Weekly ゴーゴーリサーチ(第326回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
台風、地震と、立て続けに自然災害にみまわれた7月の日本。
被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
自然災害はいつやってくるかわかりません。
今回の台風、地震の発生を受け、改めて日頃の備えの大切さを痛感された方も多いのではないでしょうか。
今週は「防災対策してますか?」と題したリサーチを実施。
55192ファミリーの防災に対する意識や備えについて伺いました。
55129ファミリーのみなさまが不安に思っていらっしゃる自然災害は、
「地震(96.6%)」
「台風(38.6%)」
「集中豪雨(24.6%)」
という結果になりました。
もっとも不安な自然災害は「地震」。
新潟県中越沖地震が発生したばかり。しかもここ数年、大きな地震が多発しているだけに不安ですよね。
次に不安な自然災害は「台風」。
先日、被害をもたらした台風4号をはじめ、毎年いくつもの台風が直撃する日本。それだけに多くの方が不安を抱えていらっしゃいます。
また、「集中豪雨」も不安に思っていらっしゃるよう。
海や川の沿岸部、山間部にお住まいの方はとくに心配でしょう。
災害が発生し、万一の際は「避難」が必要ですが、避難所までのルート、非常時の行動の確認は、「特にしていない」とお答えの方が56.3%でトップ。
不安を感じているものの、ルートや行動の確認までは至っていないのがホンネなのかも。
「一応している」とお答えの方も多く、42.2%でした。
災害の不安を少しでも払拭し、本当に何かが起こったとき、迅速に動くためにはやはり「確認」が必要ではないでしょうか。
災害時の備えとして用意されているものは、
「懐中電灯・ローソク(62.8%)」
「水(45.9%)」
「携帯ラジオ(31.4%)」
「非常食(ミルク・離乳食)(30.4%)」
「オムツ・生理用品(29.5%)」
と、なりました。
災害に停電はつきもの。夜に灯りがなかったり、避難したりする際に真っ暗だと危なく、お子さまは恐いはず。
そのため、多くの方が「懐中電灯・ローソク」を用意されています。
続いては「水」。
災害時は水も出なくなったりすることが多く、飲み水の確保はなかなか困難になりますよね。
災害の状況などをいち早くキャッチするためには「ラジオ」も必要。
停電になったり、アンテナが壊れたりすれば、テレビは使用不可。乾電池などで動くラジオが頼りになります。
また、55192ママパパはお子さまのための備えも必要。
ミルクや離乳食を含む「非常食」、「オムツ・生理用品」を用意されている方も多くいらっしゃいました。
その他では下のようなものを備えていらっしゃるようです。
・キャンプ用のテントや道具
・ビニール袋、タオル、軍手、水を使わないシャンプー
・紙皿・紙コップ、水容器
・ビニール袋大、サランラップ(阪神大震災で活躍したといわれるグッズ)と
・チョコレート
・眼鏡(近眼なので、眼鏡がないと逃げられない。靴箱に入れています)
・座るシートや石鹸類
・水以外の麦茶やほうじ茶など
・抱っこ紐
・脱出用のロープ
・防寒シート
・防寒具・携帯トイレ
・断熱アルミシート、ポリタンクコンパクトタイプ
・通帳と印鑑とサランラップ
・電池
大きな地震が発生すると、「我が家は大丈夫かしら?」と思うもの。
55192ファミリーもお住まいの耐震性について、「わからないので調査したい」と思っていらっしゃる方が多く、38.8%でした。
賃貸住宅や築年数が経過した住宅は、耐震性が分からないことが多いのかもしれませんね。
「老朽化・不安を感じている」とお答えの方も27.7%いらっしゃいました。
一方で、ここ数年は建物の耐震性の訴求が一般的となり、購入や入居の目安となっています。
55192ファミリーも「耐震構造(補強済)なので安心」とお答えの方も33.5%と、多くいらっしゃいました。
アパートなので出口が限られてしまいます。もって逃げられるリュックサックは、玄関、寝ている部屋、車の中と3箇所に分けておいてあります。(どんち/群馬県高崎市) なかなか、完全に家具を止めつけたりはできないので、(賃貸なので)突っ張り式の耐震棒をセットしたり、寝る場所だけは安全を確保したりしています。水は、常にミネラルウォーターを使ったら買い足すようにして、最低6本×2リットル+数本あるようにしています。子供たちには、学校や公園、お友達のうちで地震にあった場合は大人の指示に従って、その場かその近くの安全な所で待っているように教えています。必ず、どんなことがあってもママかパパが迎えに行くから動かないように。と言い聞かせてあります。(じんちゃん/東京都国立市) 以前、台風で3時間近く停電したことがありました。そのときに、デンキが使えない不便さを痛感しました。幸い、昼間だったので、ただ、回復を待って何事もなかったですが、夜だと真っ暗で小さい子どももいるし、明かりだけは確保しないと思いました。(せいこママ/山口県下関市) テレビで、災害時に米やカップラーメン等は避難生活ではある程度確保出来るし、飽きがくるので、子供がいる家庭はちょっとしたお菓子類を常備しておいた方が良いと言っていました。それ以降は、日持ちする様なお菓子を常備しています。(熊次郎/静岡県静岡市) 家を建てたばかりですが、地震を考えて、高いところの収納や背の高い家具は、全くなくしました。強い揺れで高いところから物が落ちてくることがとても怖かったという経験をしたので。 あとは、もし家にいるときに地震がきたらとりあえず逃げ込む部屋(普通の部屋ですが)として、物をほとんどおかず、外にも出やすくしています。旦那が消防職員なので、もしも何か災害があったときに旦那は家にはいられないと思うので、子供のことは自分が守らないといけないと思い、いろいろ災害の知識は入れているつもりです。(ハル/福島県二本松市) 小学生くらいまではおんぶして避難すると両手が使えてよいと聞いたので、抱っこ紐を処分せずにとってあります。(しろにゃーにゃ/福岡県福津市) 地域の避難場所は確認し、主人が不在中の場合の落ち合う場所を決めています。(しんたんママ/熊本県宇城市) 被災した人の体験談では水がないのが一番困ったらしいので、お風呂の水は常に溜めています。(ぴぴ/大阪府大阪市) 毎年4月に全ての賞味期限をチェック。乾パンは固いので、今は缶の中にやわらかなパンが入っているのが売ってるのでそれを数個とレトルトのご飯類、水も5 年保証、カロリーメイトとかあります。子供もいるので着替えや一応オムツとかタオルは入ってます。我が家の全ての通帳と印鑑も外側のポケットに入れてます。いつでも出し入れできますしね。(NORIママ/東京都江戸川区) 災害時にアウトドアグッズが役に立ったとよく聞くので、いろいろな物を少しずつ買い揃えていつでも使えるようにしている。(ムーミン/香川県高松市) 災害のために備えておく物を入れておく袋の中身を月に一度は確認し、必要と思われるものを次々と補充していっています。(みよちゃん/兵庫県神戸市)
「防災対策してますか?」と題した今週のリサーチにもご投票いただき、誠にありがとうございます。
台風銀座、地震大国といわれる日本。だからこそ、防災対策は重要ですよね。
55192ファミリーも避難袋の用意、避難場所、ルートの確認、家具の固定とレイアウトの工夫など、準備されている方がたくさんいらっしゃいました。
とくにお子さまについては、安全をしっかり確保し、避難所などでも安心して過ごせるようにしてあげたいですよね。
一方でなかなか準備できていない…という方も。私も何も備えていなかったのですが、先日の地震を教訓に「最低限の物だけでも」と用意しました。
恐怖感が残っていたせいか、あっという間にできましたよ。起こってからでは遅い!
今回のフリーコメントなどを参照にぜひ対策をとってくださいね。
第327回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「“お昼寝”どうしてる?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
備えあれば憂いなし。子どもたちのために、家族のために防災対策…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: 不安に思っている「自然災害」は何ですか?(複数可)
Q2: 日頃、家族で避難所までのルートや、非常時の行動を確認していますか?
Q3-1: 災害に備えて、意識的に準備しているのは?(複数可)
Q3-2: その他の場合はどんなものですか?
Q4: お住まいの住居の耐震度は、どのように感じていますか?
Q5: 災害への我が家の備えや、子どものために工夫していることがあれば教えてください。
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