Weekly ゴーゴーリサーチ(第397回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
連休中は全国的に大変寒かったですよね。
お正月疲れもあって、皆さん、体調を崩されていませんか?
さて、2009年2回目となる今週のリサーチテーマは「“母乳育児”事情調査」。
赤ちゃんの成長の源となる「ミルク」ですが、母乳の場合、個人差があり、戸惑われたママも多いのではないでしょうか。
そこで55192ママたちの母乳事情をうかがいました。
赤ちゃんが産まれて授乳期間中、母乳は「出た」とお答えの方が64.3%。
「あまり出なかった」とお答えの方は28.5%でした。
母乳を与える時間は、「特に決めていなかった」とお答えの方が77.5%でした。
赤ちゃんが欲しがったり、ママのおっぱいが張ってきたり…と、その時に合わせて与えられていたのでしょう。
時間を「決めていた」とお答えの方は22.5%でした。
一日に母乳を与える回数は、「10~15回」とお答えの方が51.3%。
2時間~3時間といわれている授乳間隔を目安にされているのでしょう。
もちろん、授乳は赤ちゃんの飲む量など個人差もあるので、「9回以下(22.4%)」とお答えの方も。
「覚えていない」とお答えの方も17.5%いらっしゃいました。
多くのママが出産前、「赤ちゃんは母乳で育てたいな」と思われたことがあるはず。
それだけに母乳が出なくて(出ているか分からなくて)不安に感じられた方も。
時期としては「誕生~1ヵ月」とお答えの方が34.8%。
「2~3ヵ月」とお答えの方が22.0%でした。
一方、不安に感じた時期は「特にない」とお答えの方も22.0%いらっしゃいました。
母乳にこだわらず、ミルクも上手く使おうとお考えだったのかもしれませんね。
母乳育児で困ったことは、
「飲んだ量が分からない(58.5%)」
「薬が飲めない(44.2%)」
「おっぱいの張り・しこり(39.6%)」
「他の人に預けられない(35.1%)」
「歯で噛まれて痛い(33.2%)」
「授乳間隔が一定でない(30.6%)」
という順になりました。
トップは「飲んだ量がわからない」。
計量して作るミルクとは違い、母乳は量がわからないので「与えすぎ?足りない?」と悩まれるのでしょう。
「授乳間隔が一定でない」ことも飲んだ量がわからない理由のひとつかも。
母乳はママの体から出るものなので、赤ちゃんに影響があってはいけないと「薬が飲めない」こともお困りだったよう。
「お酒が飲めない」とお答えの方もいらっしゃいました。
また母乳は痛みも伴い、「おっぱいの張り・しこり」「歯で噛まれて痛い」にチェックされた方も多数。
「他の人に預けられない」ことも母乳育児のお困りの点のようです。
その他では下のようなお答えがありました。
・アトピーなので除去食でワタシが辛かった
・まだまだ出るのに子供から卒乳されてしまい、とめるのに大変だった
・均等にあげるように気をつけていたのに、左右のおっぱいの大きさが
・変わってしまった(ToT)
・授乳時間が長すぎて疲れてしまう
・水分不足(母乳で水分がとられるため)便秘になった
・双子を同時授乳していたので、首が座るまでは二人同時に抱えるのは
・大変だった
・冬は寒い
・母乳で育てなきゃというプレッシャーが大きくて、少し辛かった
・夜寝られない
母乳育児で困ったとき、ママたちが頼りにされたのは、
「出産した産院(42.3%)」
「ネットで調べた(36.6%)」
「育児書や雑誌(28.3%)」
「ママ・パパの母(27.5%)」
「ママ友(26.8%)」
という結果になりました。
トップは「出産した産院」。
ママや赤ちゃんのことをいちばん知っているのは「やはり産院の先生や看護師さん」と、頼りにされたのでしょう。
一方、授乳時期はとても忙しく、なかなか時間がとれないので「ネットで調べた」「育児書や雑誌」と、自らで解決されたママも。
また、「ママ・パパの母」「ママ友」といった経験者のアドバイスもお困り解決につながるようです。
その他では下のようなお答えが挙げられました。
・パパ
・姉妹
・市やスーパーでやっている育児相談室
・育児メーカーの電話での無料相談室(通話にかかるお金だけかかります)
冷えると出が悪いようだったので、お風呂でおっぱいをしっかり温めるようにしました。(ちびまま/香川県丸亀市)母乳は血液からできているので、できるだけ血液の流れを良くするために「食事」「体を冷やさない」この2点に気をつけました。(くんちゃん/群馬県勢多郡)普段、あまり水分を摂らない方なのですが、できるだけ水分を摂るように心がけました。(ストロベリーケーキ/兵庫県川辺郡)おかずは食べなくても白ご飯はしっかり食べた。乳腺炎などのトラブルを避けるためにおかずは粗食でお汁と漬物といった感じ。一人目の時にはネットでいいと言われていたお茶も買って夜も水筒に入れて枕元において飲んでた。(ときんちょ/東京都文京区)梅酒を飲んで梅酒の香りのおっぱいが出た事があり、母体が摂取したものがそのまま出てしまうんだなと実感しました。その後は色々な栄養をバランスよく摂るように心がけました。(はるちゃ/東京都足立区)睡眠不足にならないようにスキがあれば寝てました。あと野菜中心、魚主体の食事を心がけてたかな。とにかくしっかり食べてよく眠れば良い母乳がでるはずです!(とまま/愛知県尾張旭市)
“母乳育児”事情調査のリサーチ結果はいかがでしたか?
今週もたくさんのご投票いただき、ありがとうございます。
母乳育児は「作る手間が省ける」「経済的」などメリットも多いのですが、「授乳量がわかりにくい」「時間を取られる」「トラブル、ストレスが多い」と、お困り事もいろいろあるようですね。
もちろん、赤ちゃんを育てる上では母乳でも、ミルクでもどちらでもOK!
今回、フリーコメントでも「出なければ仕方ない」「何かと大変なのでミルクにさっと切り替えた」と、母乳でなくても大丈夫、こだわっていないという声がたくさん寄せられました。
やはり赤ちゃんがすくすく元気に育ってくれるのがいちばんですよね!
第398回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「美容院にいってますか?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
スヤスヤと眠る天使の顔に心癒されて。楽しく、おおらかに赤ちゃんと歩んでいこう…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: 授乳期間中、母乳はよく出ましたか?
Q2: 新生児の頃(生後1~3ヵ月)は、母乳を与える時間を決めていましたか?
Q3: 新生児の頃は、一日に何回くらい母乳を与えていましたか?(差がある場合は多い時)
Q4: 母乳が出なくて(出ているか分からなくて)不安に思った時期はありますか?(複数可)
Q5-1: 母乳育児で困ったことはありますか?(複数可)
Q5-2: その他の場合は?
Q6-1: 困ったときに相談したり、頼りにしたのは?(複数可)
Q6-2: その他の場合は?
Q7: 母乳を出すために気をつけた(工夫した)ことや、これから出産を迎える方へのアドバイスがあれば教えてください。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう