Weekly ゴーゴーリサーチ(第236回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
お子さまが成長してくると、いろいろなことを学んで欲しい、身につけて欲しいもの。
習い事に通ったり、家庭教材を利用したり、あれこれ選択肢はあると思います。
そこで、今回はお子さまの家庭教材についてリサーチ。
家庭教材のメリットやママパパの意識、お子さまの様子など、幅広くお伺いしました。
お子さまの家庭教材について、
「使っていない」とお答えの方が約44.9%で、もっとも多くなりました。
続いて、
「使っている」とお答えの方が約40.3%、
「使っていたがやめた」とお答えの方が約14.8%となりました。
家庭教材を使っている、また使っていた経験があるご家庭は、お子さまが何歳から始められたのでしょう。
順番に発表すると、
「1歳(約38.6%)」
「0歳(約24.3%)」
「2歳(約15.0%)」
「3歳(約10.0%)」
という結果になりました。
0歳、1歳と、かなり早い段階からスタートされる方が多いよう。
お子さまが興味を示すものを把握したり、オモチャ代わりに与えたりというケースもあるかもしれませんね。
使っている(使っていた)教材をお伺いしたところ「こどもちゃれんじ」とお答えの方が最も多くいらっしゃいました。
多かったご意見をいくつかピックアップいたします。
ベネッセ「こどもちゃれんじ」(しまじろうの教材)
ワールドファミリー(ディズニー英語システム)
ベイビーアインシュタイン
公文式
家庭保育園
学研「はなまるきっず」「頭脳開発シリーズ」
ポピー
ママパパは家庭教材にどんなことを期待されているのか、お聞きしたところ、もっとも多くのチェックが入ったのが「生活習慣のしつけ」で、約75.2%でした。
トイレトレーニングや歯みがき、食事マナーなど、生活習慣では覚えることがいっぱい。
家庭教材を使って楽しく、スムーズにマスターできれば、ママパパも大助かりですよね。
続いて多かったのが「知育全般」で、約65.5%のチェックが入りました。
知育への期待度の高さは、保育園や幼稚園、小学校に入園・入学した時はもちろん、将来にもプラスになれば…という親心がとくに表れているのでは?
また、お子さまの精神面を育むことを求められる方も多いよう。
「感性や情緒面」にチェックをされた方が約57.9%、
「集中力」にチェックをされた方が約34.5%いらっしゃいました。
具体的な目的を持って家庭教材をお使いの方もいらっしゃるようで、
「文字や数の理解」にチェックされた方が約48.3%、
「英語などの語学力」にチェックをされた方が約31.7%となりました。
さて、家庭教材を使っていない、使っていたがやめたとお答えの方の理由は何だったのか、順番に発表すると、
「特に必要性を感じない(約49.0%)」
「まだ早すぎる(約24.2%)」
「お金がもったいない(約21.0%)」
「子どもが興味を持たない(約15.3%)」
となりました。
もっとも多かったのが、使う必要を感じていらっしゃらないママパパ。
年齢のこと、経済的なことを理由に挙げられる方もいらっしゃいました。
また、ママパパとしては家庭教材を使う以上、お子さまのプラスになってほしいですよね。成果や効果が見えなかったり、お子さまが関心を示してくれなかったりすると、「使っていても仕方ないのでは?」と感じ、やめた方もいらっしゃるかもしれませんね。
家庭教材と並んで、お子さまの学びの手段、方法を代表する習い事。家庭教材を使うか、習い事に通うか、悩んでしまいますよね。
そこで、家庭教材のメリット、デメリットを伺いました。
●家庭教材のいいところ
好きな時間にいつでもできる。
送迎の手間がない。
繰り返し利用できる。
二人目にも使える。
価格が安価 教材が豊富。
お勉強のためというよりは、親子の遊びの一部。教材があることによって、親子で向き合って楽しめる。
子どもの理解度を見ながら、その子ども自身の習熟度・発達度にあわせて、進めることができる。
家庭学習が当たり前のようになる。
指導者との相性を考えなくても良い。
●家庭教材では得られないこと
お友達などの他の人との交流。
きちんと計画を立てないとやらない日が続いたりして、身に付かない。
家庭内だとどうしても甘えがでてしまう。
親は教育のプロではないので教材を100%活用できるか不安。
よそのお子さんの成長具合がわからないので少し不安。
協調性や競争心はほかの子と一緒に学ばないと得られないのではないかと思います。
キャラクターを使うことによって、親近感が沸き、いろいろなことに興味を示したり、同じことができる(できた)という達成感が得られている気がする。(ぽち/埼玉県北本市)私自身どの段階でどういうことを身につけたらよいか(学習、しつけ等)わからなかったので教材を参考にすすめることができました。また遊び感覚で覚えることも出来るからプラスになっていると思います。(Qちゃん/東京都墨田区)本を読むことが大好きなので、同じ年頃の子どもたちより語彙が豊富です。教材の絵本も繰り返し読んでいるからだと思います。(まろん/愛知県豊橋市)遊びの延長で始められるので、スンナリと憶えてるところが良かったと思います。(滉ちゃんママ/栃木県宇都宮市)ビデオを流し、見せるものでしたが、集中力、空間認知力などが際立ってきたように思えます。2歳前で60ピースのパズルを1人でこなしてました。(なおねず/神奈川県茅ヶ崎市)子どもの興味関心が広がった。トイレトレーニングには役立ったと思う。家事の時間が取れた。(KAY/東京都文京区)
生活習慣や知識を身につけたり、興味・可能性を広げたりするのはママパパの役割。
その上でお子さまが成長し、未来に羽ばたいてくれることがママパパの願いですよね。
家庭教材はそんなママパパをお手伝いしてくれるもののひとつではないでしょうか。
家庭教材に対する考え方や使う目的、実際の効果などについては、いろいろな声がありましたが、すべてに55192ママパパのお子さまへの深い愛情や大きな期待がいっぱいにあふれていました。
今回もたくさんのみなさまにご協力いただき、ありがとうございました。
第237回目のゴーゴーリサーチNOWの投票テーマは「メールマガジン読んでますか?」です。今週もぜひ、ご投票ください。
昨日できなかったことが、もうできるようになっている! ぐんぐん進歩する我が子に感動!…ゴーゴー育児!(byミキハウス子育て総研)
Q1: お子さまは家庭教材を使っていますか?
Q2-1: 「使っている」「使っていたがやめた」という方にお伺いします。お子さまがいくつの時に始めましたか?
Q2-2: どんな教材を使っていますか(いましたか)?
Q2-3: 家庭教材に期待している(いた)ことは何ですか?(複数可)
Q3: 「使っていない」「使っていたがやめた」という方にお伺いします。その理由は何ですか?(複数可)
Q4-1: 習い事に比べて、家庭教材のメリットはどんなことだと思いますか?
Q4-2: 逆に、習い事に比べて、家庭教材では得られないと思うことは何ですか?
Q5: 家庭教材を使って良かったこと、身についたと思うことは何ですか?また、家庭教材を使っていない方は、家庭での学習やしつけで、なにか実践している(いた)ことがあれば教えてください。
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう