか/神奈川県横浜市)同席者や周りの方々に子どもが一緒でご迷惑をかけますと声をかけていたら、知らない方も抱っこして、あやしてくださった。一言あると周りの方も大目にみてくださることもあると思います。(あおい22/佐賀県鳥栖市)従兄の結婚式で、本人たちも1歳の子を連れての結婚式。ほかのいとこたちも子どもを全員連れての出席で総勢子ども8人。とにかく騒がしかったですが、やはり最低限、泣いたら場外に出る、ミルク、離乳食は余分に持っていく、おもちゃ、気がまぎれるものも持っていくなど外食するときに気をつけることを基準に考えて用意しました。授乳室があったり、オムツ替えのスペースがあるとやはり助かりました。あとは服が汚れないように食事エプロンは必須!!ウエットティッシュも重宝します。(きょうべえ/大阪府堺市)式や披露宴には出席しませんでしたが、教会の外で、ブーケトスなどに参加させてもらいました。外だけの参加なら気兼ねが要りません。(けろたま/岡山県岡山市)妹の式に3歳と0歳7ヶ月の娘も同席しました。3歳の娘はバージンロードを先導したり、インタビューしたりと出番が多く、みんなにかわいがってもらったのでよかったです。0歳の娘は授乳が大変でした。留袖を着たので、着る前に飲ませて、あとはミルクで対応。終わって、留袖を脱いだ後はおっぱいがパンパンでした。授乳室やオムツ換えの部屋はなかったので、女子更衣室でやりました。披露宴で寝てくれるようにその前にたっぷり飲ませてベビーカーで寝ていたので助かりました。基本、赤ちゃんセットは会場には何もないと思って行ったほうがいいです。ミルクのお湯や授乳室などないです。事前に会場に確認しておくのもいいと思います。(なつみわまま/東京都八王子市)お子様用の食事の用意は必要ないことを伝えておいた方がいいと思います。お母様の食事の中から、食べやすいものを取り分け、パンか、小さめのおにぎりを用意しておくといいですよ。お子様の場合、ある程度の食べ物の持ち込みは問題ないと思います。(himawari/山口県周南市)騒いだらどうしようと不安があったので、おもちゃなど飽きない工夫(本やぬりえ)をした。また子供用に用意してもらった食事も食べられるものがないなどあったので、別におにぎりや好きなお菓子を持参した。(がねっち/埼玉県所沢市)しばらくなにもなさそうだから今のうちにと授乳にいったら、その間に友人挨拶が終わってしまい失敗しました。サプライズなどは書かないにしてもどのような進行で式が進むのかが事前に分かるようになっていたほうが助かります。あと式場によっては授乳室がないので事前に確認していたほうがいいですね。(ヨメ/福岡県糸島市)娘が10ヶ月の頃、義妹の結婚式・披露宴に出席しました。おとなしい方なので式にも参列しましたが、「バァー、バァー」と娘の声がビデオに入っており、式は遠慮すれば良かったと反省しました。(ちゃちゃこりん/千葉県習志野市)親族の式に何度か出たことがある。どちらとも近い身内だったので事前に打診があり子どもも一緒にとの話をいただき万全の体制で参列しました。乳飲み子だったのでベビーカーでの列席を希望し、出口に近いテーブルを用意していただき、式の最中何度か退席をしましたが、周りの視線を感じる事無く出入りできたのでこちらもあまり肩身の狭い思いはしなかった。ただあくまでゲストはゲストなので、子ども自慢や派手な衣装は慎むべきだと思います。特に衣装は花嫁さんより目立たないように気遣いが必要かと思います。(みけねこ/鹿児島県指宿市)いとこの結婚式に何度か出席しましたが、「やはり子供は連れて行かない方が良い」というのが私の考えです。必ず一人ぐらい連れて来る人がいましたが、結局、その子供が騒いだり、その子供に視線が集中したりで、結婚式のメインの人たちに迷惑がかかっていると思いました。結婚式場に無料託児サービスがあれば、利用価値はあると思います。(シタポン。/北海道札幌市)友人の結婚式に8ヶ月の女の子を連れて行きました。まず友人が子連れで参加する事を喜んでくれるか確認しました。式当日は席を隅っこに変えてもらい、和室に椅子での披露宴だったためベビーカーが持ち込めず、ベッドを用意してもらいました。でもなかなかその席にはいてくれずガサガサして困りました。なかなかおいしいお料理も食べられず…。でも、新郎新婦をはじめ周りの皆さんがとても温かく見守ってくれたし、赤ちゃんがいる事で場がより和やかな雰囲気になったと喜んでくれたので、ありがたかったです。まず新郎新婦に快く了解してもらえるかが鍵じゃないかなと思います。(かーえ/和歌山県田辺市)まだ結婚式に子供を連れていったことはありませんが、結婚式場で働いているので感じたことを記入します。小さいお子さんがいると賑やかでとっても可愛らしいのですが、厳粛な雰囲気の挙式中やクライマックスの手紙のシーンに泣いたり騒いだりするとちょっと新郎新婦さんが可愛そうな気がします。親族の子供だと身内なのでしょうがないと思えるのですが…。イケアのレストランでは月齢にあったベビーフード(瓶詰めのもの)を提供してくれるそうです。式場でつくったものでアレルギーや食中毒が出ては困るので市販されているベビーフードのサービスがあるとちょっとお腹が空いてぐずった赤ちゃんにはとても良いと思いました。(こはるっち/石川県金沢市)
「子連れでの結婚式はどう思う?」と題した今回のリサーチにもたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
子連れでの結婚式ですが、“一緒に行く”、“預ける”は、新郎・新婦とママ・パパの間柄によって変わってくるよう。きょうだい、親しい親戚、いとこの場合、子どもの面倒を見てくれるじ〜じ・ば〜ばが一緒に出席していたり、新郎新婦や出席者が子どもがいることを理解してくれているので、気兼ねなく出席できるのでしょう。
一方、友人、少し離れた親戚・いとこの場合はお子さまを預けたり、出席を見送ったりすることも。もちろん、お子さまがいると可愛くて、式が温かなムードに包まれるのですが、結婚式の主役は新郎・新婦! 一生に一度の晴れ舞台でぐずったりして粗相のないよう皆さん気を遣われていました。
お子さまと出席する場合は、食事、おむつ、オモチャなど念には念を入れた準備も大切。結婚式場にお子さま用の食事や設備を問い合せたりするのもいいかも。また、式当日は、まわりの方に一言声をかける配慮も必要です。
せっかくの式。ママ・パパも嬉しい、華やかな気持ちになりたいですからね!
第578回の投票テーマは「我が家の子育て方針は?」です。
今週もぜひご投票ください。
新郎新婦に花束贈呈! 大役を果たして子どももほっとしているよう。ママ・パパもドキドキだったよ・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.きょうだい(義きょうだい)の結婚式に招待された場合、お子さまはどうしますか?
Q1-2.その理由は?(複数可)
Q2-1.親戚・いとこの結婚式に招待された場合、お子さまはどうしますか?
Q2-2.その理由は?(複数可)
Q3-1.友人の結婚式に招待された場合、お子さまはどうしますか?
Q3-2.その理由は?(複数可)
Q4-1.結婚式場にあったら嬉しいサービスは?(複数可)
Q4-2.その他の場合はどのようなサービスですか?
Q5.お子さま連れで結婚式に出席したことがある方は、出席する際に気をつけたことや困ったこと、役立ったもの・サービス、アドバイスなどがあれば教えてください。
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