Weekly ゴーゴーリサーチ(第396回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
新年あけましておめでとうございます。楽しいお正月を過ごされましたか?
55192.comは丑年にふさわしく“モ~”レツ!にがんばってまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
さて、2009年最初のリサーチテーマは「我が家の“おぞうに”事情」。
お正月に欠かせない“おぞうに”ですが、地域やご家庭によってこれほど違いがある食べ物(料理)も珍しいですよね。
「パパの家はこうだった!」「ママのふるさとはこうして食べる!」など、結婚して初めてわかる驚き、はたまた譲れないこだわりもあるでしょう。
そこで、皆さんの“おぞうに”事情を教えていただきましたよ!
55192ファミリーの皆さんは"おぞうに"を47.4%の方が「実家(帰省先)で食べる」とお答えに。
もちろん、ふるさとの味・おふくろの味の"おぞうに"だけでなく、我が家の味として「自宅で食べる」とお答えの方も44.4%とたくさんいらっしゃいました。
やはりお正月には"おぞうに"が欠かせませんね!
全国各地にいらっしゃる55192ファミリーは、どのような"おぞうに"を召し上がっているのかを細かく教えていただきました。
一般的に汁は、関東は「すまし」、関西は「みそ」といわれますが、55192ファミリーは、「すまし」とお答えの方が71.4%で多いよう。
関西では多く食べられている「白みそ」とお答えの方は16.9%でした。
その他では下のような汁が挙げられました。
・1日はすまし、2日は赤味噌
・あわせみそ
・おすましよりしょうゆが効いた汁
・がらと醤油
・ぜんざいのような小豆ベースのもの
・トムヤムクン風
"おぞうに"のだしは、「かつお」とお答えの方が37.9%でトップ。
かつおは「ニッポンの味」の代表選手。すましに良し、みそに良しなのでしょう。
だしは丁寧にとった一番だしを使いたいところですが、お正月は何かと忙しく、手軽な「インスタント」とお答えの方も21.4%いらっしゃいまいた。
私もインスタント派ですが、意外に風味豊かですよね~。
「昆布」とお答えの方は16.1%でした。
昆布もまろやかでおいしいですよね!
その他では下のようなだしが挙げられました。
・昆布、かつお両方
・2種類あって、かつおのものと昆布、いりこのもので、
・具材のかきやはまぐりからもでる
・鶏ガラ
・鶏肉と干しえび
・豚肉
・しいたけ
・するめいか
・ぶりのアラでとった出汁
・鰯の削り節
・貝柱
・福岡はあごだしです
"おぞうに"の主役でもあるお餅は、一般的には東日本は角餅、西日本は丸餅といわれますが、55192ファミリーでは「切り餅」=角餅とお答えの方が56.1%。
「丸餅」とお答えの方が43.5%でした。
汁、だし、お餅ときたら、次は具材。順に発表すると、
「鶏肉(53.2%)」
「にんじん(53.2%)」
「大根(52.4%)」
「かまぼこ(38.4%)」
「みつば(32.0%)」
が、上位5つにランクイン。
地方、家庭の好みなどによって変わると思いますが、ご自宅・ご家族の汁・だしに好相性な具材を入れられるのでしょうね。
その他では下のような具材が挙げられました。
・牛肉
・小豆
・うずらの卵
・伊達巻き卵
・えのき
・カシラ芋
・ゆず
・百合根
・かつお菜
・もち菜
・春菊
・せり
・ぜんまい
・こうや豆腐
・こんにゃく
・ちくわ
・のり
・いくら
・鮭
・牡蠣
・ホタテ
・するめ
我が家風のすまし、ダンナの実家風の味噌、転勤先の四国風の白味噌餡餅雑煮・・毎日いろいろ作ります。(ちんみ/神奈川県横浜市)私自身は大阪育ちで白味噌ですが自分で作ったことはなく、主人の母が高知で、結婚後は高知のすましで過ごした為、すまししか作れません。子供が気に入ったようで、「おいしいお正月」と呼んでいます。(あさまま/大阪府八尾市)私達夫婦は出身地が違うので、1月1日は私が自分が食べてきたお雑煮を作ってみんなで食べます。そして2日は主人が腕をふるって故郷のお雑煮を作ってくれます。ちなみに私の作るお雑煮は焼いた丸餅の入ったすまし汁仕立て、主人の作るお雑煮は丸餅を焼かずに白みそ仕立てなんですよ。(ぽるねこ/千葉県船橋市)鹿児島に嫁いでからは透明な吸い物のような『おぞうに』でビックリしました。 東京の実家では、父が東北だった為か『おぞうに』ではなくて『こつゆ』という郷土料理がお雑煮の変わりでした。(おぐ/鹿児島県南九州市)私の実家のお雑煮はかなり具沢山で、必ずぶりの煮物が入ります。ぶりの脂の染み出たおつゆの味が何とも言えずおいしいです。が、結婚以来主人の実家でお正月を過ごしているので、もう何年も食べていません。(ひー坊/千葉県柏市)"おぞうに"のお餅は「きなこ」で食べる。(ゆかっちょ/大阪府大阪市)緑茶に梅干を入れたものを飲みながらおぞうにを食べる。(ま/熊本県熊本市)おぞうにを作るとき、お汁粉も必ず作ります。(メルディ/栃木県宇都宮市)おぞうには、白菜だけを入れて食べるシンプルな雑煮。今年も一年、健康で無事故で笑顔が絶えない明るい一年にとの願いを こめて作ります。元旦から必ず家族そろってたべます。(ようちゃん/静岡県浜松市)三が日のお雑煮は父が作ります。おもちは焼かずにそのまま入れます。とけてしまいそうなやわらかいおもちが食べなれているからか私は好きです。(さくら/群馬県藤岡市)かつお菜って東京では見かけませんが、実家(九州・佐賀)では必ず入れます。必ず一日に家族揃って新年のあいさつをした後に食べています。普通ですが…(おでんこ/東京都板橋区)具材は全部、丸く切ります。理由は、なんだったかな〜・・・いろんなことが丸く収まるように・・・かな?(みぽりん/和歌山県有田郡)具をあまり入れないこと。 母方の祖母も具をあまり入れてなかったので 母も同じ。そして私も・・・。 油揚げが汁がしみてすごくおいしいです。(NORIママ/東京都江戸川区)
2009年スタートのリサーチはいかがでしたか? 年末年始にもかかわらず、たくさんのご投票、大変感謝しています。
今年のお正月もおいしくいただいた“おぞうに”。
しかし、これほどまで地方色・家族色が豊かとは!
北から南まで長く、そして広い日本を改めて感じました。
さて、一説によると“おぞうに”は夫婦がモメる最初の原因なんだとか。
「すましじゃないと!」「餡餅なんて入れない」など、違う食文化に出会うとびっくりするのは当然です。
ただ、それをお互い受け入れていくのも家族!
「私の実家(関東)と夫の実家(九州)とでは全く具材が違っていて、初めは驚いたけれど、我が家では私の実家の味で作り、夫の実家へ行った時に九州の味を楽しんでいます。(まじろう/神奈川県鎌倉市)」
というご意見のように驚いた“おぞうに”が子どもたちに受け継がれ、家族の味になっていくのもいいですよね。
では、今年もゴーゴーリサーチNOWアンケートをよろしくお願いいたします!!
第397回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「“母乳育児”事情調査」です。今週もぜひ、ご投票ください。
汁、だし、餅に違いはあれど、この“おぞうに”が子どもたちの笑顔と一緒に我が家の味になっていくシアワセ…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: お正月に“おぞうに”を食べますか?(複数可)
【我が家の“おぞうに”について教えてください。(作らない方は実家など)】
Q2-1: 汁は?
Q2-2: その他の場合は?
Q3-1: だしは?
Q3-2: その他の場合は?
Q4-1: お餅は?
Q4-2: その他の場合は?
Q5-1: 具材は?(複数可)
Q5-2: その他の場合は?
Q6: “おぞうに”を作るとき・食べるときの決まりごとや、我が家ならではの作り方があれば教えてください。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう