Weekly ゴーゴーリサーチ(第546回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
今、多くの人を悩ませているアレルギー。ハウスダスト、食物、金属など原因もさまざまで、これから春になると「花粉症が大変」という方も。
また、アレルギー症状を持つお子さまもいらっしゃるでしょう。そこで、今回はお子さまのアレルギー症状に関するリサーチを行いました。
今回のリサーチの対象となるお子さまの年齢は次の通りです。
「0歳(25.2%)」
「1歳(24.3%)」
「2歳(13.9%)」
「3歳(11.4%)」
「4歳(8.4%)」
「5歳(2.0%)」
「6歳以上(14.8%)」
お子さまのアレルギー症状について、46.7%の方は「特に症状はない、まだ分からない」とお答えに。
小さなお子さまはアレルギーを引き起こす物質などに触れる機会、回数がまだ少ないこともあり、症状がない、分からないのかも。
一方、「はっきりとした症状がある(診断された)」とお答えの方は25.9%、「軽い症状がある(疑われる)」とお答えの方は27.4%でした。
お子さまのアレルギー症状の種類は、
「食物アレルギー(40.2%)」
「アトピー・皮膚炎(39.3%)」
「花粉症(28.0%)」
「アレルギー性鼻炎(24.3%)」
「ダニ・ハウスダスト(17.8%)」
「ぜん息・ぜん鳴(11.2%)」
という結果になりました。
多くの方のチェックが入った症状が「食物アレルギー」。卵や小麦粉など特定の食品を食べると症状を引き起こすもので、乳幼児期はとくに多いよう。2002年4月からは、これらを緩和するため、加工食品のアレルギー表示制度もスタートしています。
続いては、「アトピー・皮膚炎」。遺伝や食べ物、生活環境など、さまざまな原因が複雑に絡み合って発症するといわれていますが、そのメカニズムははっきりとわかっていません。それだけに、知らぬ間に悪化させてしまうこともあるようです。
「花粉症」「アレルギー性鼻炎」は大人の症状、現代病というイメージがありますが、お子さまにも増えています。 「ダニ・ハウスダスト」によるアレルギーも同様、お子さまに増えているよう。皮膚炎や鼻炎、さらに11.2%の方がチェックされた 「ぜん息・ぜん鳴」を誘発する場合もあるようです。
アレルギー症状が出た年齢は、「0歳」とお答え方が多く、45.9%。ママのおなかの中にいる時は大丈夫ですが、産まれてからはどうしてもアレルギーの原因物質に触れることになるので、すぐに症状が出てしまうこともあるのでしょう。
続いては「1歳」とお答えの方が23.9%。
また、アレルギー症状は、原因物質などに触れる機会や回数が増え、許容量を超えると発症するといわれ、10.1%の方が「3歳」とお答になりました。
アレルギーの対策としては、
「まめに掃除をする(52.5%)」
「空気清浄機を使う(42.7%)」
「入浴後のスキンケア(35.8%)」
「食べ物(アレルゲン・添加物)(29.9%)」
「ペットを飼わない(25.5%)」
「シャンプーや石けん(24.0%)」
「喫煙しない(22.1%)」
という順になりました。
アレルギー対策としては、症状を引き起こす原因に触れないことがいちばん。 花粉やダニ、ハウスダストが原因の場合は、空気や環境をきれいに整えるため、「まめに掃除をする」「空気清浄機を使う」 とお答えの方が多数。
皮膚炎などは肌を清潔に保つことが大切なので、「入浴後のスキンケア」をしっかりされています。その際、「シャンプーや石けん」にも気を遣われるのでは?
食物が原因の場合は「食べ物(アレルゲン・添加物)」にも気を遣うことが必須ですよね。
また、食べ物を除去するだけでなく、アレルギーに有効、丈夫な体づくりに有効な食べ物を選ばれているのでは?
さらに、ペットの毛やフン、タバコの煙もアレルギーを誘発するので、「ペットを飼わない」「喫煙しない」とお答えの方もいらっしゃいました。
乾燥すると湿疹がでやすくなるようですので、保湿はとにかくしっかりしています。生後半年で卵白がアレルゲンであることが検査でわかりましたので、母乳育児をしていたこともあり私も卵が入っているものは完全除去でした。外食の時はアレルギー一覧があるファミレス中心、買い物は表示がわかりやすくハム等も卵不使用のものが多いコープを利用していました。(かんふー/兵庫県たつの市)離乳食を食べ始めたので、初めて食べるものは何か反応がでたりして病院などに行ったときすぐ言えるように、そのものだけで食べさせるように心掛けている。布製の玩具など口に入れたりするものは、こまめに洗濯したり洗うようにしている。(りかびっち/京都府京都市)息子、現在5ヶ月ですが2ヶ月のときからアトピー性皮膚炎を発症しています。乾燥している冬に強く症状が出ます。体が温まるとかゆいようで夜中布団を着せすぎると頭や腕をかゆがってよく泣きます。とにかく常に皮膚の保湿をしています。洗濯は赤ちゃんようのやさしい洗剤を使ってよくすすぐようにしています。爪を短く切ってひっかかないようにしています。もうすぐ離乳食の時期なのですがアトピーがあるので6ヶ月以降になるまで待っています。(あゆみママン/京都府宇治市)目の周りが赤くなっていて、痒くてかいた数時間後に症状が少し悪くなる。ママ友のアトピー体験の情報を参考にしたり、ネットで調べたりしています。症状が出てから、シャンプーを変えました。(ゆうなママ/埼玉県さいたま市)季節の変わり目や、環境の変化等があったり、風邪の引きはじめや病み上がりのときに、出やすいです。小児科の先生の話や、同じ悩みを持つママ友の話が参考になります。(めぐ3/広島県呉市)乾燥している時や、熱いお風呂に入ったり、体が温かくなると、湿疹がでる。いろんな本を読む。小児科の先生に話を聞く。(いくつかの病院に行く)(もも/神奈川県横浜市)衣類が肌にあたると肌がかぶれてしまうので衣類の素材にはきをつけています。参考になるのはお医者さんに相談することです。(ううまくん/静岡県浜松市)今のところアレルギー症状はないですがエビやカニ、蕎麦などはもう少し大きくなってから食べさせようと思っています。(よねママ/大阪府高槻市)皮膚は寒い時期、乾燥している時。花粉症は春。窓を開けず、常に空気清浄機をつけています。布団も掃除機をかけたり、床は濡れ雑巾で拭いています。(オレンジ/岩手県盛岡市)すぎ花粉の季節になると鼻水がでやすい。両親がともに花粉症なので、体質改善のレシピは子どもにも真剣に薦めています。また腸内環境を良くするために、冷えを避けるように、睡眠を十分にとるように、ときめ細かくケアして重症化しないように頑張っています。(しまちゃんのまま大好き/東京都江戸川区)秋などの季節の変わり目や、気温差が激しい時に、夜や朝方咳が出ます。整体師の方に教わった、つぼ(骨)を寝る前に押しています。薬と併用して行ったり、咳が軽い時は、つぼ押しだけで治まったりするのでオススメです。(しーちゃんママ/千葉県船橋市)幼稚園位までは風邪を引くと咳がひどく、喘息気味かもと言われ、アレルギーの検査をしたのですが、どの項目も陰性でした。でも空気清浄機を使ったりヴィックスヴェポラップを塗ったり、咳を緩和できるように注意してきました。小学生になった頃から体力もついたせいか咳が治まりました。今は鼻炎気味で、またアレルギー検査をした方がいいと言われています。花粉症かもしれません。(ラズベリー/東京都江戸川区)
「子どもの“アレルギー”実態調査」と題したリサーチにもご協力ありがとうございます。
過去にも何度か取り上げたテーマですが、今回もアレルギーを持つお子さまが多数。ママ・パパとしては、献立、掃除、洗濯など対策を行っていらっしゃいますが、大変ですよね。ただ、アレルギーは急には改善されませんが、一生完治しないのではなく、正しい対策を続けていけばいい状態を維持することが可能。「小学校に入学し、体力がついたのか、症状が出にくくなった」という声もありました。
もちろん、一番大切なのはお医者様の診断を受けること。「ハッピー・ノート.com」でもお医者様のコラムをはじめ、ママ・パパに役立つ情報をどんどん発信していきます。参考にしてください。
第547回の投票テーマは「ママが取りたい資格は?」です。
今週もぜひご投票ください。
コンコン、ズルズルは気になるけれど、やぱり春はポカポカ、気持ちいいね♪うれしいね♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまの年齢を教えてください。(きょうだいがいる場合は末子をお選びください)
Q2.お子さまにアレルギーの症状はありますか?
Q3-1.「症状がある」方にお伺いします。どんなアレルギーですか?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんなアレルギーですか?
Q3-3.アレルギー症状が出たのはいつ頃ですか?
Q4-1.アレルギー対策として気をつけていることや、意識的に実践していることはありますか?(複数可)
Q4-2.その他の場合はどんなことですか?
Q5.どんな時に症状が出やすいですか?また、参考になった情報源や実践していることなどがあれば教えてください。
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