Weekly ゴーゴーリサーチ(第284回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
「名前」は、ママパパやお子さまを囲むすべての人の思いが詰まった最初で最高の贈り物。
生まれた瞬間から、ずっとおつきあいすることになりますが、呼び名・呼び方はお子さまの成長や環境に応じて変化してくるのではありませんか。
そこで、今回は「お子さまのことを何と呼んでいますか?」というテーマでリサーチを実施しました。
お友だちをはじめ、他のお子さまの名前は知っていても、お家での呼び方は知らないという方も多いはず。
結果にはそのファミリーならではの可愛く、愛情いっぱいの呼び名・呼び方が登場。
育児の参考になる意見も寄せられました。さっそくチェックしてくださいね。
今回、リサーチにご協力いただいたお子さまは、 年齢が
「6歳以上(23.7%)」
「2歳(17.1%)」
「3歳(14.1%)」
「5歳(13.8%)」
「4歳(13.2%)」
「1歳(11.8%)」
「0歳(6.3%)」
となりました。
性別は、
「女の子(52.3%)」
「男の子(47.7%)」
という割合に。
“きょうだい”は、
「いる(54.3%)」
「いない(45.7%)」
となりました。
ママパパのお家でのお子さまの呼び方は、
「名前(一部)+ちゃん、くん (67.2%)」
「名前の呼び捨て(65.9%)」
「名前の一部(りゅうたろう→りゅう、など) (25.1%)」
「名前(一部)+たん、ぴょん、ぽん、ちん (15.0%)」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん (11.1%)」
「名前の変形(みずき→みぃみぃ、など)(7.3%)」
という結果になりました。
55192ママパパはお子さまを、名前(一部)に“ちゃん、くん”を付けるスタンダードな呼び方、そのまま名前で呼ばれる方が多数。
また、 “たん、ぴょん”といった敬称を付けたり、名前を変形したりと、大切な名前を基本にしながら、ご家族ならではの呼び名?呼び方がある方もいらっしゃいました。
今回は上のお子さまを対象にご投票いただき、Q1-3.で「きょうだいがいる」とお答えの方が若干多かったことからすると、ママパパが「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶとお答えの方はやや少ない感じを受けませんか?
最近は、年の近いきょうだいの場合「お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから」ということを、あまり強調しないようにという育児書もあるようで、「お兄ちゃん?お姉ちゃん」という呼び方は減っているのかもしれませんね。
名前以外では次のような呼び方が挙げられていました。
●あんちゃん
●にいに
●ちいちい
●ちびっこ
●おりこうちゃ
●おてんばさん
●お嬢さん、お嬢ちゃん
●「姫様」とか「ギャン子さん(ギャングな子)」とか呼ぶことがあります
●ぼく
●王子とかプリンスとか
●キャサリン?キャッシー?キャッシちゃん?キャッポン
●コロモチ。お腹にいたころ呼んでいた名前です。
●現在の名前とはまったく関係のない名前です
ママパパをはじめ、身内との会話の中では、お子さまをどのように呼んでいらっしゃるのか伺ったところ、「名前の呼び捨て」とお答えの方がもっとも多く、79.8%いらっしゃいました。
ママパパ同士の会話では、「名前の呼び捨て」が一般的なのかもしれませんね。
「名前(一部)+ちゃん、くん」とお答えの方は42.2%でした。
おばあちゃん?おじいちゃんなど身内の方は、ちゃん、くんを付けられることが多いのでは?
Q2-1.の結果で多かった “たん、ぴょん”などを付けた呼び方、名前の変形で会話をされる方はやや少なめでした。
お子さまに呼びかける際、会話でお子さまを表す場合など、ケースによって使い分けられているのでしょうね。
名前以外の場合は次のような呼び方が挙げられていました。
●あの子
●子どもたち
●娘
●チビ
●ちびっこ
●若君・殿
●姫
お子さまは自分のことを何と呼んでいるのでしょう。
順番にご紹介すると、
「名前(40.4%)」
「わたし、ぼく、ぼくちゃん、オレ、うち、など(38.0%)」
「名前+ちゃん、くん、など(30.3%)」
「まだ話さない(18.5%)」
「あだ名(名前省略、名前変形、など)(11.1%)」
となりました。
お子さまが言葉を覚え始めると、「お名前はなんて言うの?」と、まず名前を教えられるのでは?
するとそれを覚えて、自分を名前で呼ぶようになるのかも。
また、“ちゃん、くん”を付けた呼び名は、3歳以下の小さなお子さまが多い傾向に。
成長するとお子さまも自分の名前の呼び捨てが増えてくるようです。
さらに、保育園や幼稚園、小学校に通うようになると、「わたし、ぼく、ぼくちゃん、オレ、うち、など」で呼ぶお子さまが増えてきます。
“わたし、ぼく”といった総称で自分を呼ぶことは、成長の証のひとつかもしれませんね。
ほめてあげるときはちゃん付けで、あとは大体呼び捨て。子供のことを誰かに話すときは必ず呼び捨て。(さくらんぼ/神奈川県川崎市)着替えや支度にもたもたしている時などに「もうすぐ4歳さ〜ん、頑張って〜」と言うとかなりテキパキになって面白いです。(はとぐみ/東京都練馬区)子供が自分のことを「ちゃん付け」しないように、普段から名前を呼び捨てで呼ぶようにしています。(天裕のママ/大阪府大阪市)優しく話しかけるときに「くん」をつける。最近は本人が親には呼び捨てにされるほうがしっくりくるらしいです。(ひらめ/大阪府堺市)下の子を世話してくれたりしてほめるときは「お姉ちゃんだね。」を強調。怒るときは「名前だけ」。 普段は「名前+ちゃん」で呼んでいる。(あまの/愛知県岡崎市)こちらが怒っているときは、呼び捨てやあなたというような呼び方をしそうになりますが、いつもと同じように呼ぶよう気をつけています。ただし、先生方と子どもの事を話す時は本人が側に居ても、もちろん呼び捨てです。(メルディ/栃木県宇都宮市)あまり気をつけてはないですが、最近下の子がお兄ちゃんを呼び捨てで呼ぶので、下の子がいるときは、呼び捨ては止めようかなって思っています。お兄ちゃんは気にしてないみたいですが。(せいこママ/山口県下関市)普段はちゃん付けで名前を呼んでいます。姉ですが、個人を尊重したいので下のこと同じように名前で呼びます。注意する時は名前の呼び捨てになります。(ありはる/愛知県岡崎市)下の子と遊んでいる時は「ねえね」となるべくやさしい声で呼んであげます。自分のことを「○○ちゃんはね」、と言っていたのでが「わたしね」と変わったときはドキッとしました。成長ぶりを感じました。(もえ/東京都福生市)1歳の妹にお姉ちゃんのことを話すときは、「ねえね」と呼んでいます。本人も、妹と話をしているときは自分のことを「ねえね」といっています。(ゆいたんまん/埼玉県狭山市)保育園では「おれ」、私がその言い方を嫌がるので家では「ぼく」、甘えるときは「○○ちゃん」???。見事です。(ぷるぷる/愛知県春日井市)
第284回のリサーチにもたくさんのご協力をいただき、ありがとうございます。
今回の「呼び名・呼び方」のリサーチを通じて、55192ママパパがお子さまの“名前”をとても大切にしていると思いました。
例えば、きょうだいがいてもお子さま自身には「お兄ちゃん、お姉ちゃん」ではなく、名前で呼ばれている方が多数。
下のお子さまがいるとき、自覚を持って欲しいときなど、上手く使い分けられているようです。
また、対外的にも「娘・息子」「ウチの子」などではなく、「名前」を使われる方が多くいらっしゃいました。
ママパパがお互いの家を初めて訪れたとき、「家ではこんなふうに呼ばれているのか」と何となくほほえましく感じませんでしたか?
名前、そして呼び名・呼び方には親の愛情、子どもの成長、家族の絆など、いろいろなものがいっぱい詰まっているはず。
さあ、今日もお子さまをやさしく呼んであげましょう。
第285回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「お子さまはお風呂好き?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
お子さまのかわいい笑顔、とびきりの返事が見たい・聞きたいから、また名前を呼んでしまう…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1-1: お子さまの年齢は?(“きょうだい”がいる場合は上の子)
Q1-2: お子さまの性別は?
Q1-3: “きょうだい”はいますか?
Q2-1: ママ・パパは家の中でお子さまのことを何と呼んでいますか?(複数可)
Q2-2: 名前以外の場合は何と呼んでいますか?
Q3-1: ママとパパ、身内での会話では、お子さまのことを何と呼んでいますか?(複数可)
Q3-2: 名前以外の場合は、何と呼んでいますか?
Q4: お子さまは自分のことを何と呼んでいますか?(複数可)
Q5: 子どもの呼び名を、シーンごとに、どんな風に使いわけていますか?
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