Weekly ゴーゴーリサーチ(第494回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
いまどきの子どもたちの“あそび”は、どうしてもTVやコンピュータゲーム、最新型のオモチャになってしまいがちですが、親から子、孫へと伝えられてきた昔ながらの“あそび”も大切にしたいですよね。
とくにお正月はかるた、すごろく、はねつき、たこあげといった昔ながらの“あそび”がぴったり。
今年のお正月、お子さまと一緒にこれらの昔ながらの“あそび”を楽しまれたり、実家に帰省して「昔はあんな“あそび”をよくしたな」と思い出されたりした方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は「子どもに伝えたい“あそび”は?」と題してリサーチを行いました。
ママ・パパが小さい頃、夢中だったお家での“あそび”は、
「折り紙(64.2%)」
「おままごと(59.1%)」
「あやとり(58.5%)」
「トランプ(58.0%)」
「人形遊び・着せ替え人形(54.0%)」
「ぬり絵(49.4%)」
「お絵かき(48.9%)」
という順になりました。
トップは「折り紙」。
たった一枚の紙でいろいろなものが作れるのが、折り紙のスゴイところ!
「いまだに子どもと一緒に楽しんでいる」というママ・パパも多いのではありませんか?
以降は、お家の中ということもあり、“女の子のあそび”がランクイン。
「おままごと」「人形遊び・着せ替え人形」は、まさに“女の子のあそび”の王道。
お人形を赤ちゃんに見立て、「ママ」になりきったりできるのが魅力なんですよね。
「ぬり絵」「お絵かき」は、今お子さまが夢中なのでは?
「トランプ」は友だち同士で、きょうだいや家族そろって遊べるのがよかったのかも。
その他では右のようなお答えが挙げられました。
・お洒落してアイドルごっこ
・ゲーム(家族でやる板のゲーム)
・回り将棋・はさみ将棋・五目並べ
・細いパイプをつなげて色々作るおもちゃ、リカちゃんスーパー
ママ・パパが小さい頃、夢中だった外での“あそび”は、
「だるまさんがころんだ(68.2%)」
「鬼ごっこ(高オニなど)(65.3%)」
「かくれんぼ(55.7%)」
「ゴムとび(55.1%)」
「花いちもんめ(54.5%)」
「なわとび(47.7%)」
「かごめかごめ(39.2%)」
「ドロケー(ドロ巡)(35.8%)」
「おままごと(34.7%)」
「缶けり(33.0%)」
が上位にランクイン。
トップは、「だるまさんがころんだ」。
鬼が『だるまさんがころんだ』といって振り返った瞬間、ピタっと制止するのが、なんともいえないスリルなんですよね。
「鬼ごっこ(高オニなど)」「かくれんぼ」などもスリル満点で、時間を忘れて夢中になったのでは?
「ドロケー(ドロ巡)」「缶けり」も逃げたり、追っかけたりで、エキサイトしたのでは?
「ゴムとび」は女の子の間で大流行しましたよね。
「なわとび」は一人で二重跳びなどにチャレンジしたり、みんなで大縄飛びをしたり、いろいろ遊べるのがいいところ。
「花いちもんめ」「かごめかごめ」と伝統の“あそび”も人気でした。
その他では右のようなお答えが挙げられました。
おままごとやおえかき・なわとび等は今でも娘が喜んで遊んでいます。最近ではこま回し、たこあげ等見かけなくなったので実家に帰省した時にでも実際に教えてあげたいと思います。幼稚園では竹ぽっくりや竹馬、わらべ歌等いろいろ昔の遊びも教えていただいているようなので助かります。(クミィー/大阪府大阪市)お手玉を片手で2個なげている母を見てスゴイ!とおもい、自分もやりたいと練習したのを憶えています。ゴム飛びも母が教えてくれました。遊びのスタートは全て母からでした。私も子供にとって、いい遊びの先生になりたいです。(うささ/東京都新宿区)トランプ・かるた・・・天気に関係なく家族みんなで楽しめますし、頭脳にも良いと思うので。(てるてる/北海道函館市)やっぱり「あやとり」は手軽にできるので、ぜひ思い出して教えたいです。小さい頃、あやとりから発展してボンボン作りや編み物を覚えていったので。頭の体操にもなるし、良い遊びだと思います。(はながら/鳥取県米子市)屋内遊びではあやとりや指相撲。外遊びでは花いちもんめやかごめかごめ。押しくらまんじゅう等肌のふれあいがある遊びをやって欲しいですね。電子機器に囲まれながらの生活を、手をつないだり声を掛け合ったりで、人同士ふれあって遊んで欲しいと思います。(ちびぶた/神奈川県川崎市)実家はすごく田舎だったので、自然にかこまれていて、毎日探検ごっこをして楽しかったです。子どもたちがもう少し大きくなったら、実家に里帰りした時には、探検ごっこを一緒にしてみたいですね。(マコママ/三重県四日市市)幼いころ、父が竹とんぼや凧を一緒に作ってくれて、それで遊んだのは楽しかったです。製作する過程も含めて子供にもやってあげたいです。(ぶるう/神奈川県小田原市)“手遊びうたあそび”をよく小さい頃にしていました。「おべんとうばこのうた」や、「げんこつやまのたぬきさん」、「ずいずいずっころばし」など、定番ですが、今でもはっきりと覚えています。子どもにも覚えてほしいので、一緒に歌いながら時々遊んでいます。(よこたん/北海道富良野市)私は子供のころからコマが大好きでした。先日、おもちゃ屋さんで木製のかわいらしいコマを見かけたので、5歳の息子が自分の小遣いからコマを買いました。家でも熱心に回しています。色がはっきりしているコマなので、3ヶ月の娘も一緒に楽しんでいます。(ことり/静岡県焼津市)レンゲやシロツメクサの咲く頃に首飾りなんかを作って遊びたいです。友達と2人で何時間もかけて大きなシロツメクサのリースを作った事は今でも素敵な想い出です。(かわうそ/高知県須崎市)最近ではゴムとびをしている子どもがいないのが残念。教えてあげたいと思う。(ひまわり/広島県広島市)
「子どもに伝えたい“あそび”は?」と題したリサーチはいかがでしたか?
たくさんのご投票と共に今回は、
「この質問で忘れていた、子供のときに何をしたか思い出せました(^-^)(まごころ/岡山県倉敷市)」
「今、質問にチェックしながら昔の遊びを思い出して、懐かしさでいっぱいになりました。(スヌーピー/(愛知県一宮市)」
といった声も寄せられました。ありがとうございます。
昔ながらの“あそび”って、遊びそのものが楽しかったことはもちろん、「鬼ごっこで捕まった友だちが大泣きしちゃって」「おじいちゃんが暗くなるまで竹馬の練習につきあってくれた」など、そのときの情景も心に刻み込まれているんですよね~。
そんな思い出をお子さまにも残してあげたいもの。
じ~じ・ば~ばがそうだったように。
今度はママ・パパがお手本となって、昔ながらの“あそび”をお子さまに教えてあげてくださいね!
では、2011年もお子さまやママ・パパの毎日に役立つアンケートをお届けしていきます。
たくさんのご投票をよろしくお願いいたします。
第495回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「ママのストレス解消法は?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
昔ながらの“あそび”は家族、友だちの絆を深めるのにもってこい! ステキな思い出もできるね…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1-1: 自分が小さい頃(小学校低学年まで)に、よくやった“屋内あそび”は何ですか?(5つまで)
Q1-2: その他の場合は、どんな遊びですか?
Q2-1: 自分が小さい頃(小学校低学年まで)に、よくやった“外あそび”は何ですか?(5つまで)
Q2-2: その他の場合は、どんな遊びですか?
Q3: 子どもに伝えたい、子どもと一緒にやりたい、なつかしの“あそび”があれば教えてください。また、想い出に残っている“あそび”にまつわるエピソードがあれば教えてください。
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