Weekly ゴーゴーリサーチ(第550回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
入園・入学の季節になり、手作りのお弁当を作ったりするママも多いのでは? そんなお弁当をはじめ、毎日の食事作りに欠かせないのがキッチン。家や家族の要となる場所ですが、火気やガラス、刃物などお子さまにとっては危険がいっぱい。そこで、皆さんのお家の「キッチン事情」をチェック。今回はお子さまへの安全対策について詳しく伺いました。
今回、ご投票いただいた皆さんのお住まいは、
「持ち家(戸建)(45.9%)」
「賃貸(34.0%)」
「持ち家(マンション)(15.4%)」
「社宅(3.2 %)」
という割合になりました。
キッチンの間取り(スタイル)は、
「対面カウンター(35.6%)」
「独立型(30.0%)」
「ダイニングと一体型(29.7%)」
「食器棚などで間仕切り(3.2%)」
という割合になりました。
今、お使いのキッチンの不満点を伺うと、45.8%の方が「キッチンの広さ」にチェック。狭いと料理がしにくく、家電や食器棚でいっぱいになっちゃいますよね。
「レイアウト」を不満に思っている方も24.1%いらっしゃいました。
続いては「収納」とお答えの方が多く、45.0%。どんどん増えていく食器類や調理器具、ストック食品などをスッキリ片付けられる場所があるとうれしいはず!
26.5%の方は「シンクの広さ」をチェック。汚れた食器類でシンクがいっぱいになると、それだけでヤル気が失せちゃいそう…。広いと後片付けも調理もスムーズにできますよね。
また、「調理台の高さや広さ」にチェックされた方も、25.4%でした。高さが合わないと、調理がしづらく疲れるのかも。
赤ちゃんをおぶっての調理は「時々ある」とお答えの方が44.9%。料理もしなければいけないけど、赤ちゃんからは目が離せないということで、両手が空くよう、おんぶ紐でおぶってキッチンに立たれるのでは?
一方、「したことはない」とお答えの方は28.0%。赤ちゃんが寝ている間に調理をするようにしたり、ママがキッチンにいる間はベビーチェアに座らせておくなどしている方もいらっしゃるのでしょう。
歩き出したお子さまのキッチンへの出入りは、「仕切りはしなかったが近づかないよう気をつけた」とお答えの方が40.4%。キッチンはお子さまにとって危険なモノがいっぱい。出入りには十分注意を払われているようで、「ベビーゲートなどで入れないようにした」とお答えの方も24.4%いらっしゃいました。
Q5.の結果にもあるように、キッチンへはお子さまを入れないよう注意されているので、危ない目にあったことは、「ない」とお答えの方が半数以上で58.6%でした。
しかし、危ない目にあったことが「ある」とお答えの方も43.4%いらっしゃいました。
注意を払っていても、お子さまは何をするか予想できない面もありますよね。
では、どんなもので危ない目にあったか伺うと、
「包丁やハサミ(48.7%)」
「火のついたコンロ(38.7%)」
「収納などの扉(36.7%)」
「熱湯や油(27.1%)」
「グラスなど割れ物(22.6%)」
「空き缶(13.1%)」
「コンセント(13.1%)」
「洗剤(12.1%)」
という結果に。
トップは、「包丁やハサミ」。お子さまが触ってしまったり、ママ・パパが使っている時、ふいに抱きつかれても危ないですよね。
「火のついたコンロ」は、調理中、調理後に熱いものやお鍋などに手を出したというケースも。
「収納などの扉」は指を挟んじゃったのかな?
「熱湯や油」「グラスなどの割れ物」もケガにつながりますよね。
また、「空き缶」「洗剤」などで危ない目にあったお子さまもいらっしゃいました。
物を置かないように心掛けています。狭いので使うとき以外は収納して、必要なものだけ取り出すようにしています。(みけてん/佐賀県佐賀市)収納を増やさないために食器の数は最低限いる分だけにしている。いらないものは買わないようにしている。(ラスカル/千葉県千葉市)ワゴンを置いてすぐ使う食材はそこにまとめて保管し、調理台としても活用して、キッチンのスペースを有効に利用するようにしています。(やんやん/北海道河西郡)食器や調理器具の数を減らして、管理しやすくする。高い収納棚はバスケットやトレーに入れて出し入れしやすくしている。(むく/千葉県松戸市)袋に入っている粉物や乾燥物(カットわかめなど)は、同じシリーズの保存容器に移し替えている。(ちぇりぶろ/福岡県古賀市)対面カウンターを置いたり、つり戸棚の下のパイプのところに100均で買ってきたフックなどをつり下げておたまとかをかけている。(りかびっち/京都府京都市)よく使うものあまり使わないものの置き場所を使い分ける。調味料棚を作り、使いやすい配置にする。物を多く置かなくてすむように1つで2役、3役するキッチングッズを選んでいる。(花家族/宮崎県都城市)明るい気分でいられるように、機能性だけでなくインテリアも考えている。(まりん/福岡県福岡市)収納の引き出しをよく開けるのでロックする部品を買ってきて、使っています。使う際にロックを解除したりしないといけないので手間がかかりますが、それでも安全をとると仕方ないかなと思います。(しおんのママ/広島県広島市)まずはベビーゲートをつけて子供の侵入を防ぎ、余計なものは置かないようにする。ゴミは分別用の縦型の3段にし省スペースにしました。電子レンジ、炊飯器、トースターなどはコンセントをまとめてオンオフで待機電力を節約しています。(はせあつ/神奈川県横浜市)危険なものは上にあげ、子供の手が届かないようにしている。動線がスムーズに行くように 冷蔵庫の位置を変えた。(スマイル/福島県福島市)ガードをすると入りたがるので、オープンにしています。ただ、引き出しのノブは外して開けれないようにしたり、子供がいたずらやけがをしないよう細かい工夫はしています。いつもあいているのであまりやってきません。(ビーグル/愛知県名古屋市)子供がコンロについているグリルにさわり、軽くやけどしたことがあります。でもそれ以来、「熱いもの」と認識し気をつけるようになりました。大きな怪我をしなければ、少し経験することも大切だと思いました。(りょう/神奈川県横浜市)
「我が家の“キッチン”事情調査」と題した今回のリサーチはいかがでしたか?
「550回」と区切りとなる回にもたくさんのご投票いただき、ありがとうございます。
家の中心的存在ともいえるキッチンには、皆さんもこだわりがあるようで、「もっと広いキッチンがほしい」「収納を増やしたい」とそれぞれに理想とするキッチンがあるようです。とはいえ、賃貸などの場合、なかなか理想通りにはいかいので、なるべく物を置かない、100円グッズやワゴンなどで収納場所を増やすなど工夫されていました。
また、お子さまの安全対策についても万全を期していらっしゃるよう。おいしい料理を作るキッチンですが、火気、刃物、ガラスなど危険な物は挙げればキリがないので、注意したいですね!
第551回の投票テーマは「毎日の『水』どうしてる?」です。
今週もぜひご投票ください。
今日もキッチンからいい香り。我が家のスマイルとハッピーの源だね♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.居住環境を教えてください。
Q2.我が家のキッチンの間取りは?
Q3-1.今のキッチンに不満なところはありますか?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんなことですか?
Q4.子どもが乳児の頃、背中におぶって調理をしたことはありますか?
Q5.子どもが歩きだした頃、キッチンへの出入りはさせていましたか?
Q6-1.キッチンにあるもので“子どもが危険な目にあった”ことはありますか?
Q6-2.「ある」と答えた方にお伺いします。それはどんなもの(こと)ですか?(複数可)
Q6-3.その他の場合はどんなもの(こと)ですか?
Q7.キッチンを使いやすくするために工夫していることがあれば教えてください。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう