Weekly ゴーゴーリサーチ(第509回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
子どもが元気に成長していく上で欠かせない「食事」。なんでもモリモリ食べてくれると、ママ・パパとしてはうれしいですよね。
でも、どうしても食べ物には好き嫌いがあるもの。少しくらいなら「仕方ない」と思えるかもしれませんが、「あれも嫌い、これも苦手」となると、困ってしまいます。
そこで、「食べ物の好き嫌いどうしてる?」と題してリサーチを実施。過去にも2回取り上げたテーマで、皆さんの好き嫌い克服の工夫が「参考になる」と好評です。
さあ、今回はどんな好き嫌いの傾向があり、どんな工夫をされているのか、発表しましょう。
子どもの好き嫌いの有無は、「少しある」とお答えの方が54.5%、「多い」とお答えの方が21.8%という結果に。やはり多くの子どもが何かしらの好き嫌いがあるようです。
「特にない」とお答えの方は15.4%でした。
子どもが食べる(飲む)量は、「普通」とお答えの方が52.9%と半数以上に。ママ・パパが子どもの食べる量を上手くコントロールしていらっしゃるのかもしれませんね。
ただ、小さな子どもは体調や気分によって量が変わりやすいようで、「ムラがある」とお答えの方が16.6%。
一方、「少し食べ過ぎ」とお答えの方も15.3%いらっしゃいました。
子どもが苦手な食べ物を伺うと、「野菜」「野菜全般」「緑の野菜」といったお答えがトップに並びました。
具体的な野菜は
野菜は身体にいいし、ママ・パパとしてはたくさん食べて欲しいのですが、「苦い、匂いがキツイ、食感がダメ」といった理由から苦手という子どもが多いようです。
野菜以外では、「牛乳」「肉」「梅干し」が多く挙げられました。
反対に、子どもが大好き、こればっかり食べて困る食べ物を伺うと、
「果物」は栄養もたっぷりなのですが、糖分が少々気になるところですよね。
「肉」は子どもも大好きなよう。ただ野菜嫌いの子どもの場合、栄養バランスを整えるのが難しいかも。
さらに「ご飯」「パン」「麺類」といった炭水化物、「ウインナー」「牛乳」が人気。
「肉」「牛乳」は嫌い・苦手というお答えも多かったので、個人差が出やすい食べ物なのかもしれませんね。
また「にんじん」は、どちらかというと嫌い・苦手の代名詞のような食べ物が、好きの上位にランクインしました。
好き嫌いをなくすための皆さんの工夫や心がけは、
「食べたらほめる」が1番効果があるよう! とにかく食べる楽しさ、食べる興味を引き出すことがポイントで、「美味しそうに食べてみせる」「子どもと一緒に料理をする」も多くの方がチェックされました。
一方、「小さく切る、おろす」 「いろいろな食材を使う」 「味付けを工夫する」といった苦手な食べ物の味や食感、見た目をいい意味で「ごまかす」ことも効果があるみたい。こうした結果、いつの間にか食べられるようになったということも多いようです!
お惣菜やインスタント食品等、買った物が食べられないので、普段の食事に手抜きができない。子供向けのお料理もだめなので、幼稚園のお友達と食事に行くとき食べるものがなく困る。(たむとむ/広島県広島市)とにかく食べません。なので、嫌いなものは食べなくても、少ない量の中で好きなものだけでも良いから食べて欲しいという感じです。小魚やレバーなどは好きなので、いいのですが。野菜を食べやすくするような工夫が足りないのかもしれないなあと思います。(みいこママ/岡山県岡山市)おかずばかり食べてしまうこと。ご飯は合間を見て、食べさせてなんとか食べるかという感じ。白いご飯はあまり好きではないようで、ふりかけなどが欠かせません。(こまめ/東京都武蔵野市)昨日食べたものが今日は嫌いになっていたりする。食べる量もムラが多い。(さっち/愛知県豊橋市)好きなものだけ先に食べて、すぐご馳走様してしまう。残念ながら、嫌いなものを見えなくしてごまかすくらいしかできていません。(みや/東京都文京区)断乳してから食欲がすごい勢いで困りました。食事を切り上げようとすると泣きわめき、暴れまわります。そこで我が家では、食事を切り上げるタイミングで別の事に興味を向かせる努力をしています。(DVDや音楽をかける。好きな絵本を持ってくるなど)(ゆうあママ/埼玉県新座市)下の子が落ち着いて椅子に座って食事をしてくれず困り果てています。(ママちゃん/茨城県水戸市)食べるのがゆっくりで、時間がかかり、食事の途中であきて遊びだしてしまうのが悩みです。(みみんまま/東京都渋谷区)中学生と小学生のお兄ちゃんがいるので、学校から帰ってきて夕食前にお腹がすいたと言ってパンやお菓子を食べると一緒に食べてしまい、夕ご飯が少ししか食べられなくなることがある。気をつけているときはいいのですが、準備で忙しいと食べていたりする。主食のおにぎりをおやつにしたり、夕食時間を早めにと気をつけている。(まさいくほのママ/島根県隠岐郡)
「食べ物の好き嫌いどうしてる?」と題した今回のリサーチはいかがでしたか?
子どもの成長と健康のために、毎日・毎食ちゃんと食べさせることはママ・パパの大きな役割ですが、好き嫌いは切っても切り離せませんよね。
好き嫌い克服の基本は、小さく刻んでわからなくする、好きなものと組み合わせる、そして食べたら褒めることのよう。
ただ、子どもは味覚の発達が途中なので、年齢と共に食べるようになることも多数。保育園・幼稚園の給食、自分でできること、動く範囲が増えたり、習い事を始めたりしてお腹が空くようになったなどもきっかけになるようですよ。
とにかくママ・パパが焦らず、無理せず、いろいろな食べ物を食べられるようにしていきたいですね。
第510回の投票テーマは「もらってうれしいサンプルは?」です。今週もぜひご投票ください。
おなか空いた!おいしいよ!ごちそうさま!がうれしくて♪ママは今日もお料理がんばるよ☆… (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまに食べ物(飲み物)の好き嫌いはありますか?
Q2.食べる(飲む)量はどうですか?
Q3.お子さまが苦手な食べ物(飲み物)で特にコレはダメというものはありますか?
Q4.逆にこれが大好きで、こればっかり食べる(飲む)というものはありますか?
Q5-1.好き嫌いなく、美味しく食べるために心がけていることは?(複数可)
Q5-2.「その他」の場合は、どんなことですか?
Q6.食事でのお困りごとはありますか?また、好き嫌いをなくす工夫やレシピがあれば教えてください。
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