Weekly ゴーゴーリサーチ(第504回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
お子さまの聞く力、話す力を伸ばしたり、いろいろものに興味を持たせたり…と、脳や感性を育むと言われている絵本。ママ・パパが読み聞かせをすることは、お子さまとのスキンシップやコミュニケーションを深めるにもいいですよね。
そこで、今回は絵本の読み聞かせを通して子育てを応援するコミュニティサイト・mi:te[ミーテ]と共同で、「“読み聞かせ”してますか?」と題したリサーチを行いました。
ご自宅での読み聞かせについては、33.3%のママ・パパが「毎日している」とお答えに。
「週に2〜3回」とお答えの方も28.7%と多く、小さなお子さまをお持ちのご家庭では読み聞かせが習慣になっているようです。
読み聞かせをする日の絵本の冊数は、「1冊」とお答えの方が42.8%。あまりたくさんだと、お子さまもママ・パパも疲れちゃうのかも。
じっくり時間がある時、お昼と寝る前などは何冊か読み聞かせされると思いますが、それでも「2冊」とお答えの方が36.5%と多く、一日で2冊以上読み聞かせされる方は少なめでした。
読み聞かせをする理由は
トップは「子どもが喜ぶから」。子どもたちが喜ぶ姿、笑顔はママ・パパにとって何よりうれしいですよね。
また絵本の読み聞かせが楽しい「遊びの一部」になっている方も多くいらっしゃいました。
一方、「本好きになってほしい」「いろいろな世界を教えたい」など、子どもの教育という視点から読み聞かせをされる方も。絵本をきっかけに本を読むことが習慣づくと、将来にもプラスなりますよね。
「心を育てたい」と情操教育が読み聞かせの理由という方もいらっしゃいました。
ご自宅にお持ちの絵本は、「11〜30冊」で40.8%。続いては、「31〜50冊」で20.0%。
皆さん、たくさんの絵本をお持ちですね。お気に入りのシリーズや作家さんのものを揃えたり、年齢に合わせて買ったりしていくうちにどんどん増えていくかな。
また、絵本はお子さまのお気に入りだったり、ママ・パパの思い出が詰まっていたりすることもあり、なかなか捨てられないこともたくさんお持ちの理由かもしれませんね。
絵本選びのポイントは、
トップは「子どもの興味」。お子さまが喜ぶもの、好きなものを選んであげたいですよ。
とはいえ、お子さまの教育が読み聞かせの目的の場合、「親が読んで欲しい本」を選ばれるのかも。
また「対象年齢」「口コミ(お友だちなど)」「ベストセラー」も参考になるようです。
●0歳~1歳
「じゃあじゃあびりびり」。0歳3ヶ月のときから反応がありました。この本がなぜこんなに赤ちゃんに好反応なのか大人にはよく分かりませんが、ページをめくって新しい絵と色を見るたびに娘はにこにこ。カラフルな色使いとシンプルな絵がいいのでしょうか。娘がいちばん好きな絵本です。(ゆき/大阪市都島区)「こぐまちゃんシリーズ」。絵がシンプルでカラフルなので、6ヶ月頃からすでに興味をしめしてます。1ページの文字数も一才過ぎの娘にはちょうどいい感じ。長すぎるとあきちゃうので。(ママみーあ/大阪府高槻市)「いただきますあそび」「ごあいさつあそび」このシリーズは本にたいして興味のない息子でも0歳児からずっと気に入っています。私たち両親も読みすぎて暗記してます(笑)。(はるくんママ/埼玉県草加市)「くだものだもの」「わにわにのおふろ」。どちらも2歳以降対象ですが、わが子0歳ですが大好きです!(みっかん/静岡県焼津市)「ピン・ポン・バス」(著者:鈴木まもる 竹下文子 出版社:偕成社)一歳くらいの頃から、読み聞かせの時には必ず自分で持ってきて読んでと言われた本です。乗り物が大好きな息子ですが、中でもバスが一番のお気に入り!この本は、「ピンポン!」っとバス停でとまる度に、バス停での小さなストーリーがあったりやさしさが感じられる内容です。一ページごとに話が変わるので、息子も飽きずに最後まで読んでいました。「ピンポン!」っと言うのも、息子の番でした(笑)家には、乗り物の本が沢山ありますがこの本は一番ボロボロになってしまったくらい何回も読んでいる本です。(くらにん/福岡県福岡市)まだ1歳ですが、「はねはねはねちゃん」「たんたんぼうや」は自分からよく持ってきます。擬態語の響きが好きなのかもしれません。「だるまさんの」は、絵が好きなようです。(はっぴい/神奈川県横浜市)「めくってばあ」という絵本。1歳くらいから毎日のように見ています。とても喜びますよ。(りみゆ/愛知県田原市)「おててジャブジャブ」「おやすみなさい とんとんとん」。1歳4カ月の息子は動物が大好き!本も動物の写真や絵がついたものを自分で持ってきます。しつけ絵本でも動物が主人公だと嫌がらずに読んでくれます。後は食べることにとても興味のある時期なのでこっぷやスプーンが出てくる「こっぷこっぷこっぷ」やいろんなお弁当が出てきて楽しい「おべんとうなにかな?」も何度も何度も読んでいます。(くまママ/兵庫県姫路市)1歳半で「おおかみと七匹のこやぎ」を読んでほしいと持ってくる。(ゆっきー/大阪府藤井寺市)●2歳~3歳
娘が生後2ヶ月から読み聞かせている「しろくまちゃんのホットケーキ」は内容を覚えるくらい大好きで2歳になった今もよく読んでいます。そして私がやるように、0歳の弟にも読み聞かせています。(zez/神奈川県川崎市)図書館でおすすめ本を2週間おきに10冊くらい借りています。その中でも1才の時「もこもこもこ」を気に入り。何度もせがまれたので、早速本屋さんで購入。2歳の今でも大好き。言葉も出始め、まねして読んでます。ほかにも上のお姉ちゃんと違って、男の子だからか、乗り物絵本が大好きです。(SANBO/北海道斜里郡)我が家は夜、寝る前、お昼寝の時に入眠儀式のように習慣つけて、読んでいます。定番になりますが、「ノンタンシリーズ」は喜んでます。しかけ絵本(中開きがあったり、触るとザラザラ等)も飽き性な娘でも好きみたいです。「ももんちゃんシリーズ」も娘は好きで図書館でいろんなシリーズを借りては読んでいます。これは保育園の先生から教えて頂いた本です。まだ2歳の娘なので長過ぎる話は最後まで聞けないですし、絵が細かい本も避けています。一切 文字が無しの動物や乗り物図鑑でも親が話を作って読むと喜んでくれます。(あひるママ/京都府八幡市)我が家では、隔週で図書館に行き、親子それぞれが気になる本を借りてきます。読み聞かせや自分で読んで、とても気に入った本を本屋で買うようにしています。娘が2歳ごろ好きだった本は「なかからぽん!」「おやすみ・おはよう」など。6歳ごろは「くさはらどん」「くまのこジャッキー」シリーズです。(まめ吉/岡山県岡山市)「はらぺこあおむし」。3歳くらいまでは毎日のように見ていました。保育園で「はらぺこあおむし」の演劇をしたこともあります。(うさこ/愛知県春日井市)3歳の娘は「めっきらもっきらどおんどん」という絵本が好きです。親からみたら、とても子供が喜びそうにないちょっと不思議な絵なのに、保育園のお友だちみんな大好きみたいです。大人にはわからないものですね。(ひっつじ/鳥取県米子市)「ぐりとぐらシリーズ」が好きです。3歳半ごろから絵本に興味を持ち出し、4歳目前の今は毎日読んでとせがんできます。3冊しか持っていませんがどれも大好きで少しずつ増やしていこうと思っています。お話の途中でワクワクするような出来事が起こるところが好きなようです。(かわうそ/高知県須崎市)「バムとケロのにちようび」・・・楽しくてかわいい絵本。いろんな発見もある。「おばけなんてないさ」・・・おばけが無性に好きな時期があったから(3歳)「がんばれ!パトカー」・・・乗り物大好きな子なので(3歳)(あちゃまる/岐阜県海津市)●4歳以降
4歳「あやちゃんの誕生日」。下に赤ちゃんが出来たので自分が赤ちゃんだった頃の話に興味を持っている。お話の最後にある「あやちゃんの誕生日にママ、ケーキ作ってね」をまねて母にお願いするのが楽しいよう。「14匹の朝ごはん」。時折入る質問に答えるのが楽しいよう。「7匹のやぎとおおかみ」。食べられるんじゃないかというハラハラ感、最後には助かる安心感がメリハリがあって楽しいよう。(きりゆか/兵庫県芦屋市)なぜか「おばけやしき」が3、4歳ぐらいの時、人気がありました。あと「ペネロペの飛び出す絵本シリーズ」も保育園の時大好きで何度も見ました。小学生になると、「対訳付アンパンマン絵本」を楽しんで見ています。(ももんが。/京都府宮津市)「ぼくびょうきじゃないよ」。自分が昔読んでいて、とてもハマった絵本です。娘が4歳の時、読み聞かせると何度も読んで?と持ってきました。風邪になってしまった時に、こうするといいんだよと子供に教えられる本です。(悠莉/愛知県豊明市)「ふくろうくん」(文化出版局/作・絵・アーノルド・ローベル、訳・三木卓)2年ほど前に買って、5歳の娘が今も大好きな本。涙のお茶や、月と一緒に帰る夜道の話、どれもユーモアにあふれた内容で、お勧めです。「おこだでませんように」(小学館/著・くすのきしげのり、イラスト・石井聖岳)読んでいて、思わず自分が泣きそうになった本。大人が子どもを理解するための良書です。(黒豆さん/東京都板橋区)「ゆうびんやさん おねがいね」。双子の娘が3歳の頃から、もうすぐ5歳になる今もよく読んで?と選んで持ってくる絵本です。内容も心がポット温かくなるようなかわいらしい絵本で、私も読むのが好きです。(ゆずぼー/神奈川県横浜市)2歳男の子、せなけいこさんの本が好き。今6歳の双子も大好きです。お化けが出てくるのが中でも好きで、「めがねうさぎ」「お化けのてんぷら」「ねないこだれだ」「おばけなんてないさ」どれも好きです。とくに「おばけなんてないさ」は文がそのまま歌なので、兄弟みんなで合唱しながら読むことが多いです。今6歳の子は一年生になりましたが、幼稚園年中さん後半くらいから字が読めるようになったので、読み聞かせされるより、読み聞かせするほうが好きで、弟たちに聞かせてくれます。聞くほうがまだじっと聞いてくれないんですけど。。。 (にょにょ/北海道札幌市)「ぼちぼちいこか」。0歳から小学生まで大喜びで聞いてくれます。大阪弁のしゃべりが0歳にも通じる?(笑)何回も読んで!と言ってくる我が家ではなくてはならない絵本です。(おおさかのおかん/大阪府堺市)ただいま、7歳の小学2年生ですが、長谷川さんの「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」はとても喜んで読んでくれています。あとは「100階建ての家」も好きですね。わたし自身はいもとようこさんの絵が大好きなのでいろいろと集めています。(はなとこ/福岡県嘉麻市)
「“読み聞かせ”してますか?」と題した今回のリサーチはいかがでしたか?
絵本の読み聞かせにはいろいろな効果がありますが、お子さまが喜んでくれることが一番!ですよね。そのため多くのママ・パパがほぼ毎日読み聞かせをされているよう。お子さま自身も絵本が大好きで、「何度も読んで!といってくる」「大きくなってからも読んでいる」という声がたくさん寄せられました。
また「ママ・パパが子どもの頃、好きだった絵本を子どもの読み聞かせている」というように、絵本は子どもの心にずっと残り、受け継がれていくもの。だからこそ、いい絵本に出会いたい、選んであげたいですよね。今回、共同でリサーチを行ったmi:te[ミーテ]には、読み聞かせガイドもあるので、ぜひ活用してください。
第505回の投票テーマは「洗い分けしてますか?ベビー服」です。
今週もぜひご投票ください。
子どもをすぐに笑顔にしてくれるこの一冊。すっとずっと大切に読み聞かせてあげたいな… (byミキハウス子育て総研)
Q1.ご自宅で、お子さまに絵本の読みきかせをしていますか?
Q2.読み聞かせをする日は、一日に何冊ぐらい読み聞かせをしますか?
Q3-1.読み聞かせをする理由は?(複数可)
Q3-2.「その他」の場合は、どんな理由ですか?
Q4.ご自宅には、何冊ぐらい絵本がありますか?
Q5-1.絵本を選ぶ時のポイントは?(複数可)
Q5-2.「その他」の場合は、どんなポイントですか?
Q6.「読み聞かせにおすすめ!」や「お子さまが大好き!」な絵本のタイトルとその理由を教えてください。(何歳ぐらいの時に好きだったかも)
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