Weekly ゴーゴーリサーチ(第333回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
3連休が二週続き、家族揃って遊びに出かけたり、外食したりとあれこれ楽しまれたことでしょう。
でも、ふと気づくと思わぬ出費にびっくりという方も多いのでは?
お子さまの将来や家族が幸せに暮らしていく上で欠かせないお金のこと。
中でも生命保険・貯蓄については、より効果的で、家族に大きなプラス、安心感をもたらしてくれるものや方法を選びたいですよね。
そこで、今回は55192ファミリーの生命保険や貯蓄について、ズバリ迫ってみました。
親は子どもに「より良い環境で学ばせてあげたい」「好きなことをやらせてあげたい」と願いますよね。
もちろん、それには備えも必要。
55192ママ・パパも59.0%と半数以上の方がお子さまの誕生、成長を機に生命保険や貯蓄を「見なおした」とお答えに。
「見なおすつもり」とお答えの方も多く、19.9%いらっしゃいました。
「特に何もしない」とお答えの方は21.2%でした。初めから計画的なプランニングをされているのでしょうね。
生命保険や貯蓄の見直しで、新規加入・増額したものは「学資保険・こども保険・こども共済」とお答えの方が84.5%でトップ。
保育園・幼稚園から義務教育、高校や大学などへの進学といった教育資金をはじめ、多くのママ・パパがお子さまのために備えておこうと思われているようです。
続いては、「生命保険(定期・終身など)」とお答えの方が43.6%、
「生命共済(こくみん・県民など)」とお答えの方が18.8%でした。
お子さまはもちろん、ママ・パパ、そして家族全員のことを考えた新規加入・増額も行っておられるみたいです。
その他では下のようなお答えが挙げられました。
・がん保険
・医療共済
・外資預金
・銀行のこども積み立て
・国債2年を買いました
ママの生命保険や共済は、「加入している」とお答えの方が85.3%でトップに。
これはかなり高い加入率なのでは?
以前は保険というと、一家の大黒柱でもあるパパ、お子さまの学資保険がメインのようなイメージがありましたが、今はママ自身もお子さまやパパのことを考えて保険に加入されるよう。
ママ(妻)を対象にした保険が多く登場していることも影響しているのでしょう。
「加入を検討している」とお答えの方も8.8%いらっしゃいました。
保険加入時に大切となる情報。55192ママ・パパの収集源は、
「パンフレット(39.4%)」
「ネットの情報(38.4%)」
「外交員の説明(30.0%)」
「口コミ(24.8%)」
「新聞雑誌の記事や広告(17.9%)」
「テレビ番組やCM(12.1%)」
という順番になりました。
同様のテーマでリサーチした第57回(2002.1.24.~2002.1.30.)では、「口コミ」「外交員の説明」といった人からの情報が多かったのですが、今回は「パンフレット」「ネットの情報」と自分で情報を調べたり、検討されたりする方が多数。
とくにインターネットは、単なる保険の紹介だけでなく、アドバイスをメインにしたサイトも多く、参考になるのでは?
「新聞雑誌の記事や広告」「テレビ番組やCM」も情報となるよう。
そういえば、保険の宣伝ってよくみかけますよね。
その他では下のようなお答えが挙げられました。
・パパにまかせっきり
・自分が昔外交員をしていたので、その経験から
・主人が保険の仕事をしていたので
・父が保険会社勤務なのでそこから情報を収集する
・母が保険の外交員なので、いろいろなパターンを紹介してくれます
・生協
・無料のファイナンシャルプランナー
・郵便局の担当の方がいつも丁寧に説明してくれます
現在、加入している保険を選んだ決め手は、
「貯蓄性などの商品特性(25.3%)」
「掛金の手ごろさ(23.8%)」
「信頼度や知名度(16.7%)」
という理由がベスト3にランクイン。
貯蓄はしようと思ってもなかなかできないのが現実。
「保険」と「貯蓄」が一体になったものなら、備えと安心が同時に叶えられていいのでは?
また同じ掛け金を払うなら、少しでも手元に戻ってくるとうれしいですよね。
続いては、「掛け金の手ごろさ」。
たくさんの特典があっても毎日の暮らしに影響を及ぼすものはちょっと困りますよね。
保険は“無理なく”が基本です。
また、「信頼度や知名度」も決め手になるよう。
数年前、保険会社の倒産により損害を受けたというニュースも世間を騒がせました。
10年先、20年先と、遠い将来まで信頼できるかは、加入者側にとって大切な要素ですね。
その他では下のようなお答えが決め手になったようです。
・会社の保険
・学生のときに母が加入してくれていたのを、社会人になって引き継いだ
・親が加入しておいてくれそのまま引継ぎ
・親戚の付き合い
・独身時代に両親からのすすめで
お子さまのための保険・貯蓄は月々「10001円~20000円」とお答えの方がもっとも多く、28.8%でした。
将来まとまった額にするには20000円位は必要とお考えなのでしょう。
続いては「0~5000円」(25.5%)、「5001円~10000円」(25.2%)とお答えの方がほぼ同数値に。
保険は家計に無理のない範囲で加入するのがポイント。
10000円位までなら出しやすいのかもしれません。
ズボラな性格なので、とりあえず貯蓄型保険で将来の資金を準備しました。なかでも、解約金が大きい代わりに100%以上で返ってくる利率のいいものを手軽な額で入りました。先に保険に入ってしまえば、あとは残った金額でやりくりするしかないので、自動的に貯金が約束されます♪(えんえん/奈良県生駒市)子供が生まれたのと、マイホームを建てて新しく火災保険に入った事をきっかけに夫がタバコを止めました。喫煙しない人は火災保険が安くなるなんて知りませんでした!タバコ代の分で外食もできるし嬉しい決心でした。(さぼ/愛知県岡崎市)ファイナンシャルプランナーの方に相談して、保険の種類も増やして金額を減らしました。 教育資金もしっかり貯めるために、定期よりお得な保険を探して入りました。(ましちっち/長野県長野市)とにかく、生まれたらすぐに貯金を始めること。毎月1万円でも年間12万円。高校に入る頃には、180万円たまってます。(たくみ/東京都 新宿区)家のローンや子どもの教育にお金がかかる前に、学資保険は一括で払っておきました。(まろん/愛知県豊橋市)学資保険、養老保険など長期で簡単には出せない保険に入れて強制的に積み立ててます。まとまったお金があれば一時払いにするのもいいです。(たかまま/栃木県 大田原市)学資保険に加入して強制的に貯めるようにすることと、子どものためにいただいたお祝い金やお年玉等は、子ども名義で預金し、手をつけない。(いっちん/東京都 国分寺市)第一は学資保険。第二は子供のためにもらったお金はすべて子供名義の口座に貯金。そして家計が苦しくても決して手をつけない。内容は出産祝いや誕生祝いなどでもらったお金はもちろん、おばぁちゃんから「誕生日ケーキを買ってあげなさい」ともらったお金でケーキを買い、お釣りも貯金しました。細々してるけど「チリも積もれば山となる」です。(ちあちゃん/愛知県一宮市)長男が産まれてから、私が結婚前に貯めていた100万円を使って外国債を購入しました。教育資金が沢山掛かる時期に使用したいと思います。(しろにゃーにゃ/福岡県福津市)学資保険では二十歳で満期をよく聞きますが、大学入学のことなどを考えると、一番いるのは18歳のときだと思うので、我が家では15年満期(20年満期の前は15年満期と言われたので)にしています。(こうたろう/広島県福山市)簡保の学資保険(掛金5千円で18歳に100万円が貰えるコース)を利用しています。手頃な掛金で万が一の保証が受けられ積立も出来るので便利だし安心です。満期を秋にすると、一時(満期)金が推薦入試の時期に合わせて出るので不意な出費には助かります。10月頃申込むとBEST! 出産後すぐ子供名義の通帳を作り、お祝いで貰った現金や金券を額面通り全額貯金してます。 生活費の節約は特にないけど、子供用品等は消耗品なのでお下がりを使ってます。(☆ひかる☆/新潟県新潟市)子どもが3人なので、それぞれの子どもにしっかり蓄えるということは無理だと思うので、3人同じように高校卒業したら少しお祝いをしてあげれたらと思ってます。学資保険はみんな違う保険にしてます。保険会社自体の倒産があったので、万が一みんな同じ保険会社で倒産したら困るので。(せいこママ/山口県下関市)
「見直しましたか? 生命保険」と題した333回のリサーチ結果がいかがでしたか?
お子さまを最大限バックアップするために、家族が安心して暮らしていくために、不可欠な保険や貯蓄。
55192ママ・パパもあれこれ研究し、お子さまの成長や将来、家族の収入などに合わせて、賢くマネープランされているよう。
以前のリサーチに比べると「よくわからない」「誰かに言われるまま」という声が減っていたのも印象的でした。
長引く不況、政治への不安、教育費の上昇など取り巻く環境は厳しいだけに、親がしっかりしなければ!という思いがいっそう強くなっておられるのでしょう。
ママ・パパの愛情がヒシヒシ伝わってきました。
今週もたくさんのママ・パパにご協力いただき、ありがとうございました!
第334回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「お掃除がんばってますか?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
ずっとずっと笑顔でいられるように。無理せず、我が家らしく、コツコツがんばろうね…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: 子どもの誕生や成長をきっかけに、我が家の生命保険や定期的な貯蓄の方法を見直しましたか?
Q2-1: 見直した方にお伺いします。新規加入や増額したのは?(複数可)
Q2-2: その他の方は具体的に
Q3: ママは、生命保険や医療保険、共済などに加入していますか?
Q4-1: 保険の情報はどこから集めていますか?(複数可)
Q4-2: その他の場合は具体的に
Q5-1: 保険に加入している方にお伺いします。その保険を選んだ決め手は何ですか?
Q5-2: その他の場合はどんなことですか?
Q6: 子ども1人あたり保険と貯蓄をあわせて月換算でいくらですか?(親名義の貯蓄を含む、ただし住宅や年金ではなく子どものためと思われるもの)
Q7: 将来的な子どもの教育資金について、我が家のマネープラン(節約法、投資術など)があれば教えてください。
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